令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2008/08/20

第417号

======================================================<2008/8/20発信> 
             JLAメールマガジン  第417号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2008 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
  ★<図書館法改定法案をめぐる国会審議から>
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○国立国会図書館蔵書の法務省資料の閲覧禁止、OPAC情報削除
 国立国会図書館が6月23日に、重要でない米兵事件は事実上の裁判権放棄を
 指示した1953年法務省通達等を収録した蔵書「合衆国軍隊構成員等に対する
 刑事裁判権関係実務資料」(法務省刑事局、1972.3、391,100p)の閲覧を
 禁止、OPAC掲載情報を削除したことが報じられた(しんぶん赤旗8/11、共同
 通信8/12)。報道によると、5月下旬に法務省は、国立国会図書館に「(同
 書の公開は)米国との信頼関係に支障を及ぼす恐れがある」ため、「非公開
 とする旨の公的な決定」が通知され閲覧禁止を要請した。館側は、6月5日
 に関係部局長で構成される委員会で対応を協議し、「現時点では発行者の公
 的な決定と異なる判断を下す理由を見いだせなかった」として、上記措置を
 決定したという。
 日本図書館協会図書館の自由委員会は、社会の大きな関心事であり、知る権
 利にかかわる問題と受け止め、8月15日同館収集書誌部に事情を聞き、次の
 ような説明を受けた。
 閲覧禁止措置の決定根拠:館の利用規則を受けた「資料利用制限措置等に関
 する内規」(1988.12.14内規6号)の「国もしくは地方公共団体・・・によ
 り、又はこれらのもののために発行された資料で、その内容の公開を制限し、
 又は非公開とすることを当該機関又は法人が公的に決定したもの」(4条4項)
 で、同書については法務省が情報公開法に基づく情報開示請求に対し不開示
 とすることを決定したことを受け、資料制限等申出資料取扱委員会として判
 断した。
 OPAC情報削除の理由:法務省から、同書の開示請求があった場合は情報公開
 法8条に基づく文書不存在で対応する方針である、としてOPAC削除の要請が
 あり、それを受け入れた。
 再審議について:利用制限は3年以内に再審議する(内規10条)。この件に
 関しては、法務省が公開に同意した場合や、同書自体が公知の状態になった
 場合が考えられる。

<全国図書館大会 兵庫大会>------------------------
○第94回全国図書館大会兵庫大会、当日参加も受け付けます!
 本日、8月20日(水)にて、第2次募集が締め切りとなります。もう大会参加
 申し込みはお済みでしょうか。これから参加を希望される方は、大会当日に
 当日受付をいたします。
   大会第1日:神戸ポートピアホール(受付時間 11:30~)
   大会第2日:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス( 同 9:00~)  
 なお、分科会によっては、すでに多くの申し込みがあり、希望に添えない場
 合もありますので、ご了承ください。皆様の参加をお待ちしています。
 詳細については、全国図書館大会兵庫大会ホームページまたは「図書館雑誌」
 6月号綴込をご覧ください。
 大会ホームページ:http://www.library.pref.hyogo.jp/taikai2008/top.html
  
○第94回全国図書館大会兵庫大会、分科会について
  7月23日発行の「JLAメールマガジン 大会特集1」でお知らせしました分科
 会の所属・演題に間違いがありましたので訂正いたします。
  ・第5分科会(午後)
   <事例発表>野尻佳代子
     所属 「内藤くすり博物館」→「内藤記念くすり博物館」
     演題 「専門図書館の専門図書館」→「専門博物館の専門図書館」
 
