令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2011/06/08

第429号

=====================================================<2008/11/12発信> 
             JLAメールマガジン  第429号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2008 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○島根県がふるさと納税制度で子どもの読書活動促進事業
 ふるさと納税制度が始まっているが、島根県ではその対象8事業のうちに、
 子どもの読書活動の促進に関する事業を挙げている。「あなたのふるさと島
 根寄付金が、子ども読書県・島根を築きます。」と記されたリーフレットが
 配布されている。住民税の控除対象となる寄付金を基金として、県と市町村
 が連携して実施する子ども読書活動支援事業の財源として用いられる。
 その支援事業として、地域で行われる読書活動の支援、学校図書館を応援す
 るボランティア活動、ボランティア研修の開催などが挙げられている。
 http://www.pref.shimane.lg.jp/seisaku/kifu/index.html

○仮称「NPO法人弱視の子どもたちに絵本を」設立のよびかけ
 大阪府で活動している「視覚障害児のためのわんぱく文庫」から、弱視の子
 どもたちに絵本を保障するためのNPO法人設立の協力依頼が日本図書館協会
 にあった。協会は趣旨に賛同し協力することを約した。主宰者の福山恭子さ
 んは、27年間視覚障害児のための文庫活動をしてきたが、子どもたちが満足
 できる本、とりわけ絵本がない、限られたものしかないので本が選べない、
 と実状を述べ、設立を考えたという。この考えに賛同した人たちが集まり、
 通信を発行するなど活動をはじめている。
 連絡は wanpaku.jyakushi★gmail.com

○筑波大学大学院図書館情報メディア研究科で説明会を実施
 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科では、筑波キャンパスおよび東京
 キャンパス(茗荷谷)において昼夜開講の博士前期課程(修士課程)、博士
 後期課程を開設しており、一般学生と図書館現職者等の社会人学生が学んで
 いる。また、高い管理能力をもつ図書館員の養成を目的とした図書館経営管
 理コース(7科目で構成)も開設している。2009年度入学者のための2月期入
 試(2009年2月2~4日に実施)に先立ち、同研究科の説明会(概要、入試、
 カリキュラムなど)が下記の通り開催される。
 説明会日時・場所:2008年11月29日(土)13:30~15:00
 筑波大学東京キャンパス(大塚地区E161教室)
 2008年12月5日(金)18:20~19:35 筑波大学筑波キャンパス(春日地区7A205講義室) 
 *事前申込みは不要、問い合わせ:029-859-1120
 詳細は、http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/admission/open_campus08-2.pdf
 を参照
 研究科HP: http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/

○参納哲郎さんが「夕張」論文で最優秀賞受賞
 富山県選出の協会評議員参納哲郎さん(元小杉町(現射水市)立図書館長、
 元富山県立図書館)は、読売新聞北海道支社が公募した「わが街を考える―
 『第二の夕張』を回避するために」に応募した論文が最優秀賞に選ばれた。
 参納さんの論文「地域の情報拠点整備で人口増を実現」は、富山県舟橋村の
 図書館活動を例に「今日の市町村興亡の大きな分かれ目は、……住民が日常
 的に心豊に過ごせる社会環境の差異にあることに気づかなければならない」
 と訴えている。
 この公募は、同新聞夕張支局編著の『限界自治夕張検証~女性記者が迫った
 600日』(梧桐書院)の刊行を記念して行われたもので、全国から54人57編
 の応募があったとのことである。

○「文学界」新人賞に図書館員が受賞
 本年度第107回「文学界」新人賞に荒川区立図書館に勤務する上村渉さんの
 「射手座」が選ばれた。“日系ブラジル人のわたしの前に現れた男が始めた
 信じがたい話― 重層的な語りの構造を駆使し、人と人の関係の新たな可能
 性を暗示する意欲作”と評されている。受賞作は「文学界」12月号に掲載さ
 れている。
 今回の応募作品は1807篇あり、そのなかから上村さんの作品と松波太郎さん
 の「廃車」の2篇が選ばれた。

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◆新聞記事より(地域版含む)
○八重山・宮古分館廃止へ [沖縄]県立図書館問題で教育長明言
 (沖縄タイムス10/1)

○〔市民とつくる知恵袋 ほんぽーと開館1年〕上 多様化 ビジネス情報提
 供も 司書、診断士 起業へ助言〔同〕中 支える 地域の核を育てたい 
 館内外ボランティア活発 〔同〕下 ビジョン 住民の声聞き拠点化 地域
 館との連携を模索(新潟日報10/2-4)

○本の持ち出し絶えず… 図書館で蔵書点検 千歳 815冊、被害は100万円超
 に 恵庭 過去最低でもまだ608冊も(北海道〈札幌近郊〉10/3)

○〔YOKYO発〕漫画、有名作家執筆…小説より奇 波瀾万丈 社史1万4000冊
  ようこそ! 蔵書日本一の[神奈川]県立川崎図書館(東京10/7)

○〔教育ひろば〕小学校の蔵書 DB管理進む 貸し出しわずか数秒 函館 延
 滞や人気一目で 導入時は負担重く(北海道〈函館・渡島・桧山〉10/11)

