英語サイト
図書館雑誌閲覧
ログイン
日本図書館協会の見解・意見・ご要望
2008/12/03
第432号
=====================================================<2008/12/3発信> JLAメールマガジン 第432号 ===================================================================== 編集発行:社団法人 日本図書館協会 Copyright,2008 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼ ■図書館界ニュース ■新聞記事より ■集会等のお知らせ ■求人情報 ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○国立国会図書館が政府職員録の利用を停止 国立国会図書館は12月1日、「元厚生事務次官等連続殺傷事件に伴う政府職 員録の利用の当面の停止について」と題する記者発表を行った。全文は次の とおり。 国立国会図書館が所蔵する政府職員録については、このたびの連続して起き た元厚生事務次官等連続殺傷事件の捜査の進展等にかんがみ、緊急避難的な 措置として、原則として利用を当面、停止することといたしました。 この措置は、政府関係者の生命・身体に対する侵害が現に発生しており、同 種事件の発生の危険があると考えられることから、また、政府関係者の安全 対策を強化している政府の取組にかんがみて、政府関係者の生命・身体保護 のために、採るものであります。 ○東京都立図書館の省庁幹部職員の住所録等の扱い 東京都教育庁は、11月26日に「都立図書館における「省庁の幹部職員の住所 録等」の取扱いについて」報道発表を行った。当分の間、(1)厚生労働省の 職員名簿について住所・電話番号の記載されている資料の閲覧を休止する、 (2)他省庁の名簿、「職員録」「人事興信録」「日本紳士録」の個人情報が 記載された資料は閉架とし、閲覧は指定された席で、コピーは不可とする、 とした。 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr081126tk.htm これに対して、都立図書館の職員団体(組合)は、27日、早急にこの取り扱 いをあらため、見直すよう要請した。特に上記(2)の取扱いは過剰な自己規制 であり、撤回すべきとしている。 ○国際子ども図書館増築計画の具体化について要請 日本図書館協会は、国際子ども図書館を考える全国連絡会が主催した「国際 子ども図書館の増築計画を考える緊急フォーラム」(10月20日開催)の申合 せにしたがって、要請書を作成した。同連絡会は関係団体の要請書をとりま とめて、政府等関係機関に要請する予定である。 協会は「国際子ども図書館の増築計画の意義、および必要性について」と題 し、国際子ども図書館は既存の施設の転用でスタートしたものであり、将来 計画として増築は当初より想定されたことであった、と指摘し、開館以来8 年を経過した実績から、その役割を果たすために施設・設備の拡充する必要 があると述べている。 予算を確実に計上し、資料の収集・保存機能、資料・情報の提供機能、調査 研究の機能、研修機能、研究機能、子どもたちへのサービス機能など、ナシ ョナルセンターとしての役割を果たすことを求めている。 ○ゆうちょ財団が障害者サービス用郵便についてアンケート調査 郵便サービスの調査研究を行っているゆうちょ財団が公立図書館や点字図書 館に対して、障害者サービス用郵便についてアンケート調査を始めている。 その利用状況を把握して、今後の制度やサービスについての検討資料とする ものである。 日本図書館協会はその具体化について相談を受けた。この制度の拡充に資す るために調査するものであって、民営化により縮小を意図するではないこと を前提に、設問内容や調査対象図書館について意見を述べた。アンケート内 容は、点字、録音物等の障害者サービス用資料の差出頻度、件数、送達速度、 料金などを問い、さらにこの制度の必要性や改善すべき点を聴いている。公 立図書館は約80館ほど対象に行われる。 ○『公立図書館・文書館・博物館:協同と協力の動向(IFLA専門報告第108号)』 を差し上げます 垣口弥生子・川崎良孝訳 京都大学図書館情報学研究会 2008年12月 68p 送付をご希望の方は、切手400円分(50円切手8枚、あるいは80円切手5枚) を同封して,下記までお申し込みください。 申込先:川崎良孝(〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学教育学部 図書館情報学研究室内) --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○ワカモノのイマドキ 100人に聞きました [徳島]県内高校生 「月に本を 何冊読む?」 「まったく読まない」3割 活字離れの実態が浮き彫り (徳島10/26) ○「朝の読書大賞」に安芸中高 全国出版協会 11年間継続を評価 図書利用 率が倍増(高知10/26) ○秋の夜長は親子で読書 売り上げ好調な児童書/プロの読み聞かせも人気 (産経10/28) ○県議会文厚委が八重山分館視察 県立図書館廃止問題(沖縄タイムス10/30) ○〔読書週間企画 その手に本を〕4 波照間産雑誌「ピヌムトゥ」 日常の 輝き・驚き描く 島の良さ島の中から発信(沖縄タイムス10/31) 〔同〕 5 八重山・宮古分館廃止問題 利用する方策地元から 図書購入費・貸出 数が激減(同11/1) ○子供も本を読む環境に 「図書館先進県」も小中高生利用低く [滋賀]県教 委指針 自治体連携など提言(京都〈滋賀県〉10/31) ○待望の図書館きょうオープン 東近江・蒲生(京都〈滋賀県〉11/1) ○浦添市立図書館 リニューアル6カ月 入館者10万人突破 高嶺さんに認定 証 前後2人にも記念品(沖縄タイムス11/1) ○携帯で朗読音声 点字図書館など配信(朝日11/1夕) ○新装オープンへ準備本格化 都立図書館 相次ぎ改修工事へ (都政新報11/14) ○「多摩市民の選ぶ本」決めます 「新たな発想に期待」 あす会議、参加者 募る 図書館(朝日11/14) ○「名盤」後世へデジタル保存 大正・昭和の流行歌など音源6万点 国会図 書館 10年にも公開(日経11/15) ○公立図書館 