令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2007/08/22

第367号

======================================================<2007/8/22発信> 
             JLAメールマガジン  第367号
=====================================================================
   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2007 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
=====================================================================
▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
---------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○1図書館当たりの可住地面積は約70平方キロメートル
 日本図書館協会事務局は市区町村立図書館1館当たりの可住地面積について、
 このほど調べた。合併によりそれぞれの市町村の行政圏域が拡大し、図書館
 のサービス圏域も広がっており、住民の生活圏域に図書館がある、という状
 況が困難になっている。その実状をデータにより確認しようとするものであ
 る。
 その結果、2006年10月現在の1図書館当たりの平均は66.6平方キロメートル
 で、2年前の2004年現在の平均42.03平方キロメートルの1.5倍以上となって
 いることが分かった。最も狭いのは東京都文京区で1.03平方キロメートル、
 最も広いのが北海道別海町の714.7平方キロメートル。
 未だ3割近い図書館未設置市町村があり、その解消は依然として重要な政策
 課題であるが、それとともに各市区町村に複数の図書館を設置することも重
 要である。しかし2館以上の図書館を設置している市区町村は445で、図書館
 設置市区町村の30%である。2004年当時複数館設置の市区町村は264、16%
 程度であったことからすれば進展していると言えるが、主要には合併による
 ものであり、市町村の行政圏域の拡大により、図書館を利用できない住民の
 解消につながっていない。
 日本図書館協会は、文字・活字文化振興法を実効あるものとするための政策
 提言のなかで「生活圏域に図書館を、中学校区に1図書館を」を提起してい
 る。1中学校当たりの可住地面積の全国平均は11.1平方キロメートルである
 が、これを達成している市区町村は222で、図書館設置市区町村の13.5%に
 過ぎない。
 なお可住地面積とは、原野、河川、湖沼など人が住めない地域を除いた面積
 で、日本の国土37万平方キロメートルのうちの約3分の1、12万平方キロメー
 トルである。

○今年の日本図書館協会建築賞決定
 第23回日本図書館協会建築賞に函館市中央図書館(北海道)が選ばれた。
 今回は、公共図書館5館(市区立4館、県立1館)、大学図書館1館、その他館
 種1館、計7館の応募があった。
 講評、選考経緯など詳細は『図書館雑誌』8月号をご覧ください。

○2007年度の都道府県立、政令指定都市の資料費
 「速報 都道府県立図書館と政令指定都市の図書館の2007年度資料費予算額」
 (2007.8.21現在)は下記URLに掲載しています。
 http://www.jla.or.jp/statistics/siryohi2007.html

---------------------------------------------------------------------
◆新聞記事より(地域版含む)
○飯塚市議会 図書館の指定管理者制度、十分論議を 市会委、議案を継続審
 査に(毎日<福岡>7/6)

○鯨の資料室開設へ 下関市立大 生態、産業、反対運動など収集
 (西日本7/10夕)

○昨年度の恵庭、学校図書貸出数 小学校は6割増 図書充実、司書配置が奏
 功(北海道<札幌近郊>7/11)

○[釧路]市立図書館に指定管理者制 来年度から 方針を労組に提案(北海道
 <釧路・根室>7/12)

○「耳から聞く図書館」が創立35周年 週刊誌や月刊誌も吹き込み テープ作
 成 1450タイトルに 利用者「聞きやすく好みも考慮」(毎日<横浜>7/15)

○夏休みの岡山県内図書館 子ども向け企画多彩に 映画上映、科学・工作教
 室など 本通し夢や驚き発見を(山陽7/15)

○出版社22社からのエールで寄贈本コーナー新設 道立図書館、市町村支援事
 業で夕張へ 道立図書館との連携で設置、出版社22社の善意で寄贈本コーナ
 ー 夕張市内7小学校を巡回、市民の協力で支援活動も充実(北海道7/16)

