令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2009/04/15

第450号

====================================================<2009/4/15発信> 
             JLAメールマガジン  第450号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2009 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
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               http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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○厚生労働省が請負についての疑義応答集を公表
 厚生労働省は3月31日、「『労働者派遣事業と請負により行われる事業との
 区分に関する基準』(37号告示)に係る疑義応答集」を作成し、各都道府県
 労働局に通知した。同基準(告示)は、労働者派遣法制定を受けて1986年に
 労働者保護のために出されたもので、請負契約を、(1)自己の雇用する労働
 者を直接指揮して働かせる、(2)自己の業務として発注者から独立して処理
 することを定めたものである。「偽装請負」が広がり、この基準のいっそう
 の遵守が求められているなか、この応答集は規制緩和につながりかねないな
 どの批判も出されている。
 また、次のようなことも示している。
 ・請負作業場に、作業者が1人しかいない場合で管理責任者が作業者を兼務
 している場合、偽装請負と判断される
 ・請負労働者だけでは処理できないとき、発注者の労働者が応援した場合は、
 違法となる
 ・発注者の労働者と請負労働者が混在し、相互の作業内容に連続性があり、
 業務遂行方法に必然的に直接指示を行ってしまう場合は偽装請負となる
 ・発注者が請負業務の作業工程、仕事の順序・方法等を指示することは偽装
 請負となる。
 図書館においても請負契約による業務の外部化が広がっているが、それが適
 切であるか、また適法に行われているか、検討が必要とされる。
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/dl/haken-shoukai03.pdf

○「議員立候補者に図書館の質問をしよう」の提起
 「出版クラブだより」2009年4月1日号(財団法人日本出版クラブ発行)の
 「出版歳時記」欄に標記の提起が掲載されている。
 「図書館は出版社にとっては出版物購入の市場である。しかし、図書購入予
 算は減少傾向にある。」「図書館は選挙票に結びつかないと思っているので
 政治家は関心が低い」。そこで「国会議員選挙、県・市町村の選挙時に立候
 補者に図書館についての質問をするのはどうだろう。図書館関係者でもいい
 し、出版関係者は図書館充実のために積極的に地域住民として質問すること
 は当然の権利である。」「わが町の図書館の現状(ほとんどの図書館には問
 題山積)を知ってもらう。選挙時だから立候補者は何らかの対応をせざるを
 えない。」
 検討すべき提起である。

○図書館司書専門講座の日程
 文部科学省社会教育課から本年度の図書館司書専門講座についての実施要項
 が発表された。
 ・期間:6月8日から19日まで
 ・主催:文部科学省、国立国会図書館教育政策研究所
 ・受講者推薦期日:5月7日

○平成21年度司書および司書補の講習実施大学
 本メールマガジンの先週号でお知らせしたとおり、平成21年度司書および司
 書補の講習実施大学一覧が文部科学省のホームページにも掲載された。
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm
 なお、明治大学では、今年度よりeラーニング(メディア授業)方式の司書
 講習を開講する。
 http://academy.meiji.jp/ccs/top/sisyomedia_top.html 
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○新館計画凍結で現図書館の耐震対策本格化へ 横須賀(神奈川<横須賀>3/3)

○宮城県立図書館でESCO事業導入 4月上旬にも募集要項公表 年内に事業候
 補者特定(日刊建設工業3/6)

○〔マネジメントスキル〕「昼間住民」引き寄せろ 千代田図書館「地の利」
 の生かし方 夜も開館、会社員獲得 地元古書店を紹介 ネット環境も充
 実 サービス向上課題(日経産業3/6)

○映像資料で連絡船の歴史公開 摩周丸に図書館きょうオープン(朝日<北海
 道>3/7)

○武蔵小杉駅前再開発ビル内に 新中原図書館を新設 川崎市
 (建通神奈川3/12)

○写真界の元祖・田本研造の作品 デジタル化、ネット公開 函館市中央図書
 館 アルバムも展示(朝日<北海道>3/13)

