令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2007/11/14

第379号

======================================================<2007/11/14発信> 
             JLAメールマガジン  第379号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2007 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』11月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○ICタグ導入に向けた今後の取組み
 出版インフラセンターは、11月12日、ICタグ研究委員会活動報告会を行い、
 2009年に出版ICタグ導入を目標とする提起がなされ、「本にICタグを、
 2009年!」との標語が紹介された。
 報告会では、2002年以降の取組みの概要が報告された後、今年度の調査内容、
 今後の取組みが提起された。この間の取組みの結果、UHF帯の電子タグの
 方が13.56MHz帯よりも有効であること、出版流通上コスト削減に有効である
 こと、図書館の蔵書棚管理、検索の効率化の可能性を確認したこと、読者に
 付加価値情報を提供するなどの可能性を確認したこと、また装丁・デザイン
 を損なわない製本手法、同一商品の個品単位の異なる取引条件の識別などの
 検証、古紙化の課題の明確化などの成果が得られたと報告された。またタグ
 コード体系の標準化に取組み、コード体系案を策定した。
 これらの成果の上で今年度は、経済産業省の調査委託を受け、より具体的な
 書店の「万引き」防止・抑止に資する調査などを行い、ICタグ活用の有用
 性を確認しようとするものである。書店における万引きの実態については正
 確に把握されていない状況もあり、本格的な調査の意義は大きい。
 出版タグ導入の取組みは、出版社、取次、書店の全国組織、および日本図書
 館協会が参画し、実施してきた。図書館部会も設置され、図書館における実
 証実験、コード体系の提案など積極的に取組み、その役割を果たしてきた。
 今後も継続して調査研究を進めていく。ICタグを装着した除籍図書の古紙
 化、資料の無断持出し防止などの課題についても、出版関係と提携しながら
 取組むことになる。

○生涯学習法制度の検討すすむ
 教育基本法改正等を受けて、図書館法も含む生涯学習・社会教育関連法制の
 あり方について中教審生涯学習分科会制度問題小委員会で検討されてきたが、
 9月12日そのまとめが分科会に報告された。本メールマガジン370号(9月12日)
 で紹介した9月3日の小委員会で出されたまとめを若干修正している。
 図書館法関係では、図書館法の目的や図書館奉仕等について規定し直すべき
 事項はあるか、司書となる資格に関した大学の科目を省令で定めることはど
 う考えるか、学歴要件、研修についてどう考えるか、時代にそぐわなくなっ
 ている用語を現代的に改めることについてどう考えるか、その他改善点はな
 いか、との視点を挙げ、それぞれ委員会で出された意見が列記されている。
 分科会では今後関係者の意見を聴きながら検討し、答申を作成する予定であ
 る。
 生涯学習分科会の会議録:
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/001/07091901.htm
 小委員会のまとめ:
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/001/07091901/002.htm 

○東京子ども図書館で2008年度研修生を若干名募集
 子どもと本が好きな、将来、公共図書館や学校図書館で、子どもと本を結ぶ
 ことを一生の仕事にしたいと希望している若い人が対象(原則として、25歳
 まで)で、東京子ども図書館の児童室での実習を中心とする研修を行います。
 ご希望の方は、ご自分の住所・氏名を記入して80円切手を貼った返信用封筒
 を同封の上、応募要項をご請求ください。 
 問合せ先:東京子ども図書館 内藤 TEL:03-3565-7711  FAX:03-3565-7712
 応募最終締切:12月18日(火)必着

○『図書館雑誌』特集への原稿を募集します
 2008年3月号に予定している特集「これからの図書館員制度2」への投稿原
 稿を募集します。
 2007年11月号特集「これからの図書館員制度1」に続く企画として、現場で
 求められる図書館専門職のあり方や、それを確立するための方策についての
 ご意見、ご提起などをまとめた原稿をお寄せください。字数は3,200字程度、
 郵送かFAXもしくはEメールにて下記までお送りください。締切は12月25日
 (火)必着。掲載の可否については編集委員会で協議のうえ決定します。
 原稿送付先:日本図書館協会図書館雑誌編集委員会事務局(〒104-0033  東
  京都中央区新川1-11-14 TEL.03-3523-0816  FAX.03-3523-0841
  E-mail:zasshi★jla.or.jp)