○〔拝見IT活用法〕戸田市立図書館 ICタグ使い書籍管理 貸し出し待ちの行
 列一掃(日経流通7/16)

○前橋市教委 富士見村民に21日から 図書貸し出し再開(上毛7/18)

○豊橋市 9月に基本構想着手 PFI導入の南地域図書館(日刊建設工業7/18)

○借りている本 カードに表示 須坂図書館で導入(信濃毎日7/19)

○図書室地域に開放 砺波東部小 夏休み中もオープン 7500冊貸し出し
 (北日本7/20)

○〔大学図書館はいま…課題編〕 悪いマナー…場所なく 携帯電話と飲食 
 悪質な切り取り(毎日7/20夕)

○松江市立図書館 午後7時まで開館延長 アンケート調査結果受け 試験的
 に来月から(山陰中央新報7/22)

○大学図書館で学生気分 高校生への開放進む 中学生も可 PRを強化
 (神奈川7/23)

---------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○東北大学の研究100年セミナー:過去から未来へ
 主催:東北大学附属図書館
 日時:2007年8月28日(火)13:30-17:00
 会場:東北大学片平さくらホール
 参加費:無料
 詳細HP:http://www.library.tohoku.ac.jp/info/100aniv/Seminar100thAniversary.html
 問合先:東北大学附属図書館総務課情報企画係(denshi★library.tohoku.ac.jp)

○第2回シンポジウム『米国国立公文書館における機密情報開示政策』
 主催:米国大使館レファレンス資料室
 日時:2007年8月31日(金)15:00-16:30
 会場:米国大使館
 講師:マイケル・J・カーツ氏(米国国立公文書館記録サービス局長(館長補))
 ※同時通訳付/事前申込要(8月27日(月)までに連絡)。運転免許証などの写真
  つき身分証明書持参。カメラ携帯電話PC等電子機器は館内に持ち込めません。
 申込・問合先:米国大使館レファレンス資料室(FAX.03-3505-4769)
 
○連続セミナー「知の変容と大学図書館」第3回(全5回)
 主催:大学図書館問題研究会京都支部
 日時:2007年9月16日(日)13:30-16:30(受付:13:15-)
 会場:キャンパスプラザ京都 第1会議室
 テーマ:「目録サービスの進むべき道」
 講師:渡邊隆弘氏(帝塚山学院大学)
 参加費:大図研会員800円/非会員1000円
 詳細HP:http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20070916.htm
 問合先:大学図書館問題研究会京都支部支部委員会(dtkk★rg7.so-net.ne.jp)

○シンポジウム「プリザベーション・マネジメント」-資料保存の新しい地平-
 共催:情報保存研究会,日本図書館協会
 日時:2007年10月4日(木)10:00-17:10
 会場:江戸東京博物館1階ホール
 内容:基調講演「資料保存の再設計-図書館・アーカイブズがその使命を果たす
  ために-」安江明夫氏(国立国会図書館顧問),特別講演「資料のデジタル化の
  問題点と将来」石井米雄氏(国立公文書館・アジア歴史センター長),講演
 定員:300名 参加費:無料 申込締切:9月27日(木)
 詳細HP:http://www.e-jhk.com/
 問合先:情報保存研究会事務局(E-mail:sympo★e-jhk.com FAX.03-5906-5462)

○平成19年度第15回静岡県図書館大会
 日時:2007年10月15日(月)9:50-15:30
 会場:静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ
 内容:開会式,表彰式,情勢報告,ライブトーク,分科会
 参加費:無料 申込締切:9月21日(金)
 詳細HP:http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/
 申込・問合先:静岡県立中央図書館企画振興課振興係(TEL.054-262-1246)

