令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2017/04/26

第843号

====================================================<2017/4/5発信>
  JLAメールマガジン 第843号
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 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』4月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○第7期日本図書館協会認定司書、19名を認定
 日本図書館協会は、4月1日付けで第7期日本図書館協会認定司書(新規)19
 名(認定司書番号第1117号から第1135号)の氏名を公表した。認定司書の有
 効期間は10年間であり、第7期認定司書の場合は、2027年3月末日までとな
 る。認定された方の氏名と認定司書番号は、協会サイトにある認定司書事
 業委員会ページで第6期までの認定司書とあわせて公表されている。
 今回、山形、栃木、香川、佐賀、長崎の5県で初めて認定司書が誕生したこ
 とにより、39都道府県で総勢135名の認定司書が活躍していることになる。
 これで認定司書のいない県は、8県(青森、岩手、富山、福井、広島、徳島、
 愛媛、沖縄)となった。なお、第7期認定司書の名簿と審査会報告は、機関
 誌『図書館雑誌』5月号に掲載される。
 認定司書事業委員会ページ:http://www.jla.or.jp/nintei/

○陸前高田市立図書館(岩手県)被災郷土資料第2次分修復終了
 東京都立中央図書館は、2013年から東日本大震災の津波により大きな被害を
 受けた岩手県陸前高田市図書館の郷土資料の修復を行ってきた。第1次受入
 れ資料51点は、すでに修復を終え2015年3月に返還されているが、このたび
 第2次受入れ資料83点も修復が完了し、全ての資料が返還された (「都政
 新報」3月14日、「読売新聞」3月21日夕刊、「東海新報」2017年3月31日に
 関連記事あり) 。
 なお、2012年3月から仮設図書館で業務を行ってきた陸前高田市立図書館は、
 2017年夏頃に新館がオープンする予定で、現在閲覧貸出を一部縮小して蔵書
 整備を行っている。

○文教施設の運営権制度(コンセッション)の報告が出される
 本メールマガジン前号既報、報告書「文教施設(スポーツ施設、社会教育施
 設及び文化施設)における公共施設等運営権制度の可能性と導入について」
 が3月31日、正式に公表された。これは、「PPP/PFI推進アクションプラン」
 (2016.5.18 民間資金等活用事業推進会議決定)において、文教施設につい
 ては「平成28年度から平成30年度までの集中強化期間中に3件のコンセッショ
 ン事業の具体化を目標とする」こととされ、文部科学省が昨年4月に「検討
 会」を設置し、アクションプランに掲げられた目標の実現に向け、文教施設
 において公共施設等運営権制度を活用するメリットや、導入に当たっての論
 点や先導的な検討事例、海外における類似事例、地方公共団体からのよくあ
 る質問と回答を示し、コンセッション事業の導入促進を図るため、取りまと
 められたものである。報告書を解説した「概要」のペーパーには、冒頭「利
 用料金の徴収を行う公共施設」とその対象を示しているが、「運営権対価が
 発生しない施設であっても、民間事業者の創意工夫により運営の改善を図る
 可能性はあります」とも解説している。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/040/gaiyou/1382968.htm

○図書館の指定管理者制度について国会質疑
 3月30日衆議院地方創生特別委員会で、宮本岳志議員(共産党)は、図書館の
 指定管理者制度についての問題点を、武雄市の図書館を例に挙げ質疑を行っ
 た。文部科学省の神山修審議官は答弁のなかで、“いったん図書館に指定管
 理者制度を導入したものの、再び直営に戻す図書館が12県の計14館にのぼる”
 と述べた。一方、多くのボランティアに支えられ市民とともに歩んできた伊
 万里市の図書館の取組み等について、政府の認識を質すと、山本幸三地方創
 生担当相は「地方創生に図書館の果たす役割は極めて重大だ。人と知の拠点
 として図書館を活用した取り組みを含め、情報支援、人材支援、財政支援で
 意欲と熱意のある地方公共団体の取り組みを強力に推進していく」と答えた。

○平成29年度図書館司書専門講座
 文部科学省と国立教育政策研究所社会教育実践研究センターが主催する、平
 成29年度図書館司書専門講座が「地域の創造と図書館~地域における役割と
 新たな可能性」をテーマに下記のとおり実施される。
 期間:平成29年6月12日~6月23日(12日間)
 対象:都道府県・指定都市教育委員会が推薦する次の者
  (1)図書館法第2条に規定する図書館に勤務する司書で、勤務経験が概ね7年
  以上指導的立場にある者
  (2)上記(1)と同等の職務を行うと主催者が認めた者
 定員:50名
 会場:主会場 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 受講者の推薦手続:都道府県・指定都市教育委員会は受講希望者の所属する
  関係機関から受講申込みを受け、適任者を選考の上、5月9日までに受講申
  込書等を同センター宛送付
 問合先:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター普及・調査係
  (TEL.03-3823-8681)

