令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2008/07/16

第412号

======================================================<2008/7/16発信> 
             JLAメールマガジン  第412号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2008 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
  ★<図書館法改定法案をめぐる国会審議から>
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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○全国図書館大会(兵庫大会)参加申込受付中!
 第94回全国図書館大会兵庫大会(平成20年9月18日~19日開催)
 兵庫県ではじめて開催される全国図書館大会。1日目の全体会では池内紀氏
 (ドイツ文学者・エッセイスト)による記念講演が、2日目には16の分科会を
 用意しております。各分科会の講師も決定し、大会ホームページの分科会情
 報も更新いたしました。
 参加申込については、FAX・郵送に加え、7月18日(金)より、大会ホームペ
 ージからオンラインで申込ができるようになります。奮ってご参加ください。
 詳しくは、全国図書館大会兵庫大会ホームページまたは「図書館雑誌」6月
 号綴込をご覧ください。
 大会ホームページ:http://www.library.pref.hyogo.jp/taikai2008/top.html
 分科会詳細:http://www.library.pref.hyogo.jp/taikai2008/bunkakai_top.html

○日本図書館協会、10月より中堅職員ステップアップ研修(1)を実施
 今年度も中堅職員ステップアップ研修(1)を10月より実施いたします。
 今回は初めて会場を大阪に移して開催します。
 対象は司書(補)有資格者(資格取得3年以上)で図書館勤務経験が3年以上
 の方です。なお、研修内容は、公共図書館向けです。
 講師陣は次のとおり(敬称略・五十音順)。
 石原眞理(神奈川県立図書館)伊藤昭治(元阪南大学)大北智子(大阪府立
 中央図書館)川窪和子(大阪市立中央図書館)斎藤文男(富士大学)田中敦
 司(名古屋市名東図書館)前田章夫(大阪府立中央図書館)村岡和彦(日図
 協多文化サービス研究委員会)森下芳則(田原市図書館)山本昭和(神戸市
 立中央図書館)国立国会図書館関西館職員
 詳しくは『図書館雑誌』7月号綴込及び当協会HPをご覧ください。HPからの
 申し込みも可能です。http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2008-1.html

○第31期大学図書館部会臨時総会のお知らせ
 日本図書館協会大学図書館部会の臨時総会を開催いたしますので、ご出席く
 ださるようお願いします。(部会員の方には開催通知を別途送付)
 日時:2008年8月29日(金) 午前10時~12時まで
 会場:日本図書館協会研修室
 協議題:第31期部会委員の選挙、その他

○日本図書館協会大学図書館部会委員(個人会員)候補者公募のお知らせ
 日本図書館協会常務理事会は、日本図書館協会大学図書館部会第31期委員の
 選挙を行なうため候補者の募集を行います。
 第31期委員選考については、昨年5月の部会総会において委員会提案が否決
 されました。改めて選考を行う必要があると考え、常務理事会の責任で実施
 することとしました。積極的な応募をお願いします。
 ・応募資格 次のすべての条件を満たす方
  1.日本図書館協会大学図書館部会に所属し、任期中その所属を継続する予
   定の個人会員
  2.大学図書館活動に高い関心を有する方
  3.任期中(2009年5月迄)、日本図書館協会大学部会委員会および同部会総
   会等に部会委員会から旅費・手当て等の支給がなくても出席できる方
 ・応募方法 自薦・他薦は問いません。応募理由または推薦文(書式自由)
  を付して、下記宛封書でご応募ください。他薦の場合は、本人の了解があ
  る旨を明示してください。他薦の場合の推薦者は、日本図書館協会の会員
  に限ります。
 ・応募締切 7月31日
 ・照会先・応募先 社団法人日本図書館協会 事務局長 松岡要
  TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 matsuoka★jla.or.jp

○国立国会図書館ホームページ利用者アンケート実施中
 国立国会図書館では、現在、ホームページ利用者アンケートを実施している。
 各種サービスをより良くすることを目的として、定期的に行っているもので、
 日頃、サービスを利用している図書館員からの率直な意見が寄せられること
 を期待している。
 アンケートページ:http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete.html
 実施期間 7月15日(火)~9月30日(火)
 問合先 国立国会図書館 総務部企画課評価係 hyoka★ndl.go.jp

○造本装幀コンクールの日本図書館協会賞授賞作品が、ドイツ「世界で最も美
 しい本展」で銀賞受賞
 第42回造本装幀コンクールの表彰式が7月10日ブックフェア会場で行われた
 が、冒頭児玉清審査委員長(俳優)から昨年の授賞作品がドイツで行われた
 「世界で最も美しい本展」で銀賞を受賞したことが報告された。授賞作品は
 『江戸鳥類大図鑑-よみがえる江戸鳥学の精華『観文禽譜』』(堀田正敦著、
 鈴木道男編著、平凡社2006.3 ISBN4-582-51506-1)で、昨年日本図書館協
 会賞と経済産業大臣賞を授賞したものである(本メールマガジン352号既報)。
 なお、本書の編集にあたってもとにした宮城県図書館が所蔵している「観文
 禽譜」は宮城県図書館のホームページで公開されている。
 http://eichi.library.pref.miyagi.jp/kinpu/
 造本装幀コンクール展は日本書籍出版協会、日本印刷産業連合会が主催し、
 出版、印刷、製版、製本、および装幀・デザインなどから「より美しく、よ
 り良い本」を選ぶ趣旨で行われている。日本図書館協会は後援団体として協
 力し、多数の人たちが利用する図書館の視点で、審査に当たっている。今年
 度の日本図書館協会賞は『金と芸術―なぜアーティストは貧乏なのか?』
 (ハンス・アビング著 グラムブックス刊)。

