令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
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2014年9月記録

      2014年度第6回分類委員会(2014年9月9日)


出席:那須、大曲、黒田、小林、坂本、高橋、田村、中井、藤倉(記録) 事務局:岡田

資料:
・序説(那須委員長・中井委員)
・使用法(那須委員長・小林委員)
・『日本十進分類法 新訂10版』序説(案)目次(2014.9) 大曲委員
・『日本十進分類法 新訂10版』使用法(案)目次(2014.9) 大曲委員
・各類概説 3・4類 大曲委員
・災害・防災関係 各版比較 大曲委員
・災害・防災をキーワードに3~6類を調査 坂本委員
・各類概説 2類 高橋委員
・史跡名勝について 高橋委員
・箱・函・盒・筥の定義 高橋委員
・NDC10版相関索引改訂作業指針(Ver0.2)(8/9改訂版) 中井委員
・10版相関索引改訂作業の状況報告(2014年8月末現在) 中井委員
・細目表仕様案 藤倉委員
・補助表の凡例・使用法(案)Ⅰ~Ⅲ 藤倉委員


報告事項:
1. 電子書籍に関する学習会について
 山本副理事長より那須委員長宛に「電子書籍に関する学習会」(9月16日(火) 日図協・
開催)の案内があった。案内を回覧するので関心があれば出席してほしい。 2. 序説・使用法(案)について  那須委員長より,小林委員・中井委員と調整をもとにした序説・使用法の修正案がML に提示された。まだその後修正すべき点がある。特にMRDFについては藤倉委員に,相関 索引部分については中井委員に引き続き意見を求めたい。  使用法は,これまでが書架分類を前提としたものであるため,これを重出も視野に入 れた書誌分類にも対応したものにしている。ただ,各館での適用における別法について は,どのレベルまで列挙するのかまだ決めかねている。後ほど協議したい。  また,大曲委員より目次案の提示があった。 3. 各類概説について  大曲委員・高橋委員より,2・3・4類の原稿案が提示された。他の類についても早急
に提出を求めたい。 4. 細目表の入力と校正について  藤倉委員のもとで作業が進められている。仕様を最終確認し,作業を進めたい。 5. 補助表について  作業を継続している。凡例については,補助表全体と一般補助表と固有補助表それぞ れに対してつけるのかどうか,表ごとにまとめるのか,確認したい。 6. 相関索引について  進捗状況について中井委員より報告があった。その後各類担当者と調整を続けている。 協議事項: 1. 序説・使用法について  「分類法」「分類表」の語の使い分けについて再度検討・調整をする。  また,MRDFの改訂については刊行時点でも進行形の事象であるため,ここで細部まで 言及することはできない。報告については『図書館雑誌』等で行うこととして,序説で は機能の概要のみ示すこととした。  「排列」の語についてはこれまでNDCでは「配列」の方を主に用いてきたが,本来の 意味からすると「排」の方が適当であると思われる。協会の意向も含めて結論を出した い。 ・補助表について  補助表の番号については,一般補助表から言語共通区分と文学共通区分がなくなった こともあり,4種となった。したがってⅡ地理区分とする案も出たが,9版で「-02に付 随する」という意味から「Ⅰ-a」とした経緯があり,それを尊重したい。現状を踏襲す る。 ・使用法について  小林委員より,(今回は間に合わないかもしれないが)11版に向けて考えておくべき ポイントについて,説明があった。また,形式区分の使用法の記述について補足解説が
あった。 ・別法について  報告にもあったように,別法についてどの程度まで使用法に記載するか審議した。細 目表データにより文字列の検索ができるようになったから網羅的な提示もできるが,際 限がない。今回は代表的なものにとどめるようにしたい。 2. 細目表について ・注記の文章について  高橋委員より,細分注記の文体や表現の統一について提案があった。大曲委員,坂本
委員らを中心に意見交換を重ねてきたが,委員会でその内容を確認した。  細目表への反映については,MLで確認して早急に実施する。 3. 相関索引について  各類のデータが揃った。点検結果については担当者に返している。新設は4000語程度 になる見込み。 その他個別の案件について審議した。 4. その他  細目表および索引における新設および削除のレコード数については,刊行後に数的に 確認できるよう担当者は留意されたい。 次回:10月14日(火)
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