○大野隆司さんの作品展、千代田図書館で開催中
 本メールマガジン839号(3月8日配信)で紹介した木版画「死にたくなった
 ら図書館においで」を制作した大野隆司さんの作品が千代田区立千代田図書
 館で4月18日まで展示されている。なお日本図書館協会資料室所蔵の作品に
 ついて、「図書館雑誌」3月号で貸出しをお知らせしたところ、早速申し出
 があり、提供した。
 
○図書館サポートフォーラム賞決定
 2017・第19回 図書館サポートフォーラム賞が3月14日に開催された同表彰委
 員会にて、ノミネートされた候補について選考が行われ、その結果、銀鱗文
 庫、公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター、雪嶋宏一氏、渡辺美
 好氏に決定致した。表彰式は4月17日に行われる。
 http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

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◆新聞記事より
○図書館の机に4Kテレビ シャープ、イトーキと開発 電子資料くっきり
 (日経2/7)

○書籍を電子化→全文検索サービス 著作権者の許諾不要に 文化庁、法改正
 へ 作家ら「悪影響ないように」(朝日2/11)

○認知症に安心を 寄り添う図書館 関連本設置 医療・介護案内 困ってい
 る人に対応  福祉の起点に 専門家が指針作り [川崎市立宮前図書館、
 世田谷区立世田谷図書館、練馬区立光が丘図書館、田原市中央図書館]
 (東京2/20)

○女性専用席を即日撤去 北[海道]大[学]・北図書館 「不公平」批判受け
 (北海道1/27)

○室蘭市、都市再生整備計画策定へ 中央地区、教育文化拠点に 18~20年度
  新図書館を中心に(北海道<室蘭・胆振>2/8)

○〔あすへ 東日本大震災〕「新商業施設にアバッセ[たかた]」 陸前高田[市]
 名称決まる [図書館など](河北新報1/29)

○住宅や商業・福祉施設集約 花巻市、URと協定 [図書館など](日経<東北>3/1)

○[JR]名取駅東口に再開発ビル 来年9月に完成予定 [図書館など]
 (朝日<宮城>1/31)

○登米[市役所]新庁舎で市長方針 「図書館と一体整備」(河北新報2/22)

○福島[県]・会津美里町 [設計]図書閲覧21日まで 庁舎と複合文化施設[図
 書館など] (建設通信2/2)

○図書購入費寄付 6日で300万円に 筑波大[学]、ネット[クラウドファンデ
 ィング]で募集(佐賀2/4)

○司書教諭全[小中学]校配置へ 図書館教育充実目指し 小山市教[育]委[員
 会]が新年度 支援担う学校司書も(下野1/31)

○前橋市市庁舎周辺 来年度中に再編整備構想 図書館は民間施設と合
 築(建設通信1/31)

○国際交流通じて地方創生 大学図書館が地域と連携 城西大[学水田記念図
 書館] [坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、毛呂山町、越生町と、合同公
 開講座・研修会などを開催](教育家庭2/6)

○埼玉県の北部[地域]振興[交流]拠点 図書館、ホールなど合築 熊谷市と共
 同整備 18年度にも基本構想(建設通信2/15)

○〔学校図書館を築く自治体の挑戦〕4 袖ケ浦市‐1 調べ学習を市全体で
 継続 子供の意欲高める環境に 学びの楽しさを知り自ら取り組む力を育む
 子供自身の喜びと身近な作品が刺激に(教育家庭2/6)

○昭島市・教育福祉[総合]センター 旧校舎利用 事業費52億円案 [図書館
 など](朝日<東京・多摩>2/16)

○板橋区の中央図書館 延べ5300平方メートル規模 3月に設計選定手続き
 [図書館など](建設通信2/21)

○ツタヤ図書館 住民訴え却下 神奈川[県海老名市]、運営解約求め(佐賀1/31)

○神奈川[県]・大和市 図書貸出、35%増に 文化拠点「シリウス」[図書館
 など](新文化2/9)

○「読書の小道」子どもたちへ 伊勢原[市立図書館]に「こみち文庫」 市民
 の寄付活用(朝日2/14)

