南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2007/05/16

第354号

======================================================<2007/5/16発信> 
             JLAメールマガジン  第354号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2007 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○2007年度公立図書館関係の予算
 政府の公立図書館の確定予算の内容は次のとおり。
 社会教育活性化21世紀プラン、学校図書館資源共有ネットワーク推進事業、
 全国子ども読書活動推進キャンペーンは、いずれも昨年度で打ち切られ、新
 規に「読む・調べる」習慣の確立に向けた実践研究事業、子ども読書応援プ
 ロジェクトが措置された。以下の事業の総額は792,675千円で、昨年度より
 7000万円増額となっている。
 1 情報拠点化の推進(地域の図書館サービス充実支援事業)
 公立図書館の在り方に関する調査研究及び検討を行うとともに、図書館の課
 題解決支援機能や各種団体・機関との連携・協力、市町村合併等を踏まえた
 全域サービス、危機管理等の充実を図るため、実践的な調査研究を行う。
 25,830千円(前年度32,071千円)
 2 司書等の資質の向上(図書館司書等専門研修)
 図書館職員に求められる専門的な知識・技術の一層の向上を図るための体系
 的・計画的な研修を実施する。(図書館司書専門研修、新任図書館長研修、
 図書館地区別研修) 14,539千円(14,671千円)
 3 子どもの読書活動の推進
 ・学校図書館支援センター推進事業 394,918千円(197,152千円)
 ・「読む・調べる」習慣の確立に向けた実践研究事業(新規)
 児童生徒の「読む・調べる」習慣の確立に向けて、国内外の先進事例につい
 て国レベルの調査研究を行うとともに、その調査研究と連携しつつ、学校を
 中心として街全体で取り組む地域レベルの実践的なモデル事業を実施する。 
 198,297千円
 ・子ども読書応援プロジェクト(新規)
 国民の間に広く子どもの読書活動について関心と理解を深めるため、従来の
 キャンペーン事業を見直し、多様な地域活動と連携した「子ども読書応援団」
 の派遣を全国展開するとともに、読書活動への理解と関心を深める取組の調
 査研究等を実施する。 151,675千円
 ・生きる力をはぐくむ読書活動推進事業 7,416千円(20,826千円)

○政府広報テレビで学校図書館に関する番組が相次いで放送される
 内閣府大臣官房政府広報室が提供している政府公報テレビ番組で、今月に入
 り学校図書館に関する話題が相次いで放送された。
 5月5日他には、東京メトロポリタンテレビ他で放送されている「ジャスト・
 ジャパン」において「いま学校図書館が熱い!」と題した番組が放送された。
 番組では、文部科学省が策定した「学校図書館図書整備5か年計画」の概要と
 第33回学校図書館賞大賞を受賞した山形県鶴岡市立朝暘第一小学校図書館の
 活動が紹介され、(社)全国学校図書館協議会理事長の笠木幸彦氏が学校図書
 館に期待される役割を解説した。
 5月10日には、日経CNBCテレビ(CS放送)で放送されている「ドゥ!ジャパン」
 において「どう変わる!学校図書館~新たな学校図書館5か年計画~」と題し
 た番組が放送された。番組では、計画の紹介と千葉県君津市立南子安小学校
 での読書活動と司書教諭の活躍の様子が放送され、司会者と文部科学省初等
 中等教育局児童生徒課長木岡保雅氏、エッセイスト浜尾朱美氏による学校図
 書館をめぐる鼎談が行われた。
 これらの番組は、以下のサイトから動画配信により見ることができる。
 ジャスト・ジャパン
 http://www.gov-online.go.jp/publicity/tv/just/index.html
 ドゥ!ジャパン
 http://www.gov-online.go.jp/publicity/tv/dojpn/index.html
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○〔能登半島地震〕被災の図書館再開 3万5000冊散乱 不休で整理 輪島で
 10日ぶり(産経4/5)

○子どもが集う学校図書館に 豊田市教委が司書派遣へ(中日<西三河>4/8)

○〔中京だより〕公立図書館魅力アップ オンライン検索や館内「託児所」充
 実(信濃毎日4/10)

○録画番組を図書館に 宮古島市 放送大と覚書締結(沖縄タイムス4/10)

○本と思い出ありがとう 兵庫県・太子町立図書館長 小寺啓章さん定年退職
 「1人を見て、その1人を大事に」 全国からも注目(朝日<大阪>4/11)

○人や街結ぶ機能充実 若者、起業の支援も 静岡市立御幸町図書館[開館ま
 での過程と実践をまとめた「図書館はまちのまん中」](静岡4/12夕)

○出水市がコース拡大 移動図書館車 旧2町を巡回(南日本4/24)

○図書室焼け1万1000冊失う 足立区・中島根小 改修、寄贈本整理急ピッチ 
 名前通じ縁芽生えれば…(山陰中央新報4/29)

○小学校図書館 蔵書目標 達成4割 文科省調査 自治体の財政難響く
 (日経5/5)

○〔意義あり 匿名社会 -現場は訴える〕 図書撤去・黒塗り、寄贈も拒否
 [山家篤夫さん](読売5/5)

○区立図書館個性で勝負 神保町と連携 コンシェルジュ IT対応席 区民以
 外の利用増狙う(朝日〈東京〉5/6)
 
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◆集会等のお知らせ
○NPO法人日本農学図書館協議会第3回事例発表会
 主催:NPO法人日本農学図書館協議会
 日時:2007年5月19日(土)13:30-16:10
 会場:東京農業大学図書館視聴覚ホール
 詳細HP:http://jaald.ac.affrc.go.jp/jirei003.files/slide0001.htm
 問合先:日本農学図書館協議会事務局(E-mail:jaald★nifty.com)

