令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
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(★を半角@に換えてください。)








2014.6記録

         分類委員会2014年度第3回(2014年6月10日)

出席者:
那須、大曲、黒田、小林、坂本、高橋、田村、藤倉(記録)、岡田(事務局)

資料:
・2014年度第1回代議員総会資料(那須委員長)
・日本十進分類法新訂10版試案の検討(『情報学』(大阪市大大学院創造都市研究科電子紀要) 11(1) 2014
   pp.44-50)  (那須委員長)
・外部意見 図書館サービスほか(回答案)(那須委員長)
・薬物等中毒・依存(定義、辞典類見出し語比較)(大曲委員)
・9版3類外来語表記一覧(大曲委員)
・3類関係追加案(障害者サービス委員会関係)(大曲委員)
・4類残課題ver3対応案(参考案)(大曲委員)
・7類残課題ver3(一覧)(大曲委員)
・4類残課題 [第1報]~第4報(黒田委員)
・9類残課題最終版(坂本委員)
・014.7/.8 各種の情報資源 についてコメント(高橋委員)
・残課題(2類)対応(案)(高橋委員)
・外部意見 2類関連(回答案)(高橋委員)
・6類残課題(『情報学』指摘事項)(高橋委員)
・1類残課題ver2(一覧)(田村委員)
・1類残課題ver2対応案(田村委員)
・「図書館教育ニュース」1338号見本(藤倉委員)
・「0類・情報学・5類残課題」対応案(藤倉委員)
・014.7/.8 各種の情報資源 について(藤倉委員)
・DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン(初版)(『精神神経学雑誌』116(6) 2014.6 pp.429-457)
・平成25年度書誌調整連絡会議(資料)

報告:
・2014年度第1回代議員総会について
 6月13日に標記委員会が開催されるが、委員長は出席できない。資料を回覧する。

・「図書館教育ニュース」誌について
 事務局に「図書館教育ニュース」誌におけるNDC教育記事(児童・生徒向け)の監修と同誌付録(学
校司書・司書教諭・教員向け)への執筆依頼があり、藤倉委員が対応したものが刊行された。同誌5月
18日号(1338号)では「この本は本棚のどこに?」が掲載され、付録に「日本十進分類法の過去、現在、
そして未来」という原稿を執筆した。

・関西試案説明会について
 那須委員長が執筆した説明会概要が「図書館雑誌」6月号に掲載された。また、大阪市立大学の紀要
「情報学」にこの件に関する論文が掲載されている。残課題対応の参考とする。

・外部意見について
 前回審議した2件の外部意見について、それぞれ回答をおこなった。

・障害者サービス委員会との懇談への対応について
 前回の懇談をもとにした審議の結果について、大曲委員が審議のまとめを作成し、委員長より障害
者サービス委員会に報告する。

・序説・使用法について
 那須委員長と小林委員、中井委員で引き続き調整を行っている。7月委員会に案を提示したい。

・全体的作業について
 ・外来語の分かち書きについて
  大曲委員より提案され、審議の結果、表記のうえでは分かちをせず、索引語の読みとして分かち
 を入力することで合意された。
 ・「ニッポン」→「ニホン」について
  過去審議のとおり、今回ヨミを基本「ニホン」とし、またNipponをJapanに変更することが
 あらためて確認された。
 ・本表入力方針について
  藤倉委員より、入力案の骨子が説明された。追って入力方法を最終的に決定し、担当者にマニュ
 アルとともに配布する。

協議:
1)1類残課題検討
102 哲学史
    *ここには,一般的著作を収め,東洋,西洋,日本,ドイツなど各地域や
     国の哲学・思想史は,120/139に収める 例:130.2西洋哲学史〈通史〉  [削除]

110 哲学各論
    *111/118には,包括的な著作・概論・歴史などを収め,個々の哲学者・思想家の著作で111
     /118の主題に関するものは,120/139に収める 例:135.54サルトル著「実存主義とは何
     か」;ただし111/118 に収まらないものは,各主題の下に収める 例:951.6サルトル著
     「マラルメ論」  [削除]

