令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2012/06/07

第592号

====================================================<2012/2/29発信>
             JLAメールマガジン  第592号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○全国図書館大会島根大会の準備委員会開催
 10月25・26日に開催される全国図書館大会島根大会の第3回準備委員会が2月
 23日に開催された。全体の概要、広報、分科会の進捗などの報告の後、新年
 度に入ってから設置される実行委員会に諮る大会運営の体制、規約、規程、
 予算、スケジュール等を確認した。
 分科会は、現地が企画する公共図書館、大学・短大・高専図書館、学校図書
 館、児童・青少年サービスのほか、日図協が企画する専門図書館、障害者サ
 ービス・多文化サービス、図書館の自由、著作権・出版流通、資料保存、図
 書館学教育、図書館政策など全部で12を予定している。


○日高教が学校図書館充実の要請
 日本高等学校教職員組合学校司書部は2月27日日図協を訪れ、学校図書館の
 充実を求める要請を行った。東日本大震災で被災した学校図書館の施設、蔵
 書の復旧を早急におこなうこと、学校図書館費(図書費)を大幅に増額する
 こと、すべての学校に専任・専門・正規の学校司書を配置すること、現場の
 学校司書の一方的な削減、配置転換や他職種との兼任をおこなわないこと、
 採用試験を実施し退職者の補充を必ずおこなうこと、臨時雇用の学校司書の
 待遇改善をはかるとともに雇用継続・正規職員化をはかること、などの実現
 についての協力要請である。
 長野、高知、群馬の各県の学校司書から、それぞれの現場の状況が話され、
 意見交換を行った。「光交付金」予算化の取組みと実状、高等学校図書館へ
 の地方交付税措置の実現、非正規雇用職員の実態などが出された。


○学校司書の地方財政措置
 本メールマガジン584号(2011年12月28日配信)既報、政府は来年度の地方
 財政措置で学校司書の配置について150億円の新規措置をしたが、その内容
 について文部科学省は全日本教職員組合に対して、次の説明をした。
 ・予算措置される学校数(小学校9800、中学校4500)は、直近の文部科学省
 調査に基づいて示した学校司書配置学校数である。市町村が独自に行った措
 置を政府が支援するものである。
 ・これは交付税の積算内容を示すものであり、配置校に限定して措置される
 ものではない。すべての市町村に及ぶものであり、未配置学校への配置を促
 進するものとなる。
 ・文部科学省初等中等教育局財務課は教育委員会に対して、1月26日地方財
 政措置の事務連絡を発出し、学校司書配置などについてお願いした。
 ・単価105万円の根拠は、時給1000円、年35週、週5日、1日6時間を想定した
 ものである。
 ・この措置は単年度限りとしないよう文部科学省として取組む。
 ・学校司書配置について小中学校から始めたが、高等学校図書館については
 いずれ措置したいと考えている。


○写真集「生きる」-東日本大震災から一年- 寄贈のお知らせ
 日本写真家協会の東日本大震災支援事業として標記の写真展と写真集の刊行
 が企画された。同協会では被災地に住む写真家の参加を積極的に呼びかけ、
 160名の写真家がこの事業に賛同している。写真集は被災地の公立図書館に
 寄贈したいという同協会の意向を受けて、日本図書館協会ではリストの提供
 等の協力を行った。写真集は、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、
 千葉県の公立図書館および国公立大学図書館、全国の都道府県立図書館に、
 2月27日に発送されたので、ご活用いただきたい。
 なお、写真展は、3月2日~15日に富士フォトギャラリー新宿で、3月27日~4
 月8日に仙台市博物館ギャラリーで開催される。
 http://www.jps.gr.jp/311/index.html


○筑波大学大学院図書館情報メディア研究科で大学院説明会を開催
 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科では、筑波キャンパス春日エリア
 及び東京キャンパス文京校舎において、博士前期課程(修士課程)及び博士
 後期課程を開設し、一般学生、外国人留学生及び図書館員等現職社会人学生
 が学んでいる。2011年度から東京キャンパス文京校舎で図書館員等現職社会
 人を対象とする「図書館情報学キャリアアッププログラム(博士前期課程)」
 を開設。また、高い管理能力をもつ図書館員の養成を目的とした、7科目で
 構成する「図書館経営管理コース(履修証明プログラム)」も併せて開設し
 ている。2013年度入学者のための同研究科大学院説明会(研究科概要、入試、
 カリキュラムなど)が下記のとおり開催される。
 説明会日時・場所:
 2012年4月7日(土)、6月2日(土) 14:30~15:40 筑波大学東京キャンパス
 2012年6月1日(金)18:20~19:40 筑波大学筑波キャンパス
 *大学院説明会の事前申込みは不要。
 問合せ先:筑波大学図書館情報等支援室大学院学務係(029-859-1120)
 詳細:http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/admission/opencampus.html
 研究科HP: http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○若い感性で発信中 岡山県立図書館 特設展示が好評 勝間田高→震災報道
 山陽女子高→宝塚(山陽1/20)