○文部科学省の人事異動
 文部科学省は7月11日幹部職員の人事異動を発令。生涯学習政策局長には清水
 潔氏(前・高等教育局長)が就任した。

★司書の役割について2<図書館法改定法案をめぐる国会審議から>
 ・逢坂委員 大臣の発言に地域での学び続ける重要な拠点だという話があっ
  た。(略)図書館が図書館という機能をするためには、人の存在というも
  のが、介在していることが極めて大事なことだというふうに思うが、この
  点いかがか。
 ・渡海文部科学大臣 (略)人間と人間が直接いろいろなやりとりをし、な
  おかつ、その中で感じるもの、また、その情報発信一つにしてもそういっ
  たことは非常に重要であり、いろいろな意味で専門家がいれば指導も受け
  られる、そういった体制を整えていくことが図書館に求められている機能
  であろうと思っている。
 ・逢坂委員 法の13条を読むと、どうも私はよくわからなかった。先ほど来
  の議論からしてみると、館長さんだけでは図書館はやはり動かぬわけで、
  そこにまさにその専門性のある職員を置くことは非常に大事なことで、館
  長及び専門職員を置くというふうにはなぜならないのか。そうすべきだと
  思うが、いかがか。
 ・加茂川生涯学習政策局長 図書館が地域の知の拠点、学習の拠点として重
  要な役割を果たしていく上で、専門性を備えた司書が、専門的職員として
  その重要性が高いというのは私どもも同じ認識を持っている。特に、利用
  者のニーズが多様化、高度化する昨今、司書がその専門的な知識、経験を
  十分に生かして図書館における中心的な役割を果たすべきだという考えを
  私どもも強く持っている。
  司書の専門性、図書館における役割を考えできるだけ配置してほしい、配
  置すべきであると私どもは考えており、「公立図書館の設置及び運営上の
  望ましい基準」においては、専門的職員を確保することを前提にこれを促
  している。ただ、具体的に公立図書館にどのような職員を配置するかにつ
  いても、これは設置者である地方公共団体個々に判断をしており、司書が
  配置されていない図書館が約3割、972館見られるのが現状である。
 ・日森委員 図書館における司書の役割について、これはいろいろなところ
  でお話が出ているが、改めてお聞きをしたい。
 ・加茂川生涯学習政策局長 図書館が地域住民の身近にあって、図書その他
  の資料を収集、整理、保存して、その提供を通して住民の個人的な学習を
  支援するという役割を担っていること、これに加えて、特に近年では、地
  域が抱える課題の解決、具体には、医療、健康、福祉、法務等に関する課
  題解決あるいはこれらに関する情報提供、さらには地域資料等、地域の実
  情に応じた情報提供サービスを行うことが求められている。こういった図
  書館の役割の高まりに対応する形で、その専門性を備えた司書の役割も一
  層高まっていると言うことができる。利用者の観点から見ると、利用者の
  ニーズが大変多様化、高度化する、こういう状況に対応して、司書がその
  知識や経験を十分生かしてその職責を果たすことが求められていると認識
  している。        (2008年5月21日 衆院文部科学委員会より)

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◆新聞記事より(地域版含む)
○長岡・中央図書館 励ましの手紙、物資供給メモ… 地震の教訓 資料で伝
 承 学校や行政から収集 2000点 7月公開目指し準備(新潟日報5/10)

○本借りたら本買える 佐賀の公立図書館など 抽選で図書カード贈呈 利用
 促進へPR(日経5/27夕)

○市立[釧路]図書館 指定管理者導入2カ月 「民活効果」貸出数など増 学
 校との連携に課題(北海道6/2夕)

○松江市初の地域図書館オープン 公民館と併設、中学校に隣接 島根町加賀
 に住民待望の施設(島根日日6/3)

○小郡図書館11月3日開館 山口市内で2番目規模 13万冊が収納可能に
 (毎日6/13)

○〔活字の底力 第4部 結い直し〕2 同時イベント 共存共栄の道 [広
 島市立]図書館と書店 出版不況で連携強化 賢治に親子注目 東京の古書
 店も(中国6/11)

○「読書年」に向けアピール 文字・活字文化推進機構 国会決議うけ報告集
 会開く(新文化6/19)

○県立山口図書館 利用1500万人 105年の歴史振り返る資料展
 (朝日<第2山口>6/19)

