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日本図書館協会の見解・意見・ご要望
2007/06/06
第357号
======================================================<2007/6/6発信> JLAメールマガジン 第357号 ===================================================================== 編集発行:社団法人 日本図書館協会 Copyright,2007 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼ ■図書館界ニュース ■新聞記事より ■集会等のお知らせ ■求人情報 ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○全国知事会が再度会費の減額要請 全国知事会は5月23日付けで日本図書館協会に「法令外分担金について(照会)」 を送付してきた。協会会費の縮減を再度求めるものである。 昨年12月27日「分担金の拠出に係る取り扱いについて」の文書が送られ、平 成19年度の都道府県立図書館の会費(分担金)の縮減が求められた。「都道 府県における厳しい財政状況の下、行財政改革の一環として」検討をすすめ 決定したものとされた。 協会は1月に「応じかねる」と答え、その理由、および協会が都道府県立図 書館および各県内図書館振興の支援策を具体的に伝えたところである。 このたびの文書では、この「要請は全国知事会議で協議のうえ、決定したも のであることに鑑み、再度のお願い」と述べ、具体的な要請内容は「平成19 年度の分担金を縮減されるよう要請します。なお、縮減率は10%を目途とし、 具体的な縮減率は貴団体のご判断といたします」とある。 5月末に行った評議員会、総会では会費収入との関連で議論があり、そのなか では縮減を肯定する意見はなかった。協会としては、再度回答文をまとめる とともに、直接知事会に説明する機会を設けるよう求めている。 <お知らせ> ○長尾国立国会図書館長(前会長)を囲む、お祝いとお礼の集い 4月に国立国会図書館長に就かれた長尾真先生の館長就任をお祝いし、併せ て日本図書館協会会長としてのこれまでのご尽力に感謝の意を表するつどい を行います。 長尾先生は電子図書館に関する草分け的な役割を果たされ、京都大学附属図 書館長に就かれた際には同館が所蔵する資料やコンテンツを広く社会に提供 する事業を実施されました。国立国会図書館にとっては初めての図書館経験 者を館長として迎えたことになります。 2000年5月以降日本図書館協会会長に推戴し、6年余にわたってご尽力いただ きました。また京都大学附属図書館長の際には施設会員代表評議員にも就い ていただいたこともあります。 このつどいは長尾会長在任中の協会理事長、事務局長経験者が個人として連 名で呼びかけております。参加ご希望の方は、6月20日までに日本図書館協会 事務局の松岡、常世田にご連絡ください。 日時 7月4日(水) 午後6時30分~8時30分 会場 大手町サンケイプラザ 会費 1万円 ○国立国会図書館『NDL書誌情報ニュースレター』を創刊 国立国会図書館は、これまで書誌情報に関する広報誌として紙媒体で刊行し てきた『全国書誌通信』を127号(2007年5月刊行)で終刊し、新たに電子ニュ ースレターとして、『NDL書誌情報ニュースレター』を創刊すると発表し た。5月31日にウェブサイトに掲載された創刊準備号には、『雑誌記事索引 科学技術編』の遡及入力と『日本全国書誌』冊子体の終刊に関する記事など が掲載されている。 国立国会図書館:『NDL書誌情報ニュースレター』創刊準備号 http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/index.html ○国立情報学研究所 次世代学術情報ネットワーク「SINET3」運用開始 国立情報学研究所は、次世代学術情報ネットワーク「SINET3(サイネット・ スリー)」の本格運用を、6月1日から開始したと発表した。 発表によると「SINET3」は、大学等と連携して構築を進めている最先端学術 情報基盤(CSI)の中核を担うネットワークとして、光IPハイブリッド技術と 最大40ギガビット/秒の基幹回線を採用し世界初の先進機能を実用化したも ので、従来は実現できなかったネットワーク機能を新たに提供することによ り、先端研究分野の多様なニーズや情報流通環境の変化への柔軟的対応が可 能な、機能性と経済性を両立させた世界に例を見ない革新的なネットワーク とされる。 