令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2016/12/08

第827号

====================================================<2016/12/7発信>
             JLAメールマガジン  第827号
=====================================================================
   編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2016 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
=====================================================================
▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○「トップランナー方式」見送りの波紋拡がる
 先週の本メールマガジンで、高市総務相が地方交付税の図書館費積算に「ト
 ップランナー方式」適用を見送ると表明したことについていち早く伝えたが、
 各地で波紋を拡げている。「トップランナー方式」は指定管理図書館促進を
 もたらす施策であり、昨年11月に明らかにされた以降、指定管理問題に取組
 んでいる各地から懸念が示されていた。国会においてもこの問題について、
 この間20回以上におよぶ審議がなされ、うち図書館を採り上げての質疑は合
 わせて8回あった。各地の事例を挙げて、適切ではないとの質問に政府は「地
 方の意見を聞いて判断する」との答弁に終始していたが、高市総務相が見送
 り理由に挙げた諸点は、「トップランナー方式」ではなく指定管理者制度そ
 のものに触れ、図書館のあり方に通じる内容をもつものであった。
 この「見送り理由」を引用して、豊田市、宇都宮市の住民団体は市長、市議
 会等への陳情書を提出した。沼津市議会では直営を続けるとの市長答弁に
 「後押し」となったと市民が述べた。指定管理導入したところ、検討してい
 るところでも、改めて「見送り理由」に照らして当局に問う動きがみられる。

○総務省がマイナンバーカードの図書館での利用についての資料を公表
 総務省は12月2日「地域経済応援ポイント導入等による消費拡大方策検討会」
 を開催、マイナンバーカードの図書館サービスへの適用を含む資料を配付し
 た。この検討会は「個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進
 の在り方に関する懇談会」のもとに設置され、その論点として「マイナンバ
 ーカードの活用と地域経済応援ポイントの増加」を挙げている。「マイナン
 バーカードを活用した地域経済好循環の拡大に向けた取組」と題した資料に
 は、「公共施設等利用者カード」の例として「図書館カード」を挙げ、「発
 行済み図書館カード 鹿児島県内92万枚、徳島県内36万枚、豊島区12万枚」
 と紹介、「マイナンバーカード一枚で、図書館など公共施設や商店街等で活
 用」できるとしている。利用のイメージ、窓口端末業務のイメージなどと題
 したページには、複数の図書館を登録できる、登録などの確認はオンライン
 で行うことが可能で利用者・職員の負荷軽減、図書貸出履歴等が記録される
 ことはない、ワンカード化で薄い財布でもOK、などと説明されている。
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/mynumber-card/02gyosei07_04000102.html

○マイナンバーカードの図書館利用に関する説明会、開催
 日本図書館協会では、総務省の担当者をお招きして「マイナンバーカードの
 図書館利用に関する説明会」を実施することしました。
 奮ってご参加ください。
  日時:2016年12月14日(水)午後6時~7時(予定)
  場所:日本図書館協会会館2階研修室
  申込方法:メール(件名:マイナンバーカード説明会)またはFAXで、氏名
  所属、連絡先メールアドレスまたは電話番号を明記して下記までお申込み
  ください。
  E-mailアドレス somu★jla.or.jp  FAX番号 03-3523-0841
  申込期限:12月11日(日)

○上尾市で図書館移転についての住民投票
 「上尾の図書館を考える会」(土屋豊子代表)は12月2日、上尾市図書館本
 館の移転計画の移転先、建設費などの市支出の賛否を問う住民投票条例制定
 を求める直接請求を行なった。法定必要署名数の3倍以上の有効署名を集め
 られたが、12月1日から始まった市議会で条例制定が審議される予定。

○日本医学図書館協会「ヘルスサイエンス情報専門員」の申請受付
 NPO法人日本医学図書館協会では、「認定資格ヘルスサイエンス情報専門員」
 第27回申請を下記の期間受け付ける。
 受付期間:2017年1月1日(日)~31日(火)
 詳細HP http://jmla.umin.jp/nintei/
 問合先:NPO 法人日本医学図書館協会中央事務局
 101-0051 東京都千代田区神田神保町1-10 和田ビル3階 TEL03-5577-4509 
  FAX03-5577-4510 E-Mail:jmlajimu★sirius.ocn.ne.jp
 
---------------------------------------------------------------------
◆新聞記事より
○図書館の蔵書情報提供 カーリル、書店や出版社に(日経<名古屋本社>10/8)

○図書館の先生に望むこと 本の紹介より「安心できる場」を [第62回]学校
 読書調査(毎日10/12)

