令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2009/07/15

第462号

====================================================<2009/7/15発信> 
             JLAメールマガジン  第462号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2009 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
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◆図書館界ニュース
○協会障害者サービス委員会が国立国会図書館と懇談
 日本図書館協会は、6月10日付けで国立国会図書館館長あてに「国立国会図
 書館「電子図書館」のデジタルコンテンツにおける読書障害者のアクセシビ
 リティの確保と「点字図書・録音図書全国総合目録」の機能の拡充について」
 の要望書を提出した(本メールマガジン459号 6月24日配信)が、7月14日
 午後障害者サービス委員会は同館を訪れ、その内容を説明した。また同館の
 担当者から考えを聴き懇談した。
 この要望は、同館の資料のデジタル化にあたっては障害者のアクセシビリティ
 確保の視点で進められるべきであると考え、かねてから準備をしていたもの
 である。同館の事業に対してこのたび大幅な補正予算が措置されたことを受
 け、緊急に要望したものである。
 要望の内容は、1.国立国会図書館電子図書館のデジタルコンテンツを含めた
 すべての情報に音声、点字、拡大文字等の利用者もアクセスできるよう適切
 な配慮を講じること、2.公共図書館、点字図書館が製作したDAISY資料と点
 字資料をデジタル遺産の保存の一環として収集・保存すること、3.DAISY形
 式教科書の提供について国としての施策を緊急に実施するとともに、国立国
 会図書館においても納本済み教科書等のデジタル化、マルチメディアDAISY
 教科書を積極的に収集し、提供すること、4. 「点字図書・録音図書全国総
 合目録」を「視覚障害者情報総合ネットワーク」との横断検索を実現するこ
 と、などである。 要望書全文:http://www.jla.or.jp/kenkai/20090610.html
 これらについて、要望は理解できるが、補正予算の趣旨からみると実現が困
 難な事項も含まれる。なお、具体化にあたっては、関係者との懇談の機会を
 もって進めたい、との考えが示された。
 なおデジタル化に関わる補正予算について、次ぎのようなデジタル化資料の
 予算要求内訳の説明があった。
 和漢書・錦絵等10万冊、明治期・大正期・昭和前期刊行図書75万4千冊、児
 童図書15000冊、戦前期等刊行雑誌3300タイトル27000冊、児童雑誌59タイト
 ル5500冊、学位論文15000冊、官報1883年~1952年

○国立国会図書館法の改正
 平成21年7月2日の衆議院本会議、7月3日の参議院本会議において、国立国会
 図書館法の一部を改正する法律(衆議院議院運営委員長提出、「改正法」)
 が可決、成立した。7月10日公布の予定。
 これにより、国、地方公共団体等の提供するインターネット情報を包括的に
 収集する制度が実現する。
 改正法は、納本制度とは別に、国、地方公共団体、独立行政法人等が提供す
 るインターネット資料を国立国会図書館が記録媒体(磁気ディスク等)に複
 製・保存する権限を規定している。改正法の施行は、平成22年4月1日。
 http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1187551_1393.html

○日本図書館協会、11月に中堅職員ステップアップ研修(1)を実施
 今年度も中堅職員ステップアップ研修(1)を実施いたします。
 対象は司書(補)有資格者(資格取得3年以上)で図書館勤務経験が3年以上
 の方です。なお、研修内容は、公共図書館向けです。
 講師陣は次のとおり(敬称略・五十音順)。
 糸賀雅児(慶應義塾大学)井上靖代(獨協大学)長田薫(浦安市立中央図書館)
 鬼倉祥子(多摩市立図書館)小池信彦(調布市立図書館)豊田高広(静岡市立
 御幸町図書館)森一郎(千葉大学附属図書館)山内薫(墨田区立あずま図書館)
 吉田昭子(東京都立中央図書館)吉田光美(調布市立中央図書館)吉田右子
 (筑波大学)
 詳しくは『図書館雑誌』7月号綴込及び当協会HPをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2009-1.html

○中堅職員ステップアップ研修(2)トピック「フランスにおける読書教育と
 図書館のアニマシオン」について
 本年度実施の中堅職員ステップアップ研修(2)の講義であるトピックは、公
 開講座とすることとした。これは中堅職員ステップアップ研修(2)の科目と
 して行うものであるが、先着順に受け付けることにしたものである。
 ただし今回の申込では同研修の修了の対象にはならない。
 講義:フランスにおける読書教育と図書館のアニマシオン
 講師:辻由美(翻訳家・作家)日時:8月24日(月)13時30分~16時
 会場:日本図書館協会2階研修室 受講料:個人会員3500円/非会員4000円
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/kenshu/index.html

○紙芝居「としょかんどろぼう」が刊行
 ときわひろみさんが脚本・画の紙芝居「としょかんどろぼう」が埼玉福祉会
 からこのほど刊行された。まちでもっとも繁盛している「店」をまるごと盗
 んだどろぼうが図書館サービスをするという愉快な話し。この紙芝居は25年
 前に作られ、文庫や図書館づくり運動におおいに活用された。刊行にあたっ
 て協会は、図書館の良さ、役割を伝えるすぐれた紙芝居として推薦をした。
 なお、ときわひろみ著『手づくり紙芝居講座』(図書館実践シリーズ 日本
 図書館協会2009年3月)には詳細な紹介が掲載されている。
 
○今年の全国図書館大会申込を8月より受付開始
 現在、皆さまのお手元にお届けしております『図書館雑誌』7月号に第95回
 全国図書館大会の大会案内が綴じ込まれております。今年は東京・神田神保
 町にて開催いたします。大会案内をご覧いただき、ぜひご参加ください!
 なお、『図書館雑誌』7月号の433pに「本誌綴込にて参加申込受付中」とあ
 りますが、正しくは8月1日(土)より受付をいたします。