(次のお知らせのボランティア・友の会関係者への転送転載を歓迎します)
○第94回全国図書館大会兵庫大会関連行事
  「ボランティアと友の会の集い」について
 「ひろげよう図書館の輪 本と人をつなぐもの」
 身近な図書館を私たちの力でもっと元気に、もっと豊かにしていきたいとい
 う市民の願いが、ボランティアや友の会の活動を育み、図書館を支えてきた。
 みんなの暮らしに役立つ図書館の輪をひろげ、だれもが読書を楽しみ、豊か
 な知の世界へはばたけるように、ボランティアや友の会と図書館は手を携え
 ることが求められている。
 この集いでは、それぞれの活動を通じて学んだことや望むことを語り合い、
 さまざまなグループの活動を紹介する展示と懇談で交流を深める。  
  ■日時 平成20年9月20日(土) 10:30~15:00(受付10:00~)
 ■会場 兵庫県立美術館 ミュージアムホール
   〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号(Tel:078-262-0908)
 ■参加費 500円(資料代:当日受付でお支払いください)
   ※全国大会参加者は無料
   ※参加者には冊子「兵庫県・図書館ボランティアと友の会一覧」を配布。
 ■定員 250人
 ■参加申込
  「ボランティアと友の会の集い」のみに参加される方は、下記内容をボラ
  ンティアと友の会の集い事務局までお申し込みください。
   案内ちらしと申込み用紙の必要な方は事務局までご請求ください。
   申込み内容
   (1)氏名 (2)所属団体があれば団体名 (3)連絡先(住所 電話
    番号 連絡先メールアドレスなど)
    全国図書館大会に当日参加され、「ボランティアと友の会の集い」にも
  参加される方は、全国図書館大会当日参加受付でお申し込みください。
 ■申込締切 平成20年8月31日(日)
 ■内容
  ・パネルディスカッション(10:30~12:30)
    小栗栖真弓(姫路おはなしの会) おはなしを子どもたちに 
    松村芳子(神戸市立点字図書館くすのきグループ) 
                  図書館のよきパートナーとして 
    福山和子(ささやま図書館友の会) 図書館との協働の道を探りながら 
    小田茂代(福崎町立図書館長) 参画と協働で創る図書館 
    コーディネーター 新井せい子(人と本を紡ぐ会)  
  ・グループ活動紹介展示 (10:00~15:00)
 ■詳細HP:http://www.library.pref.hyogo.jp/taikai2008/volunteer.html
 ■問い合わせ先
   ボランティアと友の会の集い運営委員会事務局 青山・熊野
  (兵庫県立図書館 調査相談課内)Tel:078-918-3366(代) 
   Fax:078-918-2500 mail:zenkoku★library.pref.hyogo.jp 
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★学校支援地域本部<図書館法改定法案をめぐる国会審議から>
 ・義家委員 地域、郷土のこと、あるいはいろんな経験を教える、まさに実
  はそれは総合学習であると思う。一人の教師が今度何やろうなんて考えな
  がらつくっていく、それよりも、地域人材が子供たちに総合的に様々なア
  プローチをしながら考え、地域のことを学びというふうに行っていくべき
  もののような私は気がする。
  現在、情報の必修化、総合学習の導入、教えることが増えた一方で、教え
  る時間が完全週休二日制の導入に伴って減り、さらに新しい指導要領では
  主要教科の10%増と授業時間数が増える。総合学習は土曜日に学校ができ
  るようにして、そして土曜日に地域の先生たちが行っていく。地域の要請
  によって、土曜半ドン、土曜日の授業をできるという柔軟な対策、柔軟な
  方向性はできないものなのか。
 ・池坊文部科学副大臣 教員が子供と向き合う時間が少ないと言われている
  ので、先生方を補佐する意味でも、また子供たちを健やかに育てるために
  も放課後子どもプランというのを創設したし、また学校支援地域本部とい
  うのも設けた。
  学校支援地域本部は、学校や地域の事情をよく分かっているコーディネー
  ターがまず調整して、そういう方々が中心となって、地域住民が学校支援
  ボランティアとして学校の様々な教育活動を支援していっていただけたら
  と考えている。
  私が一生懸命やっている読み聞かせも、先ほどから図書館で専任の司書が
  足りないんじゃないかというお話があったが、専任の司書に上回るほどの
  力を持っていらっしゃるボランティアの方もいらっしゃると思う。そうい
  う方々が社会参画してくださっているところを私も実際に視察で見てきた。
  一体となって、子供との交流の中で、お母様や地域住民の方々も生き生き
  と学校図書室でいろんな子供との触れ合いの中でいい本の推薦なんかもし
  ていらっしゃっていただいている。
  こういう学校支援地域本部や放課後プランで補っていきたいと考えている。
                (2008年月3日 参議院文教科学委員会)
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◆新聞記事より(地域版含む)
○橋下・大阪府知事の財政再建案で 府民の知恵袋SOS 社会・労働運動の専
 門図書館[労働情報総合プラザ、大阪社会運動資料センター]、管理委託打ち
 切りへ 貴重な資料散逸の機器 ドーンセンターは補助金ゼロに 「自立
 化」→「廃止」懸念も(朝日<大阪本社>6/6)