○橋下知事に府会がノー 児童文学館存続の請願採択(京都10/11)

○船橋駅北口に民間図書館 地域活性化へNPOが開設(千葉日報10/12)

○鳴門 市立図書館の歌決定 市内の中学生が作詞作曲(徳島10/16)

○国立公文書館の管理権限を強化 有識者会議が提言(朝日10/17)

○暫定図書館設置を 柴田[町] 検討会報告 町長「10年春目指す」
 (河北新報10/17)

○図書館 地域交流の場へ 親子絵本作り教室や講演会 中国学園大・短大 
 2カ月に1回 住民、学生に好評(山陽10/17夕)

○できた こども図書室 滝沢村公民館 児童書など1万4000冊 母親向けの
 雑誌も(岩手日報10/18)

○〔感観学楽 えちぜんわかさ〕理系学科読書に力 福井大工学部・生物応用
 化学 専門書理解へ生かせ 図書館掲示 愛好の輪拡大 教官→お薦め紹介
 学生→感想ポスターに(福井10/18)

○小学高学年で本離れ [岡山]市内小中高生アンケート 2~5年冊数減少 
 朝読書推進目指す 市子ども読書計画 図書館や学校連携を 市が素案公表、
 意見募る(山陽10/19)

○夕張市教委 旧北炭地質調査・新聞地方版50年分 図書館から資料移管へ 
 来月初旬 劣化防止、開校施設に(朝日〈北海道〉10/21)

○民権の意気、現憲法にも匹敵 五日市憲法草案里帰り 昨年開館 準備整う
 市中央図書館へ あきる野、25日から特別展(朝日10/21)

○裁判員制度に興味を [和歌山]県立図書館 特設コーナー設置
 (朝日<和歌山>10/21)

○蒲郡市立図書館の運営 NPO法人に委託へ(中日10/22)

○野外図書館+ビオトープ 大教大付天王寺中・高 「学びのもり」快適! 
 OBがデザインや揮毫(読売〈大阪〉10/22)

○人口島に文化施設 図書館や科学会館を検討 福岡市(西日本10/22)

○〔生活 くらし さが〕図書館利用マナー低下 破損、無断持ち出し… セ
 ンサー設置 巡回増など対策 「住民の自覚促す」 絶版代わりなく 1年
 に1600冊不明(佐賀10/22)

○著作権 「公正目的」なら利用許諾不要に ネットサービス展開しやすく 
 適用範囲など課題 現行は約25項目 法改正に曲折も(日経10/23)

○図書館は毎朝行列 松江・城北小 司書や「応援団」学び支援
 (山陰中央新報10/23)

○日野・引退の移動図書館 「ひまわり号」再出発 「大島へ」つなぐ志 島
 在住経験濱田さん 善意の3500冊積み(朝日10/25)

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◆集会等のお知らせ
○第10回図書館総合展フォーラム講演会「アニメリテラシー-アニメを映像メディア
  として読み解く」
 主催:日本図書館協会 企画・担当:図書館利用教育委員会 
 日時:2008年11月28日(金)15:30-17:00
 会場:パシフィコ横浜図書館総合展フォーラム第9会場
 講師:有吉末充氏(京都学園大学人間文化学部)
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/cue/sogo10.html

○日本図書館研究会情報組織化研究グループ11月月例研究会
 日時:2008年11月29日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立浪速人権文化センター5階集会室2
 テーマ:NDC10版の作成作業:3類試案を中心として
 発表者:大曲俊雄氏(日本図書館協会分類委員会)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/

○アート・ドキュメンテーション学会第1回秋季研究発表会
 日時:2008年12月6日(土)10:30-17:00
 会場:印刷博物館B1Fグーテンベルクルーム(研修室)
 参加費:1000円(資料代・企画展等観覧料含)
 詳細HP:http://www.jads.org/news/2008/1206.html
 申込先:印刷博物館ライブラリー・山崎(TEL.03-5840-2300 FAX.03-5840-1543
  E-mail:yamazaki★printing-museum.org)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html

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◆求人情報
○仙台青葉学院短期大学 図書室専任職員:1名
 応募締切:2008年12月10日(水)

○新潟大学附属図書館 図書系職員(常勤):1名
 応募締切:2008年12月22日(月)17:00必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm

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◆JLAからのお知らせ
○JLA近刊
 JLA図書館情報学テキストシリーズII
  7巻『図書館資料論』馬場俊明編著 2008年11月下旬刊予定
   260p B5判 定価1890円 ISBN978-4-8204-0816-1 
  1巻『図書館概論』(新訂版)塩見昇編著 2008年11月下旬刊予定
   276p B5判 定価1890円 ISBN978-4-8204-0815-4
   ※2008年改正図書館法に準拠した改訂版です。
  11巻『児童サービス論』堀川照代編著 2009年2月刊予定
   約160p B5判 予価1260円

○音訳資料作成の一括許諾システムの第51回名簿について
 11月6日に許諾著作者名簿(2938件)について電子メール等でご連絡しました。
 下記ホームページからダウンロードして使用ください。
 http://www.jla.or.jp/onyaku/index.html
 (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)

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