○県内初の「指定管理者」導入 綾瀬市立図書館 貸し出しが急増
 (日経<神奈川>3/14)

○2小学校に読書推進員 岩国市教委 来月から常駐 朗読や学習支援
 (中国3/16)

○広がる闘病記コーナー 中国地方の公立図書館 患者・家族の励ましに 診
 断・治療への活用注意(中国3/18)

○ふるさと出雲情報館 4月から本格運用 出雲市新庁舎 行政・郷土資料を
 一元整理、情報提供(島根日日3/20)

○大正の図書館解体へ 村山市「活用案出ず」秋にも 住民ら「拙速」保存訴
 え署名(朝日<山形>3/24)

○患者向け図書室 機能を大幅拡充 埼玉医大医療センター(日経<埼玉>3/24)

○音声CDで資料検索 [京都]府立図書館が作製(京都3/24)

○国際児童文学館 移転予算を可決(朝日<大阪本社>3/24)

○読み聞かせや図書館手伝い 広がる本のボランティア 講習受け人手不足補
 う 適切な選書へ 技術向上大切 県内 大部分の市町村で活躍
 (新潟日報3/25)

○白河市立図書館 市街地活性化へ交流施設を併設 11年開館予定
 (河北新報3/25)

○宇都宮市の「第3図書館」 子どもの読書を支援 400席のホールも 児童
 用カウンター、「学校支援室」…(下野3/25)

○専大の蔵書を開放へ [神奈川]県立2図書館利用者に 貸し出し可能に
 (神奈川3/25)

○利用者・貸し出し増加 徳島市立図書館、開館時間延長が効果(徳島3/25)

○ゆったり子育て支援 来月開館 「のびすく泉中央」公開 [仙台市・子供
 図書室など](河北新報3/26)

○東京外大とICUがタッグ 単位互換や部活動交流 [図書館の相互利用など]
 (朝日3/26)

○「巻図書館」11年度開館 旧東北電営業所 [新潟]市が取得方針 最大5万
 冊収蔵(新潟日報3/27)

○島根県立図書館 サービス拡充へ 祝日休館をやめて開館 閉館時間を一部
 延長(山陰中央新報3/27)

○入館と貸出、5年ぶり増 鹿島市民図書館 不景気も後押しか 読み聞かせ
 事業好調(西日本3/27)

○小布施町の新しい町立図書館 7月開館へ 愛称を募集(須坂3/28)

○牧之原 図書館を独立機関に あり方検討会 7項目 市長に提言
 (静岡3/28)

○活性化計画 国から認定 病院跡に文化施設 和歌山・田辺市 [図書館な
 ど] 柏原駅前を再開発 兵庫・丹波市(日経<和歌山>3/28)

○宇都宮市東図書館 新聞盗難被害相次ぐ 2月40部、開架中止措置
 (下野3/29)

○〔記者たちの現場〕NPO法人が蒲郡市立図書館運営へ 3年更新どこまで変身
 (中日3/30)

○栃木市図書館 あすから民間運営に 蔵書増、開館日も拡充へ(下野3/31)

○松江市の移動図書館 読書推進に一定効果 市協議会が総会で報告
 (山陰中央新報3/31)

○関市立図書館で指定管理者が始動(中日4/2)

○蔵書ぐんと増えるぞ 宮古市立図書館 予算一挙に75%増 絵本、水産中心
 に特色(岩手日報4/4)
 
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◆集会等のお知らせ
○日本図書館研究会図書館サービス研究グループ研究例会
 日時:2009年5月10日(日)13:30-16:30
 会場:プロスランゲージセンター会議室
 テーマ:「図書館法改正の年に文学作品に描かれた図書館のイメージ
  事例研究-『レファレンス・カウンターの難問』を中心に」
 発表者:佐藤毅彦氏(甲南女子大学)
 詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/groups/news.html#hoshiken20090510
 問合先:日本図書館研究会図書館サービス研究グループ・中村惠信(大阪府立
  大学羽曳野図書センター TEL.090-4270-9361)

