令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2008/09/17

第421号

======================================================<2008/9/17発信> 
             JLAメールマガジン  第421号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2008 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
  ★全国図書館大会兵庫大会明日から開催
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○国立国会図書館に要請書を送付
 日本図書館協会は9月10日、国立国会図書館に「法務省資料」の閲覧禁止の
 見直しについての要請をした(本メールマガジン既報419、417号)。国立国
 会図書館は法務省の要請に応え、「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権
 関係実務資料」の閲覧を禁止する措置を採り、またOPACからも書誌情報を削
 除した。これは国立国会図書館法、図書館の自由に関する宣言などに照らし
 て問題があり、この措置の速やかな見直し、および利用制限措置の内規の見
 直しを求めた。
 要請文は、http://www.jla.or.jp/kenkai/20080910.pdf。
 マスコミ等からの問合せにたいしては、「納本の日」の制定、アピールなど
 国民に開かれた国立国会図書館となるようさまざまな取組みを行われている
 折残念なことであり、その信頼回復を望みたい、言論の自由に関わる大事な
 問題として捉えていただきたい、全国図書館大会では提起、協議をする、な
 どを述べ説明している。
 なおOPAC情報については、法務省が同図書館に利用禁止を申し出たことを報
 道機関に明らかにしたため、同図書館は9月8日資料の所蔵が公知の事実と
 なったと判断、復活させた。

○文科省、「図書館機能を活用した地域の知の拠点づくり推進事業」予算要求
 文部科学省は来年度の予算に図書館関係では「地域の知の拠点づくり推進事
 業」を新規要求した。教育振興基本計画等で図書館には地域に実情に応じた
 情報提供サービスの充実が求められ、また図書館未設置市町村への速やかな
 整備が期待されている、とし、そのための仕組みづくりをする。さらに改正
 図書館法で努力義務化された図書館運営の評価に関わる指標・ガイドライン
 を策定する。
 総額1億1,100万円
 (1) 実践研究等の実施(23箇所) 6,600万円
 ・有識者等からなる検討委員会を設置し推進方策を総合的に検討。
 ・現在緊急に求められている評価方法、リスクマネージメント、指定管理者
  の実施に関する先進的取組等の調査研究。
 ・図書館未設置市町村にある図書室などを拠点に、図書館サービスを普及・
  定着させるための仕組みづくり、ガイドライン策定のための実践研究。
 (2) 「地域の知の拠点」支援事業(5箇所) 1,700万円
  地域の司書有資格者を図書館ボランティアの中心的な存在として、その能
  力を活用する図書館支援活動を展開。
 (3) 研究協議会の開催 2,800万円
  図書館機能と地域の図書館間のネットワーク強化を図るため、「ディスカ
  バー図書館」を開催。

○文部科学省、図書館職員の研修充実方策の報告書を公表
 文部科学省はこのほど、これからの図書館の在り方検討協力者会議がまとめ
 た「図書館職員の研修の充実方策について(報告)」を公表した。6月にま
 とめられ、7月の同協力者会議で報告されたものである。その内容について
 は、本メールマガジン第414号7月30日で紹介済み。報告書全文は
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/teigen/08073040.htm

○大阪府立図書館の市場化テスト申請状況公表
 大阪府は9月10日、「平成20年度大阪版市場化テスト全業務を対象とした提
 案募集・提案一覧」を公表した。
 大阪府は「公共サービスの質の向上と効率化を実現する手法として市場化テ
 ストを実施しており」「民間で実施可能と考えられる業務や、民間での実施
 を可能とするための条件等について、民間事業者等の皆さまから、広く提案
 を募集」した、その提案内容とそれに対する考え方を公表する、というもの
 である。
 図書館については、アデコ、日本コンベンションサービス、センコー、匿名
 希望の4社が提案、そのなかには館長業務を含むほぼすべての図書館業務に
 ついて引き受けられるとの提案もある。教育委員会は、業務委託等の状況や
 今後の改善方向を示し、努力について説明をしている。今後民間人による第
 三者機関「大阪版市場化テスト監理委員会」で提案者のプレゼンテーション、
 図書館に対するヒアリングなどの検討や審議が行われる予定。
 http://www.pref.osaka.jp/kikaku/sijohka/12_kyouiku-kangaekata.pdf

○障害者雇用支援月間のポスターに「図書館の朝」が入選
 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構は、障害者雇用支援月間(毎年9月)
 の啓発ポスターの写真の部で北海道の講神史子さんの「図書館の朝」が同機
 構理事長奨励賞の受賞作品となった。札幌市の図書館で働く知的障がいのあ
 る人の開館準備の作業をしているところを撮ったものである。撮影した講神
 さんは札幌市社会自立センターで障がい者の自立を支える仕事に従事してい
 る方である。昨年も絵画の部で「図書館で働きたい」が入賞し(本メールマ
 ガジン第70号)した。

<全国図書館大会兵庫大会>--------------------------------
★ 平成20年度第94回全国図書館大会兵庫大会はいよいよ明日から開催されます!