ITで便利に カード不要手のひら認証 24時間ネットで貸し出 し ICタグで蔵書を管理(読売11/17夕) ○〔進化する図書館〕1 カフェ気分でゆったり 一口メモ 源流は奈良時代 (日経11/18夕) 〔同〕2 蔵書管理、ITにお任せ 一口メモ 公共事業 の成長株(同11/19夕) 〔進化する図書館〕3 絵本の館、子供目線で 一口メモ 職員数は先細り(同11/20夕) ○厚生省職員録 閲覧を一時停止 国立国会図書館(日経11/21) ○八雲の蔵書、一時帰京 関東大震災で富山へ「避難」 千代田図書館 24日 から公開 「怪談」の資料も(朝日11/19) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○アジア貴重古籍の電子図書館建設と保全事業シンポジウム 「アジア古籍電子図書館からアジア知識庫へ-法華経と古典知の冒険-」 主催:東京大学東洋文化研究所 日時:2008年12月6日(土)10:00-17:00 会場:東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟地下1階・第1教室 詳細HP:http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news081121.html 申込先:東京大学東洋文化研究所(FAX.03-5841-5898 lib-info★ioc.u-tokyo.ac.jp) ○日本図書館研究会情報組織化研究グループ12月月例研究会 日時:2008年12月20日(土)14:30-17:00 会場:大阪市立浪速人権文化センター5階集会室2 テーマ:図書館目録の将来設計(まとめ) 発表者:渡邊隆弘氏(帝塚山学院大学) 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/ ○闘病記研究会シンポジウム 「医療資源としての闘病記を考える-闘病記とは何か、活用と提供方法を探る-」 主催:科学研究費「がん対策に特化した患者情報室における闘病記を用いた患者 支援の実証的研究」) 協力:健康情報棚プロジェクト(闘病記研究会シンポジウム実行委員会) 日時:2009年1月10日(土)10:00-16:45 会場:航空会館201会議室 講師:和田恵美子氏,鈴木晃仁氏,星野史雄氏,杉山博幸氏,佐藤(佐久間)りか氏ほか 参加費:無料 申込締切:2008年12月26日(金) 申込方法:下記宛詳細希望の旨メール。折り返しプログラム詳細を案内。 申込先:健康情報棚プロジェクト事務局(E-mail:tana-project★hotmail.co.jp) ○平成20年度全国公共図書館サービス部門研究集会 主管:奈良県立図書情報館 期日:2009年1月15日(木)~16日(金) 会場:奈良県立図書情報館 研究主題:新たな地域の情報拠点をめざして-図書館活動と情報発信- 内容:基調講演「いま図書館に求められる情報発信とウェブ活用」岡本真氏 (ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長),事例発表,情勢報告,全体会 対象:全国公共図書館及び関係機関の職員 参加費:3000円 詳細HP:http://www.library.pref.nara.jp/event/kenkyu.html 問合先:全国公共図書館サービス部門研究集会実行委員会事務局(奈良県立図書 情報館内 TEL.0742-34-2111 FAX.0742-34-2777 taikai★library.pref.nara.jp) ○平成20年度全国公共図書館総合・経営部門研究集会 主管:愛知芸術文化センター愛知県図書館 期日:2009年1月22日(木)~23日(金) 会場:愛知芸術文化センター愛知県図書館 研究主題:市民とつくる図書館~共に成長していけることを願って~ 内容:基調講演「図書館づくりはまちづくり-図書館の公共性を考える-」中川 幾郎氏(帝塚山大学法政策学部教授),事例発表,パネルディスカッション等 対象:全国の公共図書館及び関係機関の職員,図書館利用者,NPO,図書館ボラン ティア,その他図書館に関心のある方 参加費:3000円 詳細HP:http://www.aichi-pref-library.jp/event.html#kenkyu 問合先:全国公共図書館総合・経営部門研究集会実行委員会事務局(愛知芸術文化 センター愛知県図書館内 TEL.052-212-2323 FAX.052-212-3674 sougoukeiei★aichi-pref-library.jp) 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/calendar.html http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○学習院大学図書館 アルバイト:1名 応募締切:2008年12月6日(土)必着 ○博慈会高等看護学院 図書室常勤職員:1名 応募締切:2008年12月8日(月)必着 ○吹田市立図書館 非常勤職員(図書館司書):2名程度 受付期間:2008年12月5日(金)~12日(金)持参受付 ○大阪市立図書館 嘱託職員採用試験:若干名 受付期間:2008年12月15日(月)~24日(水)消印有効 ○昭和大学図書館 パートタイム司書:1名 応募締切:2008年12月19日(金) 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/job.htm http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○JLA新刊 図書館概論 新訂版(JLA図書館情報学テキストシリーズII 1) 塩見昇編 著 2008.11 276p B5判 定価1890円 ISBN978-4-8204-0815-4 http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html ============================================================no.432 END= ■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。 mailmaga★jla.or.jp