○図書館、情報拠点に 「貸し出し主義」転換 役立つ 司書が講師役で検索
 方法の講座 効率化 NPOなど活用 運営見直し機運(朝日<福島>7/5)

○ホテルへの移転可決 直江津図書館 上越市議会 10年10月開館へ 市説明
 足りず「延長戦」 民間施設利用難しさ示す(新潟日報7/5)

○点字の案内使う私らで 北豊島中生徒が制作 池田市立図書館
 (朝日<大阪>7/9)

○〔関西発〕変わる大学図書館 兵庫県内で取り組み カフェ誘致、展覧会も
 (中日7/10夕)

○ネットで無料 学術論文公開 [広島]県内11大学参加(朝日<広島>7/11)

○学校図書費流用29市町村 [沖縄]県内07年度 「財政厳しく」 文科省調査
 (沖縄タイムス7/11夕)

○[長野]県立高の図書館民間委託 書店組合が反対の要望書 (信濃毎日7/12)

○異例の履歴保存効果 区立図書館貸し出し破損に苦悩 練馬 資料「除籍」
 減る プライバシー保護で本来は消去(東京7/13)

○「背に腹は変えられぬ」 小中学校図書購入費“流用”続く道内自治体 財
 政難で他事行へ配分 整備率は全国最下位に(北海道7/14)

○女性史の資料後世に 運動家の日誌・専門紙の写真ネガ… 国立女性教育会
 館にアーカイブセンター 散逸防止へ2000点収集(朝日<埼玉>7/18)

○小中生ネット制限 [京都市]右京中央図書館 真偽不明の情報遮断
 (京都7/18)

○図書館システム開発 東京・三鷹の3セク、大手に挑む 低コスト前面に販
 売(日経7/21)

○芳賀・知恵の環館仮オープン 図書貸し出し自動化(下野7/22)

○「ぶらり」立ち寄って 駅南図書館オープン ビジネス書を充実 [富山市]
 (北日本7/22)

○絵本読み聞かせ FM電波に乗せ 豊見城[市]中央図書館CDを制作
 (沖縄タイムス7/22)

○私のも、子どものも、孫のも 教科書 40年分2万冊 ぱっと 検索 [京
 都]府立図書館 データ化着々(京都7/22夕)

○図書館に「緩和ケア」コーナー 柏市が新設 がん対策で100冊
 (千葉日報7/23)

○京大図書館眠らない 自習室24時間OK 来年1月新設 「夜にも勉強」要望
 応え(京都7/23)

○図書閲覧もPCで 嘉手納 町関連本をデータ化(沖縄タイムス7/23)

○レッドカード 長時間の場所取り 松任図書館、職員が巡回(北国7/24)

○来年度着手 駅舎建て替え 図書館併設を計画 小諸[市](信濃毎日7/24)

○指定管理者導入せず、「研究継続は必要」-沼津市立図書館、協議会答申
 (静岡7/24)
 