◎分科会講師変更のお知らせ
  第10分科会(図書館学教育)で、ご報告いただく予定でした手塚健郎氏
  (文部科学省生涯学習政策局社会教育課課長補佐)が、馬場祐次朗氏
  (文部科学省生涯学習政策局社会教育官兼国立教育政策研究所社会教育
     実践研究センター センター長)に変更になりました。

◎朝日新聞、広告特集「図書館は小宇宙であり、文化のバロメーター」
  9月14日(日)朝日新聞に、第94回全国図書館大会兵庫大会の広告特集が
  掲載されました。今年は、18日の全体会の記念講演でご後援いただく池内
  紀氏のインタビュー記事です。「図書館は小宇宙であり、文化のバロメー
  ター」として、図書館にまつわる思い出について語られています。この記
  事については、大会当日に配付予定ですので、ぜひご覧下さい。

◎第2日目の昼食について
  会場近辺に食事をできる場所がありませんので、弁当を注文されておられ
  ない方は各自でご準備下さい。 

◎各会場へのアクセス
■開会式・全体会・交流会<神戸ポートピアホール・ポートピアホテル>
  9月18日(木)の「開会式・全体会・交流会」会場である「神戸ポートピア
  ホール・ポートピアホテル」は、ポートアイランドにあります。
  三宮駅からポートライナーで約10分「市民広場駅」下車すぐです。

■分科会<神戸学院大学ポートアイランドキャンパス・兵庫医療大学>
  19日(金)の「分科会」会場は、神戸学院大学ポートアイランドキャンパ
   ス及び兵庫医療大学(第2分科会・大学・短大・高専部会・午前のみ)です。
   全体会会場と同じく、ポートアイランドにあります。
  三宮駅からポートライナーで約9分 「市民病院駅」下車 西へ徒歩約6分
  です。

■各会場までは、黄色の帽子をかぶった大会スタッフも皆様をご案内できる
  よう準備をしていますが、ぜひ大会案内などをご参照の上、交通アクセス
   を確認しておいでください。
  なお、この帽子は、株式会社図書館流通センター様のご協力を得て、作成
  しました。

◎夏のエコスタイルについて
  兵庫県では、9月30日まで、省エネルギーの促進、地球温暖化の防止及
  び能率の向上を目的として「夏のエコスタイル」に取り組んでいます。
   大会当日は、軽装(ネクタイは着用しない)でお越しいただきますようご
  協力をお願い致します。
  
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◆集会等のお知らせ
○図書館で働くということ-図書館員の労働お役立ち講座-第1回(全5回)
 主催:図書館問題研究会・兵庫支部 協力:同・大阪支部
 日時:2008年9月29日(月)14:00-16:00
 会場:神戸市立婦人会館・つばき
 内容:「知っていますか、あなたの味方-労働条件を知る」高橋繁美氏(図問研
  大阪支部)健康保険,社会保険,年金,給与,休暇など働くうえで重要な制度を知る。
 問合先:阪本和子(神戸市立中央図書館 TEL.078-371-3351
  kazuko_sakamoto★muni.lib.city.kobe.jp)
  島崎晶子(西宮市立鳴尾図書館 FAX.0798-45-5004 a2.mly★nishi.or.jp)

○第2回多摩デポ講座「あなたは地図がよめますか-昔の地図を編集し土地の歴史
  を読む:国分寺市を一例に」
 日時:2008年10月5日(日)14:00-16:30
 会場:国分寺労政会館第一会議室
 講師:芳賀啓氏(出版社(株)之潮代表)
 定員:50名(先着順,予約者優先)詳細HP:http://www.tamadepo.org/
 申込・問合先:共同保存図書館・多摩(留守番電話かFAX.042-484-3945
  E-mail:depo_tama★yahoo.co.jp)

