令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2007/11/28

第381号

======================================================<2007/11/28発信> 
             JLAメールマガジン  第381号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2007 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○著作権法改正についての協会意見
 文部科学省の文化審議会著作権分科会は法制問題小委員会の「中間まとめ」
 についての意見募集をしていたが、日本図書館協会はこれに応えて意見を提
 出した。今回の中間まとめには「障害者の情報アクセスの観点から、障害者
 が著作物を利用できる可能性をできる限り確保する方向で検討すべき」とす
 る内容が盛込まれ、またその対象を視覚障害だけでなく、聴覚障害、知的障
 害、発達障害などを挙げ、「なるべく広い情報障害者を含めようとする方向」
 の提起がされている。これらのことを評価する立場で述べた。
 まず「各種図書館が視覚障害者等への情報提供の拠点であることは世界的に
 みても明確なことである。図書館が図書館利用に障害のある人のために、資
 料をその人が使える形に変換して提供している。」と述べ、「録音資料、映
 像資料への字幕手話挿入を中心に図書館における無許諾の製作等(権利制限)
 が認められようとしていることは大きな前進」とした上で、「引続き継続的
 に、製作できる資料の拡大についての論議」を進めていくことを要望してい
 る。
 さらにDAISYを録音図書としてのみ捉えるのではなく、音声、テキスト、画
 像として利用できるマルチメディアデジタル資料であることを述べ、より広
 い情報障害者の利用が可能となることを述べている。
 また中間まとめが「健常者への流出防止策などについて考慮すべき」として
 いる点について、「図書館が一般とは別に専用の障害者登録を行っており、
 対象者以外への資料提供がありえない」と述べ、「主に公務員である公共図
 書館職員が法令を順守」することに加えて、日本図書館協会が定めるガイド
 ラインを守って運用することも提起した。
 中間まとめにある視覚障害、聴覚障害、知的障害・発達障害等、それぞれの
 対応方策について、個別に詳細な意見を出した。
 以上の「障害者福祉」関係以外の項目については、「図書館等において、調
 査研究目的でインターネット上の情報をプリントアウトすることについて」
 の審議を求める意見を出した。

○2008年度中堅職員ステップアップ研修(1)は大阪で実施
 日本図書館協会研修事業委員会では,2000年度より中堅職員ステップアップ
 研修(1)(司書有資格者で図書館勤務経験3年以上を対象)を実施している。
 これまでは東京(日図協)で開催してきたが,東京以外での開催要望が高い
 ことから関西の理事・評議員等に協力を要請し,関西での実施について検討
 を進めてきた。このたび企画内容が固まったことから,2008年度は大阪で開
 催することとした。期日および会場は下記のとおりである。なお,2009年度
 については,これまでどおり東京で開催する予定である。
 日程:2008年11月2日(日)~4日(火),23日(日)~25日(火)(6日間)
 会場:ホテルアウィーナ大阪
 2008年度ステップアップ研修概要:
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2008.html

○「JLA図書館情報学テキストシリーズ」を改訂します
 1巻『図書館概論』、8巻『専門資料論』、9巻『資料組織概説』は内容を改訂
 し、年度内に「シリーズⅡ」として刊行します(2008年1~2月頃を予定)。
 1巻および9巻は、ユニット構成の組み替えも行いました。価格は変わりませ
 ん。「ユニット一覧」は、下記をご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/2kosei.htm
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○好評の「図書館情報システム」 自宅からも検索可能 利用者、貸出し冊数
 が2倍に 岩手県二戸市(公明10/25)

○6500作DVD1枚に 「青空文庫」 図書館へ無料配布 漱石 芥川 太宰 
 紫式部 泉鏡花 安吾 アンデルセン ユーゴー 魯迅 ドイル…
 (朝日10/25夕)

○図書館に障害者用駐車場を新設 北海道苫小牧市(公明10/26)

○JRいわき駅と「ラトブ」開業 「玄関口」新しい顔 [図書館など]
 (朝日<福島>10/26)