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◆新聞記事より(地域版含む)
○指定管理者制度 [長岡市]7図書館で来年度導入 11社応募 サービス向上
 期待 (新潟日報<長岡>10/5)

○八雲の資料をDB化し公開 松江市立図書館 島根大生と協力 市民への浸透
 期待(中国10/7)
 http://www.web-sanin.co.jp/matsue/plover/library/yakumo.html

○豪専門図書室 追手門学院大11日開設 国内最大規模 関連図書など2万点
 (読売<大阪>10/9)

○指定管理者制度導入へ 矢板市図書館(下野10/10)

○新発田市立図書館 民の力で使いやすく 貸し出し業務など委託 時間を延
 長し休館日減らす(新潟日報<下越佐渡>10/13)

○小学生の読書量 最多 1人150冊 [沖縄]県教委06年度調査 1日30分未満
 課題浮き彫り(沖縄タイムス10/13)

○実績国の算入額下回る 公立小中学校図書購入費 島根県内13市町村 財政
 難教育現場に影(山陰中央新報10/19)

○高校生や一般の方どうぞ 図書館3時間延長 県立広島大庄原(中国10/25)

○蔵書リユース市好評 島根大図書館 きょうから 学外にも定着、6500冊用
 意 手本に追随する他大学も(朝日10/26)

○モデル校指定や計画的配置提案 巡回制では授業支援に限界 学校図書館を
 考える会が要望書 周南市教委(日刊新周南10/31)

○読書週間に合わせ 小1対象にガイドブック [静岡]県教委(静岡11/2夕)

○子ども図書館 求む“後継者” 清水町「サンテラス」撤退で閉館へ 読書
 普及26年 惜しむ声強く(静岡11/5)

○“読書の街”へスクラム 家庭、地域、学校、図書館が推進会議 習慣化の
 具体策考える 指宿(南日本11/6)

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◆集会等のお知らせ
○学習院大学公開講演会「記録を守り記録を伝える アーカイブズ学への招待」
 日時:2007年11月17日(土)14:00-17:00
 会場:学習院大学西2号館501号室
 内容:「フランスのアーカイブズとアーキビスト」ブルーノ・デルマ氏(仏
  エコール・デ・シャルト教授)「来たれアーカイブズ学の世界へ-学習院
  大学アーカイブズ学専攻が目指すもの-」安藤正人氏(国文学研究資料館)
 問合先:学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻(TEL.03-3986-0221)

○図書館員の国際交流会
 主催:国際交流基金関西国際センター&むすびめWEST
 日時:2007年11月24日(土)18:00-20:50
 会場:国際交流基金関西国際センター
 参加費:無料 申込締切:11月20日(火)
 問合先:国際交流基金関西国際センター図書館・浜口(TEL.072-490-2605
  E-mail:miyuki_hamaguchi★jpf.go.jp)

○むすびめ講演会「多言語絵本の読み聞かせをとおして」
 日時:2007年11月25日(日)15:15-
 会場:東京都立中央図書館4階第3研修室
 ゲストスピーカー:石原弘子氏(日本語の会くれよん)
 詳細HP:http://www.musubime.net/
 申込先:むすびめ事務局(E-mail:staff★musubime.net)

○わたしたちのつどい-図書館で働いている非正規職員の交流会-
 日時:2007年11月26日(月)17:00-19:00
 会場:神戸市総合福祉センター第一会議室
 内容:小形亮氏(練馬区立図書館)の報告ほか
 参加費:無料(正規職員の方も参加可)
 連絡先:阪本和子(神戸市立中央図書館 TEL.078-371-3351 wako_0502★yahoo.co.jp)
  清水純子(兵庫県立図書館 TEL.078-918-3366)

○ユニバーサロン~ケータイカメラを使う!立体コピーで見る?!~
 日時:2007年11月27日(火)14:00-18:00
 会場:毎日ホール
 定員:150名 参加費:無料(事前申込要)
 内容:視覚障害者を中心にケータイやモバイル端末を利用してグラフィック
  情報を活用する手段や可能性を探る。立体コピーシステムを使い撮影した
  写真や地図情報などを触って確認できる立体図形の制作実演を体験できる。
 詳細HP:http://www.mainichi.co.jp/universalon/
 問合先:ユニバーサロン(FAX.03-3287-1320 E-mail:us★mbx.mainichi.co.jp)