○平成20年度大阪公共図書館協会研修会 森まゆみ講演会「図書館かくあらまほし」
 主催:大阪公共図書館協会研修委員会
 日時:2008年10月15日(水)14:00-16:00
 会場:大阪府立中央図書館ライティホール
 入場料:無料 締切:10月10日(金)
 問合先:堺市立南図書館・今泉(TEL.072-294-0123 FAX.072-298-0597)

○児童図書館研究会東京支部学習会「街の書店がなぜ消えるのか?-最前線で
  奮闘している子どもの本屋さんから-」
 日時:2008年10月20日(月)18:15-20:00
 会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)会議室B2
 講師:児童書専門店連絡会の皆さん 会費:500円(児図研会員無料)
 申込・問合先:児図研東京支部・山田(FAX.03-3705-3092 PEG01776★nifty.ne.jp)

○第10回資料保存委員会セミナー「保存マネジメントの諸問題-バークレー・
  オグデン氏を迎えて-」
 主催:日本図書館協会 企画:資料保存委員会
 日時:2008年10月31日(金)18:30-20:30
 会場:日本図書館協会2階研修室
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/hozon/hozonkanri/hozonkanri.html

○第12回資料保存研修
 主催:国立国会図書館
 日時:2008年10月31日(金)10:00-16:20
 会場:国立国会図書館関西館
 テーマ:あなたにもできる図書館資料の保護と補修~紙縒り(こより),和綴じ,
  簡易補修など~
 内容:講義-資料保存に関する基本的な考え方/実習-和綴じ,紙縒り,簡易補修,
  保存容器作製等 定員:24名。1機関からの申込みは1名まで。
 参加費:無料 締切:10月10日(金)
 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/library_training_guide.html#080801-01
 問合先:国立国会図書館収集書誌部資料保存課(TEL.03-3506-3356(直通))

○ディスレクシアの子どもたちへの読みの支援-DAISYを使ってみよう
 主催:(財)日本障害者リハビリテーション協会
 日時:2008年11月1日(土)10:00-17:00
 会場:ゲートシティホール(ゲートシティ大崎地下1階)
 講演者:河村宏氏(国立身体障害者リハビリテーションセンター特別研究員),
  末盛千枝子氏(日本国際児童図書評議会副会長)ほか 
 詳細HP:http://www.normanet.ne.jp/info/seminar081101.html 参加費:無料
 申込・問合先:日本障害者リハビリテーション協会情報センター・有田,太田,
  吉広,野村(TEL.03-5273-0796 FAX.03-5273-0615 dinf-j★dinf.ne.jp)

○平成20年度「子供読書フォーラム」~「本を読むこと」との幸せな出会いを~
 主催:東京都立図書館
 日時:2008年11月7日(金)12:45-16:45
 会場:東京都多摩教育センターホール
 内容:講演「読む力は生きる力」脇明子氏(ノートルダム清心女子大学教授)
  子供読書活動報告会(実践報告,パネルディスカッション)
 定員:300名※手話通訳・託児あり 締切:10月29日(水)消印有効
 詳細HP:http://www.library.metro.tokyo.jp/c/info/forum/index.html
 申込・問合先:東京都立多摩図書館児童青少年資料係(〒190-8543 立川市錦町
  6-3-1 TEL.042-524-6428 E-mail:Kouen★library.metro.tokyo.jp)

○第34回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国(奈良)大会及び研修会
 「わたくしたちのアーカイブズ-公文書館法20年と現在-」
 期日:2008年11月12日(水)~14日(金)
 会場:奈良ロイヤルホテル,奈良県立図書情報館
 内容:総会,研修会,研究会,視察,機関会員刊行物展示・協賛企業展示,懇親会
 詳細HP:http://www.jsai.jp/ 締切:9月26日(金)必着
 問合先:第34回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国(奈良)大会事務局
 (奈良県立図書情報館 TEL.0742-34-2111)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html
 
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◆求人情報
○鎌倉学園中学校高等学校図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2008年9月20日(土)必着

○愛知県立大学 契約職員(専門職),契約職員(一般職(司書・司書補)):各1名
 応募締切:2008年9月24日(水)

○京都大学工学研究科・電気系図書室 事務補佐員:1名
 応募締切:2008年9月26日(金)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm 

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◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
 図書館の自由に関する事例集 日本図書館協会図書館の自由委員会編
 2008.9 279p A5判 定価2625円 ISBN978-4-8204-0812-3 
 http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html

○『図書館雑誌』9月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
============================================================no.421 END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。 mailmaga★jla.or.jp 
 

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