令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2016/01/18

第782号

====================================================<2016/1/13発信>
             JLAメールマガジン  第782号
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   編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○日図協、図書館災害対策委員会を設置
 このほど、日本図書館協会に図書館災害対策委員会が設置された。委員会は、
 図書館関係者の防災意識を高めるとともに、災害が発生し、図書館に被害が
 及んだ場合や被害が及ぶと想定される場合、当該図書館に対する支援活動を
 速やかに行うことができるように務めることが目的である。具体的には、被
 害状況の確認及び情報収集、関係機関等と連絡調整、防災や災害支援に関す
 る情報収集、支援のための募金活動などを行う。
 日本図書館協会では、5年前の東日本大震災直後に東日本大震災対策委員会
 を設けて、活発に支援活動を行っているが、東日本大震災に限定されている
 ため、この間に発生している国内外のそのほかの災害に対応することは難し
 かった。震災対策委員会は、図書館災害対策委員会の小委員会に位置づけら
 れ、継続して支援活動を行っていくことになる。
 なお、委員会の委員は、理事・関係委員会・ボランティア経験者で構成され
 ており、2月3日に第1回会合が行われる予定である。

○出版4団体、軽減税率について声明
 日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連
 合会の4団体は12月16日共同で「本日決定の与党税制改正大綱について」を
 明らかにした。政府与党が決定した来年度の税制改正大綱のなかで、消費税
 軽減税率適用の検討項目に「書籍、雑誌」が盛り込まれたことを評価し、
 「出版物(書籍、雑誌)は、健全な民主社会の基盤となる重要な知的インフ
 ラであり、知力、技術力、国際競争力の源」「国の未来を担う子どもたちに
 とって読書体験は人格形成の基本を構築する上で必要不可欠」と述べ、「新
 聞と同様、消費税率10%引上げと同時に、出版物に軽減税率が適用されるこ
 とを強く求める」としている。
 http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/4seimei20151216.pdf
 一方、雑誌と書籍の法律上の定義とともに、軽減税率適用から除かれるとさ
 れている「有害図書」について「政府がいい図書、悪い図書なんて言えない。
 自主規制で排除できる仕組みができれば入れたい」(公明党斎藤税制調査会
 長 12月22日)、「軽減税率の適用は一つの補助金が組み込まれるというこ
 とになり、好ましくない。報道機関が雑誌も対象とすることを求めることは、
 権力に対してものが言いにくくなるという雰囲気が出てくることを懸念して
 いる」(民主党岡田代表 12月17日)、との発言も続いている。

○日本書籍出版協会、図書館資料費の増額を要請
 日本書籍出版協会の相賀昌宏理事長、同協会図書館員会の持谷寿夫委員長は
 11月30日、馳文部科学大臣に面会、「公共図書館の資料購入費増額」を要請
 した。相賀氏らは、図書館の資料購入費が減少しているために長期的に考え
 た蔵書のバランスが崩れている現状や貸出しが減少している実状を説明、出
 版は図書館と表裏一体の関係にあり、資料購入費の増額のため日本図書館協
 会とも連携していくことを述べた。

○周南市で「ツタヤ図書館」をめぐって住民投票
 レンタル企業「ツタヤ」のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連
 携した新徳山駅ビルに構想されている図書館の是非を問う住民投票条例制定
 を求める住民投票は、11月18日から12月17日に行われたが、9129人の署名が
 市選挙管理委員会に提出された。有効署名が有権者の50分の1(2425人)以
 上であれば、条例制定が市長に直接請求される。現在は署名の審査段階であ
 る。条例制定の直接請求された場合、議会開会は2月2日を予定しているとの
 ことである。周南市は、ホームページに「仮称・新徳山駅ビルFAQ よくあ
 る質問」を掲載している。
 http://www.city.shunan.lg.jp/section/chushin/ekiseibi_group/faq.html
 なお、武雄市、海老名市などの「ツタヤ 図書館」をめぐる問題について、
 「出版ニュース」「新文化」のいずれもが2015年の出版界の10大ニュースと
 して採り上げている。

○全教が「専任・専門・正規の学校司書の配置を求める請願署名」
 全日本教職員組合は「専任・専門・正規の学校司書の配置を求める請願署名」
 に取組んでいる。1月29日を集約日としている。
 http://www.zenkyo.biz/modules/senmonbu_torikumi/detail.php?id=507

○常総市の行政文書レスキュー活動、参加者募集
 2016年1月の作業日程:祝日を除く月曜から金曜日いずれも9時~16時00分。
 1月4日(月)、6日(水)、7日(木)、8日(金)、12日(火)、13日(水)、
 14日(木)、15日(金)、18日(月)、19日(火)、20日(水)、21日(木)、
 22日(金)、25日(月)、26日(火)、27日(水)、28日(木)、29日(金)
 申込先:茨城史料ネット参加集約担当(joso.archives.rescue★gmail.com)
 活動内容:茨城史料ネット副代表白井哲哉氏(tetsushi★slis.tsukuba.ac.jp)
 参考:http://www.jsai.jp/rescueA/Joso2015/Joso_floods2015.html
 
