令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2018/06/04

第894号

===================================================<2018/4/18発信>
JLAメールマガジン 第894号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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JLAメールマガジンのバックナンバー
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■『図書館雑誌』4月号のお知らせ
■求人情報
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◆図書館界ニュース
○2018年度公益社団法人日本図書館協会活動部会総会のご案内
・公共図書館部会
6月15日(金)11:15~12:45 日本図書館協会2F研修室
・大学図書館部会
6月8日(金)10:00~11:00 日本図書館協会501会議室
・短期大学・高等専門学校図書館部会
6月15日(金)10:00~11:00 日本図書館協会502会議室
・学校図書館部会
6月2日(土)14:00~16:00 日本図書館協会2F研修室
(11:00~12:00学習会)
・専門図書館部会
6月15日(金)10:00~11:00 日本図書館協会503会議室
・図書館情報学教育部会
6月3日(日)12:00~13:00 日本図書館協会2F研修室
(13:30~16:30 研究集会)
出欠連絡および委任のご連絡をJLAホームページから送信してください。
http://www.jla.or.jp/divisions/tabid/70/Default.aspx#bukaisokai2018
図書館雑誌4月号にもご案内とFAX返信用紙、ハガキを同封していますが、経
費節減と省力化のため、ホームページからご連絡をいただけると助かります。
部会総会に出席できない会員は、必ず委任状をお出しください。

○公立社会施設の所管の在り方に関するWGヒアリング
4月16日、標記ワーキンググループの第4回会合が開催され、図書館および公
民館に関係する団体のヒアリングが行われた。発表した団体は、日本図書館
協会、全国公民館連合会、郡山市、枚方市、荒川区。
日本図書館協会は森茜理事長が、事前に関係活動部会、委員会、理事の意見
をとりまとめ整理し内容を日本図書館協会の意見として説明した。まず、
「図書館は教育機関である」を明確にした上で、中立性、専門性、安定性・
継続性の確保が必要であり、そのため首長部局から独立した教育委員会が図
書館を管理する枠組みが確立されていること、図書館法に係る条件整備や振
興計画が教育委員会の所管で円滑に行われていることを述べた。近年におけ
る図書館活動の特色の中で、学校等をはじめ多様な機関との連携の重要性を
指摘し、各自治体の自主性に委ねられるものであることを配慮しながらも教
育機関である公立図書館は教育委員会の所管とすることを意見として述べた。
全国公民館連合会は、「地域の実態や実情に応じ、教育委員会の所管が原則
だが、首長と教育委員長が連携を密に取り合えば、首長部局の所管にしても
支障はないものと考える」とし、公民館の現状を説明した。
福島県郡山市は、従来教育委員会所管であった女性教育施設や音楽・スポー
ツ関係施設を市長部局へ移管した組織体制とその運営状況を、枚方市は公民
館でない生涯学習施設の開設や生涯学習推進体制の再編、指定管理者制度の
導入について、説明した。荒川区は荒川区の中央図書館機能ももつ「ゆいの
森あらかわ」について、その位置づけと地域に果たす役割を述べた。
なお、同ワーキンググループの第5回会合は、5月14日開催される予定で、こ
れまでのヒアリングをもとに論点整理が行われる。

○図問研、図書館の所管について要望書を公表
図書館問題研究会は、4月15日に「図書館の所管に係る要望書」を公開し、
文部科学省に提出した。要望書では、図書館を教育委員会から首長部局に移
管することに反対すると表明し、法の理念を尊重し、図書館がその機能を十
分に発揮できるよう慎重な審議要望している。
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/shokan/

○最近の地震による図書館被害
4月9日に、島根県西部で発生した地震による被害について、島根県立図書館
による調査では、大田市立図書館でガラスにヒビが入ったり 、書籍の落下
(10~12棚)、天井の建材が落下する被害があり、同館は4月9日は休館した。
江津市図書館桜江分館では書籍の落下の被害があった。
4月14日の愛知県西部を震源とする地震では、幸田町立図書館で館内2階のガ
ラスが割れ、利用者1名が負傷した。同館ホームページによれば、4月15日・
16日の2日間は休館とし、17日より通常開館した。