○読書や自然体験支援強化へ 文科省 小中学生 格差解消狙い
 (読売10/12)

○大事な映像どう保存 VHSデッキ生産終了 DVD複製に需要/図書館は苦慮
  [札幌市中央図書館、旭川市中央図書館 関連記事に宮崎県立図書館]
 (北海道10/12夕)

○本消毒機 図書館に続々 本当に必要? 専門家「気にしすぎ」 全国340
 施設導入 簡単除菌利用者「安心」 [大野城まどかぴあ図書館など]
 (毎日<西部本社>10/12夕)

○蔵書数基準超55%どまり 公立中[学校]の図書館、財政難で 文科省
 (日経10/13夕)

○「読書通帳」感動の履歴 子どもの意欲後押し 公立図書館発行広がる
  [下関市立中央図書館など 関連記事に稲城市立図書館、笛吹市図書館] 
 課題は導入費(読売<西部本社>10/13夕)

○学校図書館に新聞 小中[学校]で増加 文科省調査(産経10/14)

○都道府県[高校]の学校司書 配置率2.2~100% 文科省調査(日本教育10/17)

○学校図書館整備の現状を調査 司書配置や図書標準達成率増(教育10/20)

○〔教育ルネサンス〕No.2176 学校図書館の今 1 進路や悩み相談の場に 
 [神奈川県立田奈高校] アクティブ・ラーニング対応も 運営指針 国が策
 定へ [以下連載 No.2177 学校図書館の今 2 司書着任 利用・貸し出
 し増[神戸市立西須磨小学校など]、No.2178 学校図書館の今 3 英語の
 本充実 授業で活用 [東京都立稔ヶ丘高校、明治大学付属明治高校・中学
 校、府中市立府中第一小学校]、No.2179 学校図書館の今 4 人・蔵書 
 公立図書館が協力 [鯖江市図書館と鯖江市立豊小学校など]、No.2180 学
 校図書館の今 5 障害者の読書 技術で支援 [鳥取大学付属特別支援学
 校、東京都立墨東特別支援学校]](読売10/20-22、10/26-27)

○学校司書「10科目履修を」 文科省有識者会議 養成指針示す(日経10/20夕)

○学校図書館イメチェン 漫画やBGM、談笑の輪 [埼玉県立春日部女子高校] 
 小説や伝記、洋書3万冊 英語学習の拠点に [私立明星中学校・高校] 子
 どもの居場所づくり必要(日経10/21夕)

○〔ニュースの追跡〕公立小中学校の図書館 学校司書配置6割未満 法改正
 努力義務から1年 地域ばらつきも 「教育格差につながる」(東京10/25)

○農村の読書率 3年ぶり上昇 家の光協会調査(日本農業10/27)

○小学生1人最多の28冊 26年度図書貸出数(産経10/29)

○マイナンバーで図書館利用OK 普及目指し来夏にも [総務省](東京11/11)

○学校図書[館]調査 小学[校]の蔵書達成率最低 [北海]道内35%、「財政厳
 しく」 中学[校]は38%で40位(北海道10/14)

○[小中]学校図書室開放 利用促進へHP 催し情報随時提供 人気作すぐ借り
 られることも  [札幌市](北海道10/15)

○恵庭市立図書館 指定管理者制へ 来年度から(北海道<札幌近郊>10/15)

○絵本のパンが飛び出した! ネコ・キノコ・オバケ…食べられるよ 奥州[市
 立胆沢]図書館と福祉パン工房[ぱん日和]がコラボ(朝日<岩手>10/14)

○[JR]名取駅前再開発近く着工 再開発組合 3棟、18年5月完成目指す 業
 務代行=鹿島・橋本店JV [図書館など](日刊建設工業9/23)

○〔前へ 9・10鬼怒川決壊〕待望の図書館再開 常総[市]1年1カ月ぶり 一
 冊一冊、地道に除菌 「前より明るい」 3万点廃棄処分 「期待応えたい」
 (茨城10/5)

○美術館と図書館 開館1月に延期 太田市(上毛9/23)

○自分史 [群馬]県立図書館、後押し 書き方手ほどき 出版社も紹介 来春、
 自費出版講座 プレ企画も開催中(朝日10/27)

○上尾市立図書館の移転巡り 住民投票求め署名 きょうから(東京<埼玉>10/1)

○図書館巡ってスタンプ 川越市など7市町がラリー [埼玉県川越都市圏ま
 ちづくり協議会](日経<埼玉>10/29)

○新図書館 郷土資料も目玉 震災で新築の船橋市西[図書館]、21日開業
 (朝日<千葉>10/19)
 