○第2回九州地区図書館の集い
 「これからの図書館像-混沌の時代から放たれる未来への光を求めて-」
 主管:日本図書館協会九州地区会員の集い実行委員会
 日時:2009年5月11日(月)10:00-15:00
 会場:伊万里市民図書館ホール
 内容:伊万里市民図書館活動発表,基調講演(常世田良氏)ワークショップ,全体会
 資料費:500円 申込締切:4月27日(月)
 申込・問合先:伊万里市民図書館(TEL.0955-23-4646 FAX.0955-22-3231
  E-mail:library★city.imari.lg.jp)

○明治大学リバティアカデミー講座「図書館をめぐる旅-医療健康情報を求めて」 
 日時:2009年5月14日(木)~6月11日(木)13:00-14:30(全5回)
 会場:明治大学アカデミーコモン
 見学予定先:浦安市立中央図書館,東京都立中央図書館
 講師:阪田蓉子 受講料:7500円(訪問先への交通費は別途実費)
 詳細HP:http://academy.meiji.jp(教養文化講座 講座コード09120008)
 問合先:明治大学リバティアカデミー事務局(TEL.03-3296-4423
  E-mail:academy★mics.meiji.ac.jp)

○2009年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)
 主催:日本図書館協会 企画・運営:障害者サービス委員会
 期日:2009年6月3日(水)~5日(金)(3日間)
 会場:日本図書館協会2階研修室 他
 対象:公共図書館職員ほか 定員:20名 参加費:10000円(資料代含)
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/lsh/2009kiso.html
 申込締切:5月22日(金)※先着順
 申込先:日本図書館協会企画調査部「障害者サービス担当職員養成講座係」
 (TEL.03-3523-0815 FAX.03-3523-0841 E-mail:kikaku★jla.or.jp)
 内容問合先:同委員会養成講座担当・佐藤(埼玉県立久喜図書館 TEL.0480-21-2659)

○学校図書館を考える全国連絡会 第13回集会「ひらこう!学校図書館」
 主催:学校図書館を考える全国連絡会
 日時:2009年6月20日(土)10:40-16:30
 会場:日本図書館協会2階研修室
 参加費:500円
 内容:記念講演「子どもと本の世界とを結ぶ人」竹内さとる氏(図書館情報大学
  名誉教授)実践報告「学校図書館で何ができるかを考えて」加藤容子氏(津山市立
  東小学校司書)意見交換・情報交換
 問合先:板垣(TEL.042-581-8164)広瀬(TEL.03-3416-2618)
  篠澤(TEL.03-3816-5271)

○TP&Dフォーラム2009(第19回整理技術・情報管理等研究集会)
 主催:TP&Dフォーラム2009実行委員会
 期日:2009年8月29日(土)~30日(日)
 会場:鳳明館森川別館
 発表者:田窪直規氏(近畿大学)宮澤彰氏(国立情報学研究所)内藤求氏((株)
  ナレッジ・シナジー代表取締役)
 参加費:20000円 定員:35名 申込締切:7月15日
 詳細HP:http://tpd.eplang.jp
 申込・問合先:TP&Dフォーラム2009実行委員会委員長・山本一治(一橋大学社会科学
  統計情報研究センター tpdforum★gmail.com)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html
 
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◆求人情報
○国文学研究資料館 パートタイム職員:2名
 応募締切:2009年4月20日(月)必着

○大東文化大学図書館 専門嘱託員:1名
 応募締切:2009年4月30日(木)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○2009年度中堅職員ステップアップ(2)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』3月号および当協会ホームページをご覧ください。
 申込締切を4月21日(火)まで延長いたしました。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2009-2.html
 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)

○音訳資料作成の一括許諾システムの第56回名簿について
 4月10日に許諾著作者名簿(2980件)について電子メール等でご連絡しました。
 下記ホームページからダウンロードして使用ください。
 http://www.jla.or.jp/onyaku/index.html
 (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)
  
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