○置戸町、調布市、図書館活動のあゆみを刊行
北海道置戸町立図書館はこのほど『館報 第27号』を刊行した。戦後70年余
の読書活動、公民館、そして図書館のあゆみをまとめた資料である。その中
心的な役割を担ってきた高橋和夫さん(図書館協議会委員長等歴任)、山口
久雄さん(公民館主事等歴任)の「歴史と証言」と館長だった「澤田正春さ
んを偲んで」が中心の冊子である。年表や写真なども付されている。1964年
文部省農村モデル図書館整備補助事業を受託、本格的な図書館事業を展開、
町村図書館の先駆的な役割を果たしている置戸町立図書館の経緯が具体的に
分かる。同図書館は2016年には開町百周年記念の『語りつぐ歴史と証言』全
5巻を刊行したが、このような大部な図書をまとめた図書館にふさわしい資
料である。
調布市立図書館は2016年に開館50周年を迎えたが、このほど『調布市立図書
館50年の歩み』が刊行された。200ページにおよぶ「歩み」のほか「各館の
紹介」「開館当初の市長・館長の文章から」など収録されている。それぞれ
の記述内容にそった「コラム」が随所に付され、当時の状況などが分かる。
参考資料には、設計事務所の「設計説明書」、図書館の刊行物一覧、図書館
に関連する質疑の「市議会会議録目次集」などが収録されており、特徴でも
ある。1994年の管理委託問題については、その経緯の記述のほか、市民団体
等のチラシなども収録されている。

○平成30年度図書館司書専門講座
文部科学省と国立教育政策研究所社会教育実践研究センターが主催する、平
成30年度図書館司書専門講座が「地域住民に寄り添う図書館-多様なサービ
スの提供と地域課題の解決」をテーマに下記のとおり実施される。
期間:平成30年6月18日(月)~6月29日(金)(12日間)
対象:都道府県・指定都市教育委員会が推薦する次の者
(1)図書館法第2条に規定する図書館に勤務する司書で、勤務経験が概ね7年
以上で指導的立場にある者
(2)上記(1)と同等の職務を行うと主催者が認めた者
定員:50名
会場:主会場 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
受講者の推薦手続:都道府県・指定都市教育委員会は受講希望者の所属する
関係機関から受講申込みを受け、適任者を選考の上、5月8日(火)までに
受講申込書等を同センター宛送付
問合先:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター普及・調査係
(TEL.03-3823-8420・8681)

○図書館サポートフォーラム賞決定
2018・第20回 図書館サポートフォーラム賞が3月13日に開催された同表彰委
員会にて、ノミネートされた候補について選考が行われ、その結果、奥泉和
久氏、小山騰氏、公益財団法人大宅壮一文庫と、特別賞として前園主計氏の
の表彰が決定した。表彰式は4月23日に行われる。
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

○世界の図書館統計-日本のランキング
本メールマガジン876号(2017.12.6配信)で、IFLAがLibrary Map of the
Worldをインターネットで公開したことを紹介したが、そのデータをもとに
OECD加盟28か国の図書館数と貸出数のデータの一覧が「談論風発-季刊図書
館批評」vol.12 no.3に掲載されている(山本昭和氏作成)。それによると
日本は、人口10万人当たり図書館数は2.6館で26位、1人当たり貸出数は7.8
で10位とのことである。

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◆『図書館雑誌』4月号(68ページ・定価1008円)のお知らせ
○特集「5年目を迎える公益社団法人日本図書館協会」
・公益社団法人日本図書館協会の新たな展望のために(森 茜)
・公益社団法人日本図書館協会の財政再建状況について(海老根裕)
・新しいサイクルに期待(土田正)
・法人運営の4年間を振り返って(中山司朗)
・監事雑感(松本 香)
・これまでの歩みを振り返り,これからの歩みを考える(小田光宏)
・現場から図書館振興を考える(小池信彦)
・4年間を振り返り,今後に期待すること-代議員総会議長の経験から,
考えたこと,感じたこと(伊沢ユキエ・大石 豊・新海弘之)
・開かれた協会のさらなる進化を望む-代議員の考察メモから(一戸泰)
・代議員って何をする人!?(巻庄次郎)
・公益社団法人4周年を迎えて(佐藤聖一)
・代議員総会の役割と代議員の活動のあり方について-代議員としての経験
を踏まえて(間柴泰治)

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◆求人情報
○文教大学付属中学校・高等学校 契約職員募集:1名
応募締切日:平成30年4月24日(火)

○平成30年度 滋賀県愛荘町 嘱託職員 採用試験:1名
応募締切日:平成30年4月25日(水)

○東京大学駒場図書館 事務補佐員募集:1名
応募締切日:平成30年4月26日(木)

○湘南医療大学 図書館司書(正職員)募集:1名
応募締切日:平成30年4月27日(金)

○大阪市立大学学術情報総合センター(杉本キャンパス)短時間勤務職員 募集:1名
応募締切日:平成30年4月27日(金)

○調布市 学校図書館専門嘱託員 募集:若干名
応募締切日:平成30年5月2日(水)

○四日市市立図書館 図書館司書 募集:1名
応募締切日:平成30年5月9日(水)

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841