○本の貸し出し隣接4市[川崎市、鎌倉市、藤沢市、大和市]でも 横浜市、来
 月1日から 図書館相互利用広がる(日経<神奈川>2/22)

○新潟県立図書館 館内に飲食施設(産経2/3)

○郷土の歩み学ぶ拠点に 史料長期保管へ調湿機能 18年度開館予定 新発田
 [市] 「歴史図書館」(新潟日報2/3)

○長岡[市]市街地 再開発に北[越]銀[行]参加 本店ビル 解体せず再活用検
 討 [図書館など](毎日2/3)

○ソニー創業者 盛田昭夫氏の蔵書一堂に 書き込み、付箋そのまま TOYAMA
 キラリに509冊 [富山市立図書館本館](読売12/18)

○〔街を歩くと〕高岡[市] 「眉丈文庫」90周年 地域と歩む私設図書館 
 「どんな時も本読んで」 6万冊そろえる いずれ5代目に(富山1/4)

○すごろくで利用法知って 舟橋村図書館 職員手作り、50枚配布 読書通帳
 も子どもに30部 利用みて本格導入 [富山県](富山1/17)

○マイナンバー[カード]で図書を貸し出し 高岡市[立図書館]が[富山]県内初
 (富山2/2)

○学びの杜[ののいち]「カレード」に 野々市[市] 文化交流施設の愛称
  [図書館など](北国2/18)
 
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◆集会等のお知らせ
○日仏図書館情報学会主催講演会
 日時:2017年5月27日(土)15:30~17:30
 会場:日仏会館501号室
 テーマ:画家プッサンとフランス17世紀の出版史
 講師:木村三郎氏(日本大学芸術学部教授 西洋美術史専攻)
 定員:50名(先着順)
 参加費:無料(要事前申込)
 申込先:E-mail:sfjbibdoc★yahoo.co.jp
 詳細HP:http://www.sfjbd.sakura.ne.jp
 
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◆『図書館雑誌』4月号(64ページ・定価1008円)のお知らせ
○特集「SNS時代の図書館」
 ・図書館がSNSを活用していくためには(佐藤翔)
 ・国立国会図書館関西館におけるTwitterを用いた情報発信(藤田千紘)
 ・福井県立図書館Twitter・Facebook活用の試み(小林香織)
 ・ゆるさがゆるされる図書館だから-田原市図書館におけるSNS利用の実際
  とその効果(村上由美子)
 ・大学図書館におけるSNS活用の実際-室蘭工業大学附属図書館における
  FacebookおよびTwitter運用の試行錯誤(千葉浩之)
 ・学校図書館におけるSNSの活用(今井福司)
 ・専門情報機関におけるSNS利用-論文の共有を中心に(林賢紀)
 
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◆求人情報
○平成29年度公益財団法人米沢上杉文化振興財団職員採用試験受験案内:1名
 応募締切日:平成29年4月17日(月)

○学校法人 成蹊学園 有期契約職員(大学図書館)募集要項:1名
 応募締切日:平成29年4月17日(月)

○東京大学工学・情報理工学図書館 事務補佐員募集:1名
 応募締切日:平成29年4月17日(月)

○開智国際大学 司書(正職員)募集:1名
 応募締切日:平成29年5月8日(月)

○帯広市図書館嘱託職員募集のお知らせ:1名
 応募締切日:平成29年4月14日(金)

○平成29年度下松市職員採用試験受験案内:若干名
 応募締切日:平成29年4月28日(金)

○大阪市立大学法学部資料室 短時間勤務職員(司書)募集:1名
 応募締切日:平成29年4月13日(木)

○文教大学越谷図書館 契約職員募集:1名
 応募締切日:平成29年4月14日(金)

○台東区立図書館 図書館奉仕員(非常勤職員)募集:1名
 応募締切日:平成29年4月10日(月)

○牛久市立中央図書館 一般職非常勤職員(司書):1名
 応募締切日:平成29年4月17日(月)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』4月号の発送は14日(金)を予定しております。
○2016年度第11回施設会員配付資料(4月14日発送予定)
 
 (1)カレントアウェアネス No.331
 
 (1)第102回全国図書館大会東京大会記録
 
 (1)図書館等のためのわかりやすい資料提供ガイドライン
 (2)現代の図書館 vol.54 no.4
 上記資料とともに『図書館雑誌』2017年4月号をお届け予定です。
 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。
 http://www.jla.or.jp/membership/tabid/159/Default.aspx
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

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