令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2013/02/27

第642号

====================================================<2013/2/27発信>
            JLAメールマガジン  第642号
=====================================================================
   編集発行:社団法人 日本図書館協会
Copyright,2013 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
=====================================================================
▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■JLAからのお知らせ
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○神奈川県立図書館の閲覧廃止方針等を撤回
神奈川県は昨年11月7日の県議会決算特別委員会で、緊急財政対策本部の「県
民利用施設の検討の方向性に関する説明資料」により、神奈川県立図書館の
サービスの見直しについて説明がされた。
・県立図書館の閲覧・貸出サービスを廃止し、蔵書は市町村立図書館を通じ
て閲覧する
・県立図書館は専門書の収集、図書の相互貸借システムの運営、司書の研修
など、バックアップ機能に特化
・県立川崎図書館は廃止し、その蔵書は県立図書館で保管
この方針について2月21日の議会本会議で佐藤光氏(自民)が質問、藤井良一
教育長は閲覧サービスの継続、県立川崎図書館の存続を明らかにし、方針の
撤回を表明した。
教育長は答弁の中で、市町村の図書館に貸し出ししていない貴重な資料があ
る、県立川崎図書館の特性などについて言及、見直し方針について寄せられ
た意見を紹介し、多くの批判が寄せられたことを明らかにした。
報道によれば、県教育委員会は図書館法の適用除外することも選択肢のひと
つとして検討していたとのことであった。同県立図書館の2012年度の資料費
は県民一人当たり5円70銭であり、きわめて少ない(全国平均21円80銭)。
この実態を踏まえた見直しこそ求められる。
県議会審議の模様は、
http://www.kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=16286&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB

○25日の栃木県北部の地震、図書館の被害なし
2月25日(月)の16時33分、栃木県日光市で震度5強を観測する地震が発生
した。この地震による図書館への被害状況について、日本図書館協会が26日
(火)に栃木県立図書館に確認したところ、栃木県内で震度4以上を観測し
た日光市、那須塩原市に所在する公立図書館では、特に被害は発生しなかっ
たとのことである。

○国立青少年教育振興機構が「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に
関する調査研究 報告書」を発表
独立行政法人国立青少年教育振興機構は2月23日、「子どもの読書活動の実
態とその影響・効果に関する調査研究 報告書」を公表した。子どもの頃の
読書活動が、成長してからの意識・能力に及ぼす影響や効果などについて調
査したものである。子どもの頃の図書館利用経験の影響、現在の中学生・高
校生の図書館利用の状況などについてのデータも紹介している。
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/72/

○経団連、電子出版権を提言
日本経済団体連合会は2月19日「電子書籍の流通と利用の促進に資する「電
子出版権」の新設を求める」と題した意見書を公表した。
出版業界関係者等の主張する「出版者への著作隣接権付与」の案は、守られ
るべき権利者の意思が最優先されないおそれがあるほか、権利者数の増加に
よる流通阻害効果も予想される等、副作用が大きいと考えられる、と述べ、
電子書籍の流通と利用の促進に向け、「電子出版権」(仮称)の新設を提言
する、としている。
詳細は、
http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/016.html

○文化審議会著作権分科会(第37回)開催される
2月18日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門にて標記会議が開催された。
議事は、毎年定例の案件である教科書にかかわる補償金についてと、同分科
会のもとに設けられている法制問題小委員会および国際小委員会の審議の経
過についてであった。二つの小委員会から、それぞれ検討中の課題について、
審議の進捗状況や残された課題等の報告があり、質疑が行われた。また、今
期の最終の会議であり、「その他」のところでは、今後の同分科会の課題に
関してなど、出席の委員からさまざまな発言が活発にされた。審議会の情報
は文化庁のサイトで参照できる。
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/index.html

----------------------------------------------------------------------
◆新聞記事より(地域版含む)
○安芸市でも[高知県立と高知市民]新図書館説明会(高知1/27)

○新図書館 ソフト面充実を 説明会最終日 開館日や司書数に注文 高知市
(高知1/28)

○〔ぐんない〕図書館、来月から再開 乳幼児向け読書室新設 都留市
(山梨日日1/30)

○大館市文教振興事業団 図書館指定管理で 業務準備室設置へ
(秋田魁新報1/30)

○3月は1カ月休み 大分市民図書館(大分合同1/30夕)

○新市立中央図書館 第2、4月曜日休館 浜田(山陰中央新報1/31)

○障害者の働く場 中央図書館にも 札幌 「元気カフェ」オープン
(北海道2/2)

○受験応援の本 特集 県立図書館 コーナー初開設 合格祈願しおり配布も
(福井2/2)

○雑誌カバーに企業が広告 広島[市立]中央図書館 スポンサー制度 県内で
初(中国2/2)

○川端康成 若き日のボツ原稿 他人執筆の偉人伝もとに 鶴見大図書館が
購入(朝日2/3)

○閲覧廃止問題 2館図書館法除外も 県教委「選択肢の一つ」(神奈川2/21)