○四放・24時間テレビ 募金で購入の福祉機器贈る 鳴門市立図書館に
 (徳島6/20)

○米子市が命名権 スポンサー募集 東山運動公園と美術館・図書館エリア
 (日本海6/22)

○県立養護学校の図書室 約半数単独設置なし 交付税での図書購入費 措置
 額の1割未満 [神奈川県](神奈川6/23)

○現場の司書ら疑問の声 県立高図書館の管理運営 民間委託検討 生徒支え
 授業にも関与 コスト削減優先を懸念 [長野県](信濃毎日6/23)

○〔話題を追う〕もっと読みたい はっと気づく ほっと安らぐ 絵本と出会
 いの場に 美容室 [鳥取]県立図書館連携 倉吉を中心に広がる輪 忙しい
 お母さんにも好評 図書館が身近に 広がる絵本の輪(日本海6/24)

○新刊児童書1000冊紹介 [山口]県立図書館が出前研究会(宇部日報6/24)

○日記の原本 遺族が寄贈 小泉八雲と交友 西田千太郎 島根県立図書館へ
 明治期松江知る史料に(山陰中央新報6/26)

○旧陸軍の倉庫 図書館に変身 北区[立中央図書館]、きょうオープン
 (朝日<東京>6/28)

○関連予算案採決見送り 直江津図書館 上越市長 ホテル側と交渉へ [ホテ
 ルの一部を買い取り新図書館を整備する計画](新潟日報6/28)

○開館日増やします 大阪府立中央図書館 橋下知事要望受け、蔵書整理短縮
 (産経6/28夕)

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◆集会等のお知らせ
○講演会「オープンソース戦略によるDAISYの技術開発」
 共催:(財)日本障害者リハビリテーション協会,日本財団,NPO法人支援技術
  開発機構,DAISYコンソーシアム
 日時:2008年7月30日(水)18:00-20:10
 会場:日本財団ビル大会議室
 参加費:無料 定員:先着100名(申込締切:7月28日(月)定員になり次第締切)
 詳細HP:http://www.normanet.ne.jp/info/seminar080730.html
 申込・問合先:日本障害者リハビリテーション協会・有田・太田・野村
 (TEL.03-5273-0796 FAX.03-5273-0615 E-mail:dinf-j★dinf.ne.jp)

○第17回京都図書館大会」「図書館からのアプローチ~新たな広報戦略」
 主催:日本図書館協会、第17回京都図書館大会実行委員会
 日時:2008年9月3日(水)10:20~16:30(受付10:00~)
 場所:同志社大学 寒梅館ハーディーホール *駐車場はないので公共交通
  機関を利用のこと。
 参加対象:公共図書館、大学図書館、学校図書館及び専門図書館の職員、
  学校教員、日本図書館協会会員、利用者及び利用団体等
 資料費:800円
 内容:基調講演 「いま図書館に求められる新たなウェブ活用戦略」岡本真氏
  (ACADEMIC RESOURCE GUIDE 編集長)、事例発表、交流協議
 申込方法:8月29日(金)までに、電話・郵送・FAXで下記あて申込。
 申込・問合先:京都図書館大会実行委員会(〒606-8343 京都市左京区岡崎
  成勝寺町9 京都府立図書館内 TEL.075-762-4655 FAX.075-762-4653)

○平成20年度私立短期大学図書館協議会全国研修会
 主催:私立短期大学図書館協議会
 期日:2008年9月4日(木)~5日(金)
 会場:名古屋ガーデンパレス
 テーマ:これからどうする~図書館の気がかりな問題を考えよう
 内容:講演「地震災害と図書館」「短期大学図書館の日常業務について」,
  分科会,見学会
 参加費:研修会費加盟館7000円/非加盟館10000円,見学会3000円
 詳細HP:http://shitantokyo.org/
 問合先:名古屋短期大学図書館(TEL.0562-97-1725)

○日本図書館文化史研究会2008年度研究集会・会員総会
 期日:2008年9月14日(日)~15日(月・祝)
 会場:工学院大学・新宿キャンパス28階第1会議室
 内容:特別講演(竹内さとる氏,阪田蓉子氏)個人発表
 参加費:3000円 申込締切:8月31日(必着)
 詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jalih/events/2008/syuukai2008.html
 申込先:小黒浩司(作新学院大学司書・司書教諭課程 FAX.028-670-3671
  E-mail:oguro★sakushin-u.ac.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html
 
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◆求人情報
○(株)ベネッセビジネスメイト 図書館管理者補佐:1名
 応募締切:2008年7月18日(金)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』7月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2008年度第2回施設会員配付資料:以下のとおり7月11日付で発送いたしま
 した。お手元に届きましたら中身を必ずご確認ください。
 <A,B,C会員配付資料>
(1)日本の参考図書 四季版 No.167
 上記資料とともに『図書館雑誌』2008年7月号をお届けしております。
 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。ご参考ください。
 http://www.jla.or.jp/nyukai/haihu.html#2008
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) 
============================================================no.412 END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。 mailmaga★jla.or.jp 
 

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