○講演会「読む」ことに困難がある子(人)の学習を考える
 -マルチメディアデイジー教科書のこころみ-
 共催:NPO法人奈良DAISYの会,大阪市立中央図書館,近畿視情協
 日時:2007年12月1日(土)13:00-16:30
 会場:大阪市立中央図書館5階大会議室
 定員:200名(申込不要・当日先着順)
 詳細HP:http://www.oml.city.osaka.jp/topics/daisy.html
 問合先:大阪市立中央図書館利用サービス担当(TEL.06-6539-3326)

○JLA図書館学教育部会2007年度第2回研究集会/NAL第120回図書館学教育研究
  グループ例会
 日時:2007年12月8日(土)10:00-16:50
 会場:龍谷大学大宮学舎清和館3階大ホール
 内容:<午前>講演(志保田務氏,糸賀雅児氏,北克一氏)<午後>報告(川原
  亜希世氏,深井耀子氏,岩崎れい氏)ディスカッション
 参加費:図書館学教育部会員・NAL会員500円/JLA会員1000円/一般1500円
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/kyoiku/index.html
 問合先:川崎秀子(佛教大学 kyoiku@jla.or.jp @を半角に! FAX.075-241-4668)

○文字・活字文化シンポジウム第5回「教育文化力を支える図書館」
 主催:(財)日本文化生涯学習振興会21
 日時:2007年12月8日(土)13:00-16:00
 会場:中央工学校STEPホール
 参加費:一般2000円/学生1000円(資料代含)
 内容:基調講演「教育文化力を支える図書館」根本彰氏(東京大学大学院)
  パネルディスカッション「日本の教育文化力向上に図書館がどう寄与できるか」
 詳細HP:http://www.bunka21.com/
 問合先:日本文化生涯学習振興会21(TEL.03-5924-7121 FAX.03-5924-7321)

○日本図書館研究会情報システム研究グループ研究例会
 日時:2007年12月9日(日)10:00-12:00 会場:北大会館
 内容:「これからの図書館サービスと情報サービス」常世田良氏(日図協事務局次長)
 問合先:日本図書館研究会情報システム研究グループ・中村惠信
 (TEL.090-4270-9361)

 図書館関連行事は図書館イベントカレンダーをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html

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◆『図書館雑誌』11月号(60ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「これからの図書館員制度1-専門職養成を考える」
 ・雇用多様化の時代における図書館専門職の養成(糸賀雅児)
 ・図書館員養成とポストLIPER報告(根本 彰)
 ・韓国における図書館情報専門職養成制度の最新の状況(金 容媛)
 ・アメリカの学校図書館専門職養成の動向(井上靖代)
 ・博物館専門職制度改革の状況-グローバリゼーション時代における
  学芸員の養成(水嶋英治)

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◆求人情報
○名古屋大学附属図書館 パートタイム勤務職員:2名
 応募締切:2007年11月19日(月)必着

○二松學舍大学附属図書館 補助職員:若干名
 応募締切:2007年11月22日(木)

○保健医療経営大学 図書館職員(司書)常勤職員:1名
 応募締切:2007年11月22日(木)

○同志社大学 契約職員:2名
 応募締切:2007年11月24日(土)必着

○東京海洋大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2007年12月5日(水)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm

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◆JLAからのお知らせ
○JLA販売委託新刊
 民主的な公共圏としての図書館 -新公共哲学の時代に司書職を位置づけ持
 続させる- ジョン・E.ブッシュマン著 川崎良孝訳 京都大学図書館情
 報学研究会発行 日本図書館協会発売 2007.11 277p A5判 定価4200円
 ISBN978-4-8204-0718-8
 http://www.jla.or.jp/publish/itakubon.html

○転居や勤務先変更により『図書館雑誌』の送付先が変更になる場合は、月末
 までにご連絡いただけると、翌月より新住所へお届けいたします。FAX、メ
 ール、異動届はがき等でお知らせください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
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■登録アドレスの変更・解除はメールでこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp 
 

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