○「県民への背信」 図書館法除外 県教委が検討 専門家ら批判(神奈川2/21)

○「県立図書館の閲覧廃止」撤回 教育長、代表質問で表明 県「貸し出しは
引き続き検討」(朝日<相模野>2/22)

----------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○筑波大学図書館情報学図書館メディアミュージアム
ミニ企画展「東日本大震災の地域資料」
主催:筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター
期日:2013年3月2日(土)~25日(月)10:00-16:00 ※土日祝日休み
会場:筑波大学春日エリア情報メディアユニオン1階図書館情報学図書館
メディアミュージアム
※学外の方は入室の前に図書館情報学図書館のカウンターにお越しください
【ギャラリートーク】2013年3月8日(金)11:00- 白井哲哉准教授
詳細HP:http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/tojo/130221.pdf
問合先:筑波大学附属図書館図書館情報学図書館(TEL.029-859-1212)

○講演とデイスカション「デジタル資料長期保存のための挑戦」
日時:2013年3月8日(金)18:30-20:30
会場:東京ドイツ文化センター図書館
講師:コルネリア・ディーベル氏(ドイツ国立図書館オンライン情報資源タ
スクフォース責任者)※独日通訳付き 参加費:無料
詳細HP:http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja10524501v.htm
問合先:東京ドイツ文化センター図書館(TEL.03-3584-3203
E-mail:yoshitsugu★tokyo.goethe.org)

○L&Pの会 出版流通連続講座 第3回
主催:L(Librarian)&P(Publishers)の会
日時:2013年3月19日(火)18:30-20:30
会場:文京区民センター3F3C集会室
テーマ:児童図書出版は図書館とどう結びつくのか
講師:黒田丈二氏((株)WAVE出版相談役・元岩崎書店代表取締役社長)
参加費:500円(資料代)定員:先着60名
申込・問合先:横井真木雄(吉川弘文館 m.yokoi★yoshikawa-k.co.jp)本多
正明(浦安市立中央図書館 libhonda★jcom.home.ne.jp)吉野友博(荒川
区立南千住図書館 24z9w2★bma.biglobe.ne.jp)

○第18回図書館利用教育実践セミナー in 京都 生涯にわたって学び,考え,
集える図書館をめざして~館種の壁を越えた情報リテラシー教育の展開~
日時:2013年3月17日(日)9:30-13:00
会場:キャンパスプラザ京都4階第2講義室
主催:日本図書館協会 企画・運営:図書館利用教育委員会
内容:基調講演「北欧の公共図書館と生涯学習-図書館はわたしたちの学校
です-」吉田右子氏(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授),
事例報告,パネルディスカッション
参加(資料)費:JLA個人会員500円/JLA個人会員以外1000円
定員:280名(先着順 当日受付あり)締切:3月11日(月)
詳細HP:http://www.jla.or.jp/portals/0/html/cue/friday_18.html
申込・問合先:JLA図書館利用教育委員会事務局(E-mail:cue★jla.or.jp)

○よこはまライブラリーフレンド17周年報告会「横浜市立図書館の未来へ」
主催:よこはまライブラリーフレンド
日時:2013年3月17日(日)10:00-12:00
会場:横浜市中央図書館5階第1会議室
参加費:無料 定員:50名
内容:2012年度活動報告,特別ゲスト・坪内一氏(横浜市中央図書館)
申込方法:氏名,所属,住所,TELを下記に連絡。締切:3月10日
問合先:よこはまライブラリーフレンド事務局(TEL&FAX.045-894-0054
(依田)E-mail:yukino★a03.itscom.net(加藤))

○デジタル化資料活用研修会
主催:国立国会図書館
日時:2013年3月21日(木)10:30-12:00
会場:国立国会図書館関西館第1研修室
主な対象:歴史的音源の公立図書館配信に参加している図書館,参加を検討
している図書館の職員等 締切:3月19日(火)12:00
詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/1199284_1368.html
問合先:国立国会図書館関西館電子図書館課研究企画係
(E-mail:ml-dlresearch★ndl.go.jp FAX.0774-94-9118)

○ケルン市立図書館長ハンネローレ・フォークト氏講演会「常に一歩先を!」
~京都・ケルン姉妹都市提携50周年記念~
主催:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川,京都市中央図書館
日時:2013年5月13日(月)14:30-17:00
会場:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
講師:ハンネローレ・フォークト氏(ケルン市立図書館長)
詳細HP:http://www.goethe.de/ins/jp/kam/ver/ja10529906v.htm

図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx

----------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
日本の図書館 統計と名簿 2012 日本図書館協会図書館調査事業委員会編
2012.2 510p B5判 定価14700円 ISBN978-4-8204-1221-2 
http://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000368/Default.aspx

○転居や勤務先変更により『図書館雑誌』の送付先が変更になる場合は、月末
までにご連絡いただけると、翌月より新住所へお届けいたします。E-mail、
HPの異動届フォーム、FAX、異動届用紙でお知らせください。
問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx

============================================================no.642END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841