120 東洋思想
  .2 東洋思想史〈通史〉  [削除]

121.02 日本思想史〈通史〉   [削除]
  .3   古  代 [字下げ]
   .4   中  世 [字下げ]
   .5   近  世 [字下げ]
   .52   国学[和学]
  .53   日本の儒学〈一般〉 [削除]
   .54    朱子学派 [字下げ]
  .55    陽明学派 [字下げ]
   .56    古学派  [字下げ]
   .57    折衷学派 [字下げ]
   .58    水戸学派 [字下げ]
  .59   その他の思想家

121.6 近代
     高橋里美 1886-1964,田辺元 1885-1962,谷川徹三 1895-1989,戸坂潤 1900-1945,
     中村正直 1832-1891,西周 1829-1897
    *ここには明治以後の,(1)思想家,哲学者およびその学説に関する包括的な著作,
     (2)個々の哲学者の哲学的著作,(3)思想家,哲学者としての伝記,評伝を収め
     る;ただし,.63/.67に関するものは,各々の下に収める。
121.63 西田幾多郎 1870-1945
  .65 和辻哲郎 1889-1960
  .67 三木清 1897-1945
121.7 昭和時代.平成時代 [削除](試案撤回)

122 中国思想
   .02 中国思想史〈通史〉  [削除]

130.2   西洋哲学史〈通史〉 [削除]

131.9 新ピュタゴラス派.フィロン〈アレクサンドリアの〉Philon,of Alexandria.新アカデ
     ミー派:フィロン〈ラリッサの〉Philon,of Larissa.新プラトン派:プロティノス
     Plotinus [項目名変更]

134.53 マルクス Marx,Karl,1818-1883
     *マルクスの思想<一般>を扱った著作は,ここに収める
     *唯物弁証法[弁証法的唯物論].マルクス主義哲学→116.4;マルクス経済学派→331.6;
           マルクス主義〈一般〉→309.3;マルクスの伝記→289;唯物史観[史的唯物論]→201.1 
             [注記変更]

140 心理学
    *応用心理学<一般>は,ここに収める (別法:149) [注記新設]
    *特定主題についての心理学は各主題のもとに収める 例:321.4法心理学,490.14医
     学と心理

143 発達心理学
    *発生心理学はここに収める [注記変更]

[149] 応用心理学 →140 
    *特定主題についての応用心理学は,各主題のもとに収める;140の注記を参照
    *別法:ここに集め,綱目表に準じて細分 例:149.32 法心理  [注記変更]

167.2 イスラム史
      *地理区分   [地理区分追加]

167.28 ムハンマド[マホメット  [項目名変更]

167.5 モスク [項目名変更]

188 各宗
    *中国,インドの諸宗もここに収める,;ただし,表にないものは182仏教史の下に
     収める [注記変更]

188.9 日蓮宗
  .98 創価学会.中山妙宗.立正佼成会
  .99 その他の宗派 [新設]

195.7   司教.司祭.神父.牧師 [項目名追加]


2)0類残課題検討
・〈014.7/.8 各種の情報資源〉について、外部意見および関西試案説明会で体系の問題点を指摘さ
れており、対応案を検討したが、10版刊行までに結論を出すのは拙速であろうとの結論に達した。

・015 図書館サービス.図書館活動について、外部意見を参考に用語と定義を再検討した。試案集か
ら以下の変更・一部試案撤回を行う。
015 図書館サービス.図書館活動
    *利用者研究図書館利用法,課題解決支援サービス〈一般〉は,ここに収める [変更]
   .9 利用対象別サービス  [変更]
   .93  児童・青少年に対するサービス.ヤングアダルトサービス [追加]
   .94  成人に対するサービス  [削除](試案撤回)
      *ビジネス支援サービスは,ここに収める


次回:7月8日(火)15:00~

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