国立情報学研究所:次世代超高速ネットワークの本格運用開始プレスリリース http://www.nii.ac.jp/news_jp/2007/06/csisinet3_1.shtml --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○研究成果をネットで発信 三重大学 「学術機関リポジトリ」運用 県内大 学で初構築 教育ツールに活用へ(中部経済4/6) ○図書館で本探し キーワード検索 リッテルがシステム(日経4/18) ○昨年度の札幌市内 図書貸し出し大幅増 前年度比158万冊増 破損は後絶 たず(北海道4/24) ○本の楽しさ教えたい 子ども読書推進計画 10市町村が策定 06年度[青森] 県内 (東奥日報4/24) ○[兵庫]県立図書館2001年以降貸し出し 60歳以上利用4年で7割増 退職後 の男性が居場所求める?(神戸4/24) ○待望の「図書館」誕生 [秋田市]河辺地区 児童書主体に1万冊 (秋田魁新報4/26) ○こども読書週間 本と親しむ工夫多彩 鹿[児島]県内 興味薄い学年、図書 室隣に 絵本の読み聞かせも活発(南日本5/8) ○スタンプカード 図書館が発行 みどり[市]・笠懸(上毛5/9) ○後は“センセイ”のやる気次第 [大阪]府議会図書室リニューアル パソコ ンブースも備え 議員の利用06年度はわずか3%(毎日<大阪>5/10) ○ユニーク地域貢献 佐々を中心にスーパー3店「フルノストアー」 集めた レシート額面→図書カードを小学校へ 買い物客の協力も上々(長崎5/10) ○医療、住宅、仕事…身近な悩み 解決“手助け”図書館が好評 [福井]県内 関連本まとめ探しやすく(福井5/11) ○05年度市町村図書館 資料購入費1割減 4年連続、厳しい財政事情反映 正規職員2割 体制整備急務に [山梨県](山梨日日5/13) ○郷土勉強、10号目に 冊子 「ふるさと米子 探検隊」 今後も刊行継続 市立図書館(日本海5/14) ○[山梨]県立図書館整備 検討委が発足 「白紙からの議論」着手 場所、機 能運営方法 年内に報告書(山梨日日5/16) ○郷土誌掲載記事データベース化 [新潟]県立図書館が公開(新潟日報5/16) ○一関市立花泉図書館 入館者は減ったが… 本貸し出し増加 昨年度 (岩手日日5/17) ○図書館もっと便利になりますよ 新潟市 月曜一斉休館解消へ 10月オープ ン「中央」は月2回 貸出期間と冊数は統一(新潟日報5/17) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○図書館問題研究会東京支部学習会「市場化テストと図書館」 日時:2007年6月13日(水)18:30-20:30 会場:調布市文化会館たづくり1002学習室 内容:「市場化テストとは何か,図書館にどう影響するか」伊藤久雄氏 ((社)東京自治研究センター事務局長) 定員:先着50名 問合先:図書館問題研究会東京支部・小池(TEL.03-3222-5030 E-mail:nbhkkkcolor★yahoo.co.jp) ○私立大学図書館協会東地区部会研究部逐次刊行物研究分科会 2007年度第3回(6月)月例会(講演会) 日時:2007年6月20日(水)14:00- 会場:文教大学旗の台校舎第4会議室 内容:「学術情報基盤整備の現状と課題-電子ジャーナル,データベース導入 にかかる公私立大学図書館コンソーシアム(PULC)の形成とその展開」 中元誠氏(早稲田大学図書館事務副部長兼総務課長) 問合先:小室啓子(文教大学湘南図書館 TEL.0467-53-2111(514) FAX.0467-54-3719 E-mail:k566★lib.bunkyo.ac.jp) ○第12回東京の図書館をもっとよくする会総会 日時:2007年7月1日(日)13:30-17:00 会場:日本図書館協会2階研修室 参加費:500円(資料代含) 内容:情勢報告,特別報告「全国の図書館運動のめざすもの」阿曾千代子氏 (図書館友の会全国連絡会・事務局長)ほか 詳細HP:http://motto-library.cocolog-nifty.com/main/2007/06/1_5cef.html 問合先:佐々木(TEL.03-3975-0303)池沢(TEL.042-765-3382) ○図書館広報実践講座 主催:私立大学図書館協会東地区部会研究部企画広報研究分科会 日時・会場・テーマ: (パート1)2007年7月10日(火)10:00-17:00/国立情報学研究所20階実習室/ パスファインダーをつくる! (パート2)2007年8月28日(火)9:45-17:00/国立情報学研究所12階会議室/ 大学図書館員のための元気になる広報セミナー 対象・募集人員:大学図書館員(パート1)30名(パート2)40名 受講料:無料 