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◆集会等のお知らせ
○子どもの読書を考える会(第6回)
 主催:子どもの読書を考える会
 日時:2008年9月1日(月)14:00-16:00
 会場:神戸市勤労会館303
 内容:児童室でこんな事してます(紹介と実演)
 申込・問合先:小田原典子(神戸市立須磨図書館 TEL.078-735-7444)

○第44回社史づくり実務セミナー
 主催:大阪商工会議所,専門図書館関西地区協議会
 日時:2008年9月17日(水)9:30-17:30
 会場:大阪企業家ミュージアム会議室A
 参加料:会員10000円,一般20000円(昼食代,大阪企業家ミュージアム入館料含)
 定員:30名(定員になり次第締切)
 問合先:専門図書館関西地区協議会(大阪商工会議所経営相談室内
  TEL.06-6944-6451 FAX.06-4791-0444)

○ワークショップ「健康情報を評価する」
 日時:2008年9月19日(金)13:30-16:30
 会場:兵庫医療大学
 参加費:500円 定員:60名 締切:9/12(金)必着
 内容:健康情報の評価の方法についての講義と実習を行う。兵庫医療大学図書館
  の見学会も実施。
 申込方法:件名を「ワークショップ申込」として氏名,所属,連絡先住所,TEL,
  E-mailを明記して下記あて連絡。郵便,TELでの申込はお受けできません。
 申込・問合先:日本図書館協会健康情報研究委員会(E-mail:kenko★jla.or.jp
  FAX.03-3523-0841)

○平成20年度イブニングセミナー「情報のプロフェッショナルをめざして」
  ~専門情報のプロに学ぶレファレンス~
 主催:専門図書館関西地区協議会
 <第1回>2008年9月25日(木)「日経BP社ライブラリにおける利用者向け情報
  サービス」堀鉄彦氏(日経BP社経営企画室ライブラリグループマネジャー)
 <第2回>2008年11月6日(木)「法テラスの業務について」後岡良知氏(日本
  司法支援センター大阪地方事務所副所長・弁護士)
 <第3回>2008年12月10日(水)「国立国会図書館のレファレンス・サービスと
  レファレンス協同データベース」北川知子氏,小篠景子氏(国立国会図書館関西館)
 会場:大阪商工会議所地下1階2号会議室 時間:18:30-20:30
 参加費:会員無料,非会員3000円/回 定員:各回30名(先着順)
 問合先:専門図書館関西地区協議会事務局(大阪商工会議所中小企業振興部経営
  相談室内 TEL.06-6944-6451 FAX.06-4791-0444 sentokyo★osaka.cci.or.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html
 
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◆求人情報
○平成20年度福島県職員(資格免許職)採用候補者試験 司書:3名程度
 受付期間:2008年8月11日(月)~22日(金)消印有効 

○在福岡米国領事館、福岡アメリカンセンター・レファレンス資料室 正職員:1名
 応募締切:2008年8月29日(金)必着

○昭和大学図書館 パートタイム司書:2名
 応募締切:2008年8月29日(金)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
 図書館長の仕事 「本のある広場」をつくった図書館長の実践記 (JLA図
 書館実践シリーズ 10) ちばおさむ著 2008.8 172p B&判 定価1995円
 ISBN978-4-8204-0808-6 
 http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html 
 
○『図書館雑誌』8月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2008年度第4回施設会員配付資料:以下のとおり8月15日付で発送いたしま
 した。お手元に届きましたら中身を必ずご確認ください。
 <A,B,C会員配付資料>
(1)現代の図書館 vol.46 no.2
(2)ネットワーク資料保存 第88号
 上記資料とともに『図書館雑誌』2008年8月号をお届けしております。
 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。ご参考ください。
 http://www.jla.or.jp/nyukai/haihu.html#2008
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) 

○2008年度中堅職員ステップアップ(1)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2008-1.html
 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)
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