---------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○みんなで使おう!学校図書館Vol.8 -平成 28 年度文部科学 省事業「学校
 司書の資格・養成の在り方や資質能力の向上等に関する調 査研究」報告会-
 主催:東京学芸大学学校図書館運営専門委員会
 日時:2016年12月17日13:00~17:00
 会場:東京学芸大学 合同棟1階大教室
 内容:1.実践報告 2.研究報告 3.シンポジウム 「学校司書のスキルアップ
  を保障した研修のありかたをめぐって」鎌田和宏氏(帝京大学教育学部教
  授)、野口武悟氏(専修大学文学部教授)、長谷川優子氏(埼玉県立図書
  館司書主幹)、藤井健志氏(東京学芸大学教授)、成田喜一郎氏(東京学
  芸大学教授)
 参加費:無料
 申込Webフォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/bb4edc40476893
  E-mail:schoolib★u-gakugei.ac.jp FAX:042-329-7809(東京学芸大学附
  属学校課 清水宛)
 詳細HP:http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/

○教育の新動向と学校図書館-2016年度中堅学校司書のための研修・パート2-
 主催:東京学芸大学学校図書館運営専門委員会
 日時:2017年1月7日13:00~16:30
 会場:東京学芸大学 W201教室
 内容:1.「高等学校の高度教育と学校図書館 国際バカロレアを中心に」小
  野永貴氏(千葉大学アカデミック・リンク・センター)2.「新学習指導要
  領と学校図書館 ー学校図書館が「アクティブ・ラーニング」を実現する
  にはー」福本徹氏(国立教育政策研究所)
 参加費:無料 (別途 資料代を徴収予定)
 申込先:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9b0c7446478779
 詳細HP:http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/

○日本図書館協会「図書館基礎講座2017in熊本」
 主催:日本図書館協会「図書館基礎講座2017in熊本」実行委員会
 日時:2017年1月23日(月)・1月30日(月)10:30~16:45
 会場:熊本県市町村自治会館会議室
 内容:[13日] 講座1 10:30~12:30「図書館の基礎」(下川和彦氏:久留米
  大学大学院)講座2 13:30~15:30「図書館サービスの動向」(永利和則氏:
  小郡市立図書館)講座3 15:45~16:45 熊本限定講座(1)「「菊陽町図書館
  の活動事例報告-“来・ぶらり”を目指して-」(松本和代氏 菊陽町図
  書館 日本図書館協会日本図書館協会認定司書1088号)
 [30日]講座1 10:30~12:30「図書館の自由」(山口真也氏:沖縄国際大
  学)講座2 13:30~15:30「出版流通と資料選択」(小形亮氏:練馬区立
  石神井図書館)講座3 15:45~6:45 熊本限定講座(2)「「熊本地震 く
  まもと森都心プラザ図書館の取組み」(河瀬裕子氏 くまもと森都心プラ
  ザ図書館 日本図書館協会日本図書館協会認定司書1009号)
 定員:各科目80名(申し込み先着順)
 参加費(資料費):1講座500円 熊本限定講座は無料
 申込方法:(1)氏名、(2)所属、(3)連絡先、(4)受講希望科目を記入の上、
  メールまたはFAXで申し込みください。
 問合せ・申込先:日本図書館協会企画調査部 菊地
  メールkikaku★jla.or.jp FAX03-3523-0841
 
---------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○大宮開成中学・高等学校非常勤パート募集:1名
 応募締切日:12月16日(金)まで

○平成29年度福岡市教育委員会非常勤嘱託職員(司書有資格者)募集:若干名
 募集受付期間:平成28年12月5日(月)~12月15日(木)(当日消印有効)

○九州大学附属図書館資料整備室非常勤職員(事務補佐員)募集:1名
 応募〆切日:平成28年12月15日(木)17時必着

○お茶の水女子大学図書・情報課 事務補佐員公募:1名
 平成28年12月21日(水)17:00必着

○鶴川女子短期大学図書館司書募集:1名
 応募締切:平成28年12月22日(木)消印有効

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
---------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ
○JLA事務局の年末年始休業のお知らせ
 JLA事務局の業務は2016年12月28日(水)で終了します。12月29日から、1月
 4日まで休業し、新年は2017年1月5日(木)から業務を開始いたします。

○『図書館雑誌』12月号の発送は15日(木)を予定しております。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2016年度第7回施設会員配付資料(12月15日発送予定)
 <A,B,C会員配付資料>
 (1)日本の参考図書 四季版 NO.200
 上記資料とともに『図書館雑誌』2016年12月号をお届け予定です。

============================================================no.827END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp  

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841