○湖北の「知」守り100年 戦争・不景気乗り越え 県内最古の江北図書館 
 国会図書館にない本も 28日、記念式典と阿刀田さんの講演 [滋賀県]
 (朝日<滋賀>10/26)

○世界遺産の独図書館修復 [アンナ・アマリア図書館](東京10/26)

○きょうから読書週間 道北の図書館事情 ネット予約利用広がる パソコン
 や携帯電話から 「いつでも簡単」人気 「旭川」は3分の1 旭医大は
 「24時間化」 学外の医師らにも開放 長期化する順番待ち 財政難で購入
 抑制 館同士連携 「相互貸借」や展示工夫も(北海道<旭川・上川>10/27)

○苫小牧市立中央図書館 利用者 5年で1割減 一人当たり貸出数は健闘
 (北海道<苫小牧・日高>10/27)

○[山形]県立図書館がネット予約貸し出し 資料をもっと身近に(山形10/29)

○米国で「日本学」確立 角田柳作の生涯に光 母校早大が記念文庫 教え子・
 キーン氏ら講演 週増資料も展示 あすシンポ(上毛10/29)

○指定管理者を市教委が募集 灘、垂水、西図書館 [神戸市](神戸10/30)

○広がる資料費削減  [岡山]県内公立図書館 前年度比4割減の市も 情報
 機能低下を危ぐ(山陽10/30)

○安芸高田市民のくつろぎの場に 文化福祉施設が完成 [図書館など]
 (朝日<広島>10/31)

○[沖縄]県立図書分館閉館を検討 宮古・八重山 県教育庁、老朽化で(沖縄
 タイムス10/30夕)図書館宮古分館 当面の存続要望 教育庁説明に住民
 (同10/31)

○読書活動の拠点誕生 日立 多賀図書館に子ども図書室オープン 1万冊の
 児童書楽しめる(茨城11/2)

○読書環境づくり評価 町立図書館 教育ふれあい賞を受賞 寄居(埼玉11/2)

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◆集会等のお知らせ
○子どもの読書を考える会(第3回)
 主催:子どもの読書を考える会
 日時:2007年12月3日(月)14:00-16:00
 会場:神戸市勤労会館(三宮図書館の上階)
 内容:子どもの視野体験メガネをつくる 他
 問合・申込先:清水純子(兵庫県立図書館 TEL.078-918-3366)

○仙台にもっと図書館をつくる会と図書館サポーターズみやぎ共催講演会
 日時:2007年12月8日(土)10:30-12:30
 会場:仙台市泉図書館2階会議室
 内容:「図書館って何が出来るの!?」塩見昇氏(日本図書館協会理事長)
 参加費:無料
 問合先:折田けいこ(TEL.022-356-8313)辻庸子(TEL.022-275-9570)

○日本図書館研究会第249回研究例会
 主催:日本図書館研究会
 日時:2007年12月12日(水)19:00-21:00
 会場:大阪市立弁天町市民学習センター第3研修室
 テーマ:「公共図書館の力よ、すべての国民にとどけ!
  フィンランドの図書館2007年9月」
 発表者:稲垣房子(関西大学非常勤講師)
 参加費:無料(会員・非会員問わず 事前申込不要)
 詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/events/reikai/2007/249invit.html

 図書館関連行事は図書館イベントカレンダーをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html
 
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◆求人情報
○国文学研究資料館 パートタイム職員:2名
 応募締切:2007年12月7日(金)必着

○公立大学法人宮崎公立大学 図書館司書(任期付職員) :1名
 応募締切:2007年12月20日(木)

○立教新座中学校・高等学校図書館 常勤嘱託職員:1名
 応募締切:2008年1月22日(火)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○転居や勤務先変更により『図書館雑誌』の送付先が変更になる場合は、月末
 までにご連絡いただけると、翌月より新住所へお届けいたします。FAX、メ
 ール、異動届はがき等でお知らせください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

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■登録アドレスの変更・解除はメールでこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp 

 

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