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◆集会等のお知らせ
○近畿視覚障害者情報サービス研究協議会 平成27年度職員研修会 
 テーマ:マラケシュ条約と「障害者差別解消法」で変わるこれからの障害者
    サービス(仮題)
 主催:近畿視覚障害者情報サービス研究協議会(近畿視情協)
 後援:大阪公共図書館協会、日本図書館研究会、日本図書館協会
 日時:2016年1月27日(水)午後1時30分~4時30分
 場所:日本ライトハウス情報文化センター 4F第1会議室
 内容:宇野和博氏(筑波大学附属視覚特別支援学校) 講演「マラケシュ条
  約と著作権法改正によって変わるもの~読書のバリアフリー化に関する現
  状と今後の課題」(仮題)/情報提供「図書館における合理的配慮について」
 参加費:無料
 申込方法:施設名、参加者氏名(ふりがな)、担当係名、件名「1.27. 近畿
  視情協 職員研修会」を記入して、1月20日までにE-mailかFAXで。
 申込み・問合せ先:近畿視情協事務局 電話06-6441-0015、FAX 06-6441-0095
 電子メール: info★lnetk.jp
 詳細HP:http://www.lnetk.jp/

○第12回レファレンス協同データベース事業フォーラム
 「レファ協の10年:これまでとこれから」
 主催:国立国会図書館
 日時:平成28年2月18日(木)14:00~17:15
 会場:国立国会図書館関西館(京都府相楽郡精華町)大会議室
 対象:当事業参加館の職員および当事業に関心のある方
   (図書館にお勤めでない方の参加も歓迎しています)
 講師:埜納タオ氏(漫画家・イラストレーター)、齊藤誠一氏(千葉経済
 大学短期大学部教授)、宮川陽子氏(福井県立こども歴史文化館主査)ほか
 申込:2月10日(水)までにウェブサイトからお申し込みください。 
 詳細: http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_12.html

○第9回日本図書館協会・四国ブロックの集い
  ~四国の図書館を熱くしよう in 香川~
 開催日:2016年2月20日(土) 13:30~16:10
 会場:琴平町文化会館(琴平町立歴史民俗資料館)
 主催:日本図書館協会・四国ブロックの集い実行委員会,香川県図書館学会
 後援:香川県教育委員会,琴平町,琴平町教育委員会,香川県図書館協会,
  香川県子ども文庫連絡会,図書館問題研究会香川支部
 対象:図書館関係者,学校関係者,ボランティア関係者,その他図書館活動
  に関心のある方,どなたでも
 内容:基調講演「地域を支える図書館」塩見昇氏(前日本図書館協会理事長・
  大阪教育大学名誉教授)/事例発表「小さな島からの大きな挑戦~人口180
  人の離島での民営図書館~」額賀(ぬかが)順子氏(NPO法人男木島図書館
  理事長)/事例発表「学ぶ・楽しむ・つながる学校図書館づくり」大林博
  子氏(琴平町立琴平小学校校長)
 定員:100名程度
 申込方法:名前,連絡先を下記に連絡
 参加費:無料(ただし資料費として500円要)
 申込・問合せ先:坂出市立大橋記念図書館内事務局 担当:小川
 (電話0877-45-6677 FAX.0877-45-6678  E-mail:t-ogawa★city.sakaide.lg.jp)
 
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◆求人情報
〇国立新美術館 学芸課 研究補佐員 公募:若干名
 応募締切日:平成28年2月1日(月)必着

〇笠岡市立図書館嘱託職員募集:1名
 応募期限:平成28年1月20日(水)(必着)

〇平成27年度久留米市立図書館司書(任期付非常勤職員)採用試験:19名
 応募締切  1月15日(金)17時15分(郵送1月13日(水)の消印があるものに限る)

〇国立民族学博物館 非常勤職員 募集:1名
 応募期限:平成28年2月9日(火)17時必着

〇神戸市外国語大学図書館司書募集:若干名
 応募締切日:2016年2月5日(金)必着

〇国立大学法人東京藝術大学附属図書館取手キャンパス パートタイマー募集:1名
 応募期限:平成28年2月12日(金)必着(郵送のみ、持参不可)

〇公益財団法人防府市文化振興財団(防府市立防府図書館の指定管理者)職員募集:3名
 受験申込書の受付期間:1月15日(金)から2月7日(日)の9時~17時

〇吉田町立図書館館長候補募集(司書):1名
 受付期間:平成28年1月12日(火)~平成28年1月29日(金)
 午前8時15分~午後5時00分(土・日曜日及び祝日は除く)

〇吉田町立図書館臨時職員募集(司書):1名
 応募締切日:平成28年2月4日(木)

〇青山学院中等部・図書室専任パートタイム職員公募:1名
 応募締切:2月15日(郵送必着)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp  

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841