○第95回全国図書館大会 大会案内について(訂正とお詫び)
 大会案内の3p及び『図書館雑誌』7月号の463pにあります「協賛事業」です
 が、「関連・協賛行事」の誤りです。「国立国会図書館データベースフォー
 ラム及び見学会」は関連行事となります。関係者の皆さんには大変ご迷惑を
 おかけいたしました。お詫び申し上げます。
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○〔育〕学校図書館「常駐」で充実 支援員・補助員 職員配置広がる 貸し
 出し87冊→112冊 本も室内もきれいに(朝日<宮城>6/5)

○本の長期未返却にペナルティー [宮崎]県立図書館 今月から 15日間の新
 規貸し出し停止(朝日<宮崎>6/5)

○学校教材・図書充実を 文科省が全国キャラバン(教育家庭6/6)

○5割以上の小中学校 学校図書数標準以下(教育家庭6/6)

○〔記者リポート〕県立足利図書館の移管問題 「公平性欠く」市長反発 施
 設老朽化で改修必要 市立整備と併せ議論必要(下野6/6)

○400年目に400万人 高岡市中央図書館(朝日<富山>6/6)

○トヨタショック 市立図書館にも 豊田の30館 新刊本の購入抑制 売れ筋
 所蔵突出 税制不足が直撃(朝日<名古屋本社>6/9)

○借りるより買います? 図書館の購入費削減で順番待ち 田原 地元書店と
 連携、注文サービス(中日6/10夕)

○音楽・演劇 300人収容可能 「滞在型図書館」を併設 松川村に多目的交
 流センター 「すずの音ホール」開館(朝日<長野>6/11)

○ベンチで読書いかが 道立図書館 札幌工業高生 屋外用に制作中
 (北海道6/13)

○新[山梨]県立図書館の設計 閲覧エリアは2階 110万冊所蔵可能
 (朝日<山梨>6/13)

○「戸田文庫」創設 北海道科技振興センター(日刊工業6/16)

○司書配置 道内は未達成 小中学校図書館調査 蔵書、全国的に不足 07年
 度末(北海道6/17)

○私設図書館が「還暦」 [横浜市]鶴見 終戦後からみんなで支え
 (毎日<横浜>6/17)

○小中学校図書館 蔵書数伸び低調 「標準」達成 地域でばらつき大きく
 [静岡]県内は全国平均上回る(静岡6/17)

○ご当地選挙キャラ選んでね 誰でも投票可 [宮崎]県選管、県立図書館に投
 票所(朝日<宮崎>6/17)

○大田区、大森に大型施設 図書館や飲食店入居(日経<神奈川>6/18)

○[横浜市]青葉区の山内図書館 指定管理者の公募要項公開
 (日経<神奈川>6/18)

○福岡市西部地域交流センター愛称を募集 九大学研都市駅前 来夏オープン
 予定 [図書館など](西日本6/18)

○図書館「5時以降も開きます」 佐渡、観光客の苦情受け(朝日<新潟>6/20)

○商店街を図書館に 名古屋・笠寺 協力店、分野別に本棚 古本集め町おこ
 し(日経<名古屋>6/20)

○子ども司書講座開講 矢祭 全国初 読書推進リーダー養成(福島民報6/21)
 
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◆集会等のお知らせ
○文科省委託事業・学校図書館づくり講演会「こうすれば子どもが育つ、学校が
  変わる」~学校図書館 この宝を子どもの明るい未来のために~
 主催ほか:山陽小野田市立中央図書館,山口県学校図書館協議会,山口県図書館協会,
  山口県の図書館の明日をひらく会
 日時:2009年7月21日(火)13:30-16:00
 会場:山口県山陽小野田市立中央図書館2F視聴覚ホール
 講師:五十嵐絹子氏(鶴岡市教育委員会)高鷲忠美氏(八洲学園大学)
 詳細HP:http://library.city.sanyo-onoda.lg.jp/ 参加無料
 問合先:山陽小野田市立中央図書館(TEL.0836-83-2780)

○図書館講座Part14 ディスレクシアを考える講演会
 主催ほか:山陽小野田市立中央図書館,山陽小野田市社会福祉協議会,山口県の
  図書館の明日をひらく会
 日時:2009年7月24日(金)13:30-16:00
 会場:山口県山陽小野田市立中央図書館2F視聴覚ホール
 講師:品川裕香氏(教育ジャーナリスト)
 詳細HP:http://library.city.sanyo-onoda.lg.jp/ 参加無料
 問合先:山陽小野田市立中央図書館(TEL.0836-83-2780)

○キハラ株式会社創立95周年記念 座談会「青少年の居場所としての図書館」
 日時:2009年7月27日(月)13:30-17:00
 会場:キハラ本社3階会議室
 話題提供者:新谷周平氏(千葉大学教育学部)坂部豪氏(水戸市立中央図書館)
 定員:20名 参加費:無料
 詳細HP:http://www.kihara-lib.co.jp/news/symposium.htm
 問合先:キハラ株式会社・宇田川(TEL.03-3292-3304 udagawa★kihara-lib.co.jp)

○JLA第19回視聴覚資料研究会
 主催:日本図書館協会映像事業部
 日時:2009年9月18日(金)10:15-15:40
 会場:帯広市図書館
 参加費:無料 定員:80名(先着順)
 詳細HP:http://www.jlaeizo.jp/
 申込・問合先:日図協映像事業部・安達(FAX.03-3523-0843 eizo★jla.or.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html

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