○明治大学リバティ・アカデミーオープン講座「図書館革命」
 日時:2007年10月27日(土)13:30-16:00
 会場:明治大学駿河台校舎(紫紺館4階)
 定員:100名 受講料:明大生,リバティ・アカデミ会員無料/一般1000円
 内容:講演「図書館革命-千代田区からの発信」柳与志夫氏,パネルディスカッション
 詳細HP:http://academy.meiji.jp/ccs/index.html
 問合先:明治大学リバティアカデミー事務局(TEL.03-3296-4423
  E-mail:academy★mics.meiji.ac.jp)

○平成19年度全国公共図書館サービス部門研究集会
 研究主題:「創造」未来の図書館サービス-守礼の邦で英知の結集を-
 期日:2007年11月15日(木)~16日(金)
 会場:パレット市民劇場(パレットくもじ9階)
 参加費:3000円 申込締切:10月5日(金)必着
 内容:基調講演「図書館における知の創出」小田光宏氏(青山学院大学),
  事例発表,情勢報告,全体会
 詳細HP:http://www.library.pref.okinawa.jp/okilib/service/19nendoservice.html
 問合先:全国公共図書館サービス部門研究集会実行委員会事務局
 (沖縄県立図書館内 TEL.098-834-7916)

○第33回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国(茨城)大会及び研修会
 「アーカイブズの新時代へ-個性ある存在をめざして-」
 期日:2007年11月20日(火)~22日(木)
 会場:茨城県立県民文化センター,茨城県立歴史館
 内容:研修会,総会,研究会,視察,機関会員刊行物展示・協賛企業展示,懇親会
 詳細HP:http://www.jsai.jp/taikai/ibaragi/index.html
 問合先:第33回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国(茨城)大会事務局
 (茨城県立歴史館史料部行政資料室 TEL.029-225-4425)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.htmll
 
---------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○東京大学附属図書館 情報管理課事務補佐員(短時間有期雇用職員):1名
 応募締切:2007年8月23日(木)17:00

○千葉大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2007年8月29日(水)必着

○豊中市立図書館 臨時職員:1名
 応募締切:2007年8月30日(木)

○成城大学雑誌室 アルバイ:1名
 応募締切:2007年8月31日(金)必着

○東京大学駒場図書館 非常勤職員:2名
 応募締切:2007年8月31日(金)必着

○昭和大学図書館 パートタイム司書:1名
 応募締切:2007年9月7日(金)

○政策研究大学院大学図書館 契約職員:1名
 応募締切:2007年9月14日(金)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
  
---------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ
○JLA委託販売新刊
 整理技術研究グループ50周年記念論集 日本図書館研究会整理技術研究グル
 ープ編・刊 日本図書館協会(発売) 2007.9 186p A4判 定価3150円  
 ISBN978-4-8204-0714-0
 http://www.jla.or.jp/publish/itakubon.html

○『図書館雑誌』8月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2007年度第2回施設会員配付資料
 以下のとおり8月15日付で発送いたしました。お手元に届きましたら中身を
 必ずご確認ください。
 <A,B,C会員配付資料>
 (1)現代の図書館 vol.45 no.1 (2)ネットワーク資料保存 第84号
 上記資料とともに『図書館雑誌』2007年8月号をお届けしております。
 問合先:会員係(TEL03-3523-0811)

○映像事業部からのお知らせ
 著作権補償処理済み映像資料をご案内している「AVライブラリー」の最新版
 (Vol.47 2007年8月号)を8月上旬に全国の図書館の映像資料ご担当あてに発
 送しました。今回は特に、1.バリアフリー映像作品一覧、2.DVD付き書籍(DVD
 BOOK)作品一覧、3.ビジネス支援映像作品一覧、の三分野をピックアップし
 た作品一覧を特集として紹介しています。
 問合先:映像事業部 安達、樋口 Tel:03-3523-0813 Fax:03-3523-0843 
  Mail:eizo★jla.or.jp  

○2007年度中堅職員ステップアップ(1)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2007-1.html
 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)

========================================================no.367 END=
■登録アドレスの変更・解除はメールでこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp 
 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841