○「NPO共同保存図書館・多摩」設立一周年企画「広げよう!共同保存図書館」
 日時:2007年5月27日(日)13:00-16:30
 会場:あくろすホール
 参加費:500円
 内容:東京都市町村立図書館長協議会の動き,パネルディスカッション「広げ
  よう!共同保存図書館」パネリスト・扇谷勉氏(NHK解説委員),千代正明氏
 (日本図書館協会理事),清田義昭氏(NPO共同保存図書館・多摩理事)
 問合先:NPO共同保存図書館・多摩(E-mail:depo_tama★yahoo.co.jp)

○図書館ワークショップ in 久留米市
 主催:図書館ワークショップin久留米市('07春)実行委員会
 日時:2007年5月28日(月)13:15-17:00
 会場:えーるピア久留米
 参加料:300円(配布資料代)
 内容:(構成)分科会,全体会(進め方)1人が1日に2プログラムを選択できる。
  講師からの話題を基にして進行係(ファシリテーター)を中心に意見交換する。
 申込方法:5月21日(月)までにFAX,E-mailで申込
 申込先:久留米市立中央図書館・下川(FAX.0942-38-7183 hiko2★ktarn.or.jp)

○公共図書館員のための法情報検索入門セミナー
 主催:日本図書館協会、レクシスネクシス・ジャパン
 日時:6月1日(金) 午前の部9:30~12:00 午後の部13:30~16:00 
  (午前の部と午後の部は同一のプログラム)
 会場:T's Business Tower JR渋谷駅より徒歩5分(http://www.tsrental.jp/)
 対象:公共図書館職員 参加費用:無料 
 定員:午前・午後の部ともに各18名(計36名)
 申込期限:5月22日 ※ただし、定員に達し次第締切
 詳細:http://www.jla.or.jp/archives/20070601.pdf
 申込方法:氏名・所属・連絡先(住所・Tel・Fax・メールアドレス)を明記の上、
  レクシスネクシス・ジャパン 佐々木まで  bou.sasaki★lexisnexis.com 
 
○連続セミナー「知の変容と大学図書館」第1回(全5回)
 主催:大学図書館問題研究会京都支部
 日時:2007年6月3日(日)13:30-16:30
 会場:キャンパスプラザ京都 第3会議室
 テーマ:「大学の変貌」 講師:竹内洋氏(関西大学)
 参加費:大図研会員800円/非会員1000円
 詳細HP:http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20070603.htm
 問合先:大学図書館問題研究会京都支部支部委員会(dtkk★rg7.so-net.ne.jp)

○2007年度実践女子大学図書館学課程特別講演会
 「障害者サービスの最新動向:DAISYを中心に(仮題)」
 日時:2007年6月4日(月)13:00-14:30
 会場:実践女子大学I館3階I131教室
 講師:河村宏氏(前国立身体障害者リハビリテーションセンター)
 対象:学生,図書館員,子ども文庫・読書団体関係者,一般市民
 参加費:無料 定員:80名 申込締切:6/1 17:00まで
 申込方法:氏名,所属,連絡先を明記して下記宛に申込
 申込先:実践女子大学図書館学課程研究室・小林卓(kobayashi-taku@jissen.ac.jp
 ★を半角英数字にして送信 TEL.042-585-8924/TEL&FAX.042-585-8928(栗原))

○東京大学図書館情報学研究室 オープンラボ2007
 日時:2006年6月8日(金)15:00-18:00/9日(土)13:00-16:00
 会場:東京大学本郷キャンパス教育学部1階
 内容:大学院生による展示。研究室紹介(根本彰,影浦峡),研究室関係者に
  よる座談会(海野敏,中村百合子,松田ユリ子,三浦太郎)など
 入退場自由,参加費無料,事前申込不要
 詳細HP:http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~openlabo2007

○図書館問題研究会第54回全国大会
 期日:2007年7月8日(日)13:00~10日(火)12:30
 会場:ホテルアウィーナ大阪
 参加費:会員4000円/非会員5000円/会員外の非正規職員2000円
 内容:(8日)全体会,シンポジウム,懇親会(9日)分科会,テーマ別交流会
 (10日)全体会 申込締切:2007年6月15日(金)
 詳細HP:http://www.jca.apc.org/tomonken/taikai2007.html
 問合先:脇谷邦子(TEL&FAX.072-250-0933)
 
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◆求人情報
○三重大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2007年5月21日(月)必着

○(財)日本エネルギー経済研究所 長期アルバイト職員:1名
 応募締切:2007年5月25日(金)必着

○昭和大学図書館 パートタイム司書:1名
 応募締切:2007年6月1日(金)

○茅ヶ崎徳洲会総合病院図書室 非常勤職員:1名
 応募締切:2007年6月1日(金)

○NTT武蔵野研究開発センタ図書館 長期契約社員:1名
 応募締切:2007年6月1日(金)必着

○東京大学情報基盤センター図書館電子化部門 非常勤職員:1名
 応募締切:2007年7月31日(火)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
   
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』5月号のお届けについて
 ゴールデンウィークの関係で、通常よりお届けが遅くなっています。今週末
 頃にはお届けできる予定ですので、いましばらくお待ち願います。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○音訳資料作成の一括許諾システムの第33回名簿について
 今回より配信方法を変更いたしました。5月14日に許諾著作者名簿(2786件)
 について電子メール等でご連絡しました。下記ホームページからダウンロード
 して使用ください。
 http://www.jla.or.jp/onyaku/index.html
 (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)
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