○主体的な読書推進 県教委、第2次計画を策定 学校、家庭、地域が連携
 (山形1/29)

○市民に説明会開催へ 「豪華」批判の市立図書館建設 五島市教委 整備検
 討委に報告(長崎1/30)

○雑誌カバーに広告掲載 川越市立中央図書館 スポンサー制度導入
 (埼玉1/31)

○ネットで貸し出し予約 別府市立図書館で7日から(大分合同2/1)

○手作り絵本 入賞者決まる 県立図書館コンクール(山形2/2)

○卒園したら図書館へ 南砺市[立図書館] 年長児に利用カード贈呈
 (北日本2/3)

○路線バスが図書館に 坂出市と琴参バス 廃棄本を有効利用 無料で持ち帰
 りOK(四国2/4)

○図書館の電算化開始 指宿市 県内初 クラウド方式(南日本2/5)

○竹田幼稚園が候補地 新市立図書館 「歴史、文化ゾーン形成」 "老朽化し
 手狭"解消へ(大分合同2/7)

○九重町図書館にマスコットキャラ ここちゃん のえちゃん 利用者カード
 で「よろしく」(大分合同2/7)

○電子書籍で名作を 漱石や童話収録 [三重]県立図書館で体験展示(伊勢2/7)

○県立図書館5月に全面復旧 工事に伴い一部閲覧停止(福島民報2/8)

○貸し出し順調 好スタート 昨年9月開館・[新潟市立]巻図書館 地域の情
 報拠点へ着々 利用者懇談会 新たな企画要望も(新潟日報2/8)

○三朝温泉漫画図書館を開設 「[まんが]王国とっとり」観光客にPR [旅館
 協同組合青年部](日本海2/8)

○[県立]図書館八重山分館 廃止へ 県が方針 地元市町へ伝達 石垣・与那
 国 条件付け容認(沖縄タイムス2/8)

○中海圏域情報コーナー好評 松江・安来・米子・境港市立図書館
 (山陰中央新報2/9)

○市読書感想文の入賞作品集発刊 長井市立図書館(山形2/10)

○県立[長野]図書館が祝日も開館へ 県教委が規則改正 来年度から 本年度
 の試験開館好評で(信濃毎日2/10)

○80万曲を無料配信 県立図書館 14日からネット経由 「文化の発信拠点に」
 (新潟日報2/11)

○大雪と気温上昇で雨漏りか 図書館の一部閉鎖 忍野(山梨日日2/11)

○源氏物語の注釈書「萬水一露」 複製本を作成、公開 県立図書館 「郷土
 の研究にも活用を」(佐賀2/16)
 
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◆集会等のお知らせ
○子どもの読書活動を考える国際シンポジウム~アメリカ・フランス・ドイツの
  事例に学ぶ~
 主催:(独)国立青少年教育振興機構
 日時:2012年3月25日(日)10:20-17:00
 会場:THE GLAND HALL(品川グランドセントラルタワー3F)
 定員:200名(先着順) 参加費:無料 ※講師と参加者の交流会:希望者2500円
 内容:各国の読書事情(アメリカ,フランス,ドイツ),シンポジウム※同時通訳で対応
 講師:John T. Guthrie教授(メリーランド大学)Jean-Francois Rouet教授
 (ポワティエ大学)Cornelia Rosebrock教授(フランクフルト大学)
 詳細HP:http://www.niye.go.jp/files/810/1047458129.pdf
 申込・問合先:国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金部(TEL.03-6407-7683
  FAX.03-3950-7227 E-mail:honbu23fukyu★niye.go.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆求人情報
○東京家政大学図書館 長期臨時職員:若干名
 応募締切:2012年3月5日(月)必着

○広島大学図書館 契約一般職員(パート):若干名
 応募締切:2012年3月6日(火)17:00必着

○埼玉大学図書館 非常勤職員(事務補佐員):2名
 応募締切:2012年3月9日(金)必着

○(株)甲南学園サービスセンター 大学図書館司書スタッフ:3名
 応募締切:2012年3月9日(金)

○一橋大学附属図書館 非常勤職員:2名
 応募締切:2012年3月9日(金)17:00必着

○東京大学大学院情報学環・学際情報学府図書室 事務補佐員:1名
 応募締切:2012年3月9日(金)17:00必着

○特許庁図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2012年3月9日(金)必着

○習志野市立大久保図書館 臨時職員:若干名
 応募締切:2012年3月12日(月)必着

○平成24年度神奈川県免許資格職職員採用試験(司書A)
 申込期間:【インターネット】2012年5月1日(火)~15日(火)17:00受信
 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/ ※3月15日に説明会を実施

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

 

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