但し私立大学図書館協会東地区部会加盟館以外は2000円 (パート2)内容:「ヒトを惹きつける図書館の広報戦略」茂出木理子氏(お茶の 水女子大学附属図書館)「アクセス数UPのホームページコンテンツ&デザイン」 倉部史記氏(早稲田塾)「行列のできる講座・セミナーのつくり方」牟田静香氏 (NPO法人男女共同参画おおた) 詳細HP:http://www.jaspul.org/e-kenkyu/kikaku/ ○連続セミナー「知の変容と大学図書館」第2回(全5回) 主催:大学図書館問題研究会京都支部 日時:2007年7月15日(日)13:30-16:30 会場:キャンパスプラザ京都 第1会議室 テーマ:「Web2.0時代の大学図書館」 講師:北克一氏(大阪市立大学) 参加費:大図研会員800円/非会員1000円 詳細HP:http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20070715.htm 問合先:大学図書館問題研究会京都支部支部委員会(dtkk★rg7.so-net.ne.jp) *連続セミナー詳細HP:http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20070601.htm ○平成19年度著作権セミナー (http://www.bunka.go.jp/chosakuken/seminar/19_chosaku_seminar.html) 開催県・期日・会場・問合先: 青森県/2007年7月30日(月)/青森県男女共同参画センター「アピオあおもり」 青森県環境生活部県民生活文化課文化・ユニバーサルデザイングループ (TEL.017-734-9207 FAX.017-734-8046) 山梨県/2007年8月29日(水)/山梨県総合教育センター 山梨県立博物館(TEL.055-261-2631 FAX.055-261-2632) 岐阜県/2007年8月24日(金)/岐阜県庁大会議室 岐阜県教育委員会社会教育文化課(TEL.058-272-1111内3577 FAX.058-273-8713) 鳥取県/2007年7月31日(火)/米子コンベンションセンター 鳥取県教育委員会事務局文化課(TEL.0857-26-7760,7524 FAX.0857-26-8128) 広島県/2007年9月上旬(予定)/広島県情報プラザ多目的ホール第1研修室 広島県立図書館事業課(TEL.082-241-4995 FAX.082-241-9799) 山口県/2007年10月31日(水)/山口県健康づくりセンター(山口県総合保険会館) 山口県環境生活部文化振興課文化環境班(TEL.083-933-2627 FAX.083-933-4829) 愛媛県/2008年2月29日(金)/愛媛大学 愛媛県教育委員会事務局文化スポーツ部文化振興課 (TEL.089-912-2973 FAX.089-945-2850) --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○(財)かながわ国際交流財団あーすぷらざライブラリー 非常勤職員 応募締切:2007年6月14日(木)17:00必着 ○平成19年度東近江市職員採用試験 図書館司書:若干名 受付期間:2007年6月1日(金)~6月15日(金)郵送は13日(水)消印有効 http://www.city.higashiomi.shiga.jp/ ○名古屋大学附属図書館 パートタイム勤務職員:1名 応募締切:2007年6月15日(金)必着 ○日本建築学会・図書館 臨時職員(パートタイマー):1名 応募締切:2007年6月20日(水) ○東村山市職員採用試験 図書館司書有資格者採用予定:1名 受付期間:2007年6月15日(金)~7月5日(木) http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/job.htm http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○音訳資料作成の一括許諾システムの第34回名簿について 6月5日に許諾著作者名簿(2824件)について電子メール等でご連絡しました。 下記ホームページからダウンロードして使用ください。 http://www.jla.or.jp/onyaku/index.html (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp) =========================================================no.357 END= ■登録アドレスの変更・解除はメールでこちらまで。 mailmaga★jla.or.jp