当委員会は“図書館利用に障害のある人たち”に対するサービスをすすめていくためのさまざまな活動を行っています。身体に障害のある人たちをはじめ、入院患者・自宅療養者・高齢者・在日外国の人たち等幅広い視野で図書館利用を考え、みなさんと共にこの活動を進展させていきたいと願っています。
◆委員会の構成
当委員会は関東・関西に各小委員会を設け、両者は緊密な連携のもとに、各地域固有の問題に的確に対処する体制をとっています。また、委員会のもとに聴覚障害者サービスと多文化サービスの二つのグループを設け、それぞれのサービスに関わる諸課題に取り組んでいます。
◆お知らせ
- 「2025年度障害者サービス担当職員養成講座(入門)」のご案内 (受付は終了しました)
障害者サービスを行おうとしても、予算がない、資料が少ない、利用がない、十分なサービスができない、どのように展開すればよいかわからないという図書館の皆様向け。図書館の障害者サービスを進めるための基礎を学ぶための養成講座です。 - 「2025年度図書館員・音訳者のための著作権セミナー」のご案内 (終了しました)
公共図書館の長い録音資料製作のノウハウを生かしながら、図書館員・音訳ボランティアに必要な著作権法を具体的に案内します。多くのご参加をお待ちしています。 - 「障害者サービス用資料セット(展示・研修用)の貸出について」 (2025年1月24日更新)
日本図書館協会・障害者サービス委員会では、障害者サービスに関する資料の貸出を行っています。 - 著作権法第37条第3項ただし書該当資料確認リスト(HTML版) (2024年6月5日更新)
- 著作権法第37条第3項ただし書該当資料確認リスト(WORD版) (2024年6月5日更新)
「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」に基づき、視覚障害者等用資料を販売している出版社等の一覧を日本図書館協会が作成して提供するものです。2024年6月5日に修正を行いました。 - 障害者サービス用資料の購入・入手先一覧 (2024年5月22日更新)
図書館が購入可能な障害者サービス用資料の購入・入手先一覧のリンク集を掲載しました。 - JLA 図書館実践シリーズ『図書館利用に障害のある人々へのサービス 補訂版』(電子書籍版・印刷版)刊行のお知らせ (2023年6月16日更新)
日本図書館協会障害者サービス委員会では図書館員選書『障害者サービス 補訂版』(2003年)を15年ぶりに全面的に見直した,いわば「障害者サービス」の基本テキストを2018年8月に、補訂版を2021年12月に刊行しました。上下2巻に分かれており,上巻では障害者サービスの歴史と考え方,サービスを始めるための環境整備について,下巻では実践の事例,制度と法規,関係資料についてまとめられています。また,上下巻通して1冊にした電子版もダウンロード版を2022年8月に、メディア版を2022年5月に刊行しました。 - 地方公共団体において「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する計画」を策定するための指針 (2023年5月2日更新)
- 図書館利用に障害のある人々へのサービス(障害者サービス)評価シート 公共図書館編 (2023年5月2日更新)
日本図書館協会(障害者サービス委員会)では,読書バリアフリー法に関する二つの資料を公開しました。指針は,地方自治体に読書バリアフリー計画の策定を促すと共に,今後の改定にあたっての参考となるものです。評価シートは,図書館の規模ごとに具体的にどのような取り組みが必要かをまとめたものです。 - 誰にでもわかりやすいLL版利用案内「図書館利用案内『ようこそ 図書館へ』」 (2023年4月6日更新)
誰にでもわかりやすい利用案内を作成するためのひな型を用意いたしました。ご自分の図書館に合わせてご利用いただけます。 - 障害者サービス用資料の購入・入手先一覧 (2023年3月6日更新)
図書館が購入可能な障害者サービス用資料の購入・入手先一覧のリンク集を掲載しました。 - 読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修 障害者サービス初級講座 「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」の動画等を公開します (2023年2月13日更新)
日本図書館協会(障害者サービス委員会)では、読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修を2020年度に開催しました。講座の動画の閲覧と資料のダウンロードについて案内します。 - 図書館利用に障害のある人々へのサービス 補訂版 アクセシブルなEPUB版(メディア版) ※CD-R JLA図書館実践シリーズ?37/38 (2022年5月31日更新)
- 図書館利用に障害のある人々へのサービス 上巻 補訂版 利用者・資料・サービス編 JLA図書館実践シリーズ 37 (2021年12月 8日更新)
- 図書館利用に障害のある人々へのサービス 下巻 補訂版 先進事例・制度・法規編 JLA図書館実践シリーズ 38 (2021年12月 8日更新)
日本図書館協会障害者サービス委員会では2018年8月に刊行した初版に 著作権法改正、読書バリアフリー法の制定などを加えた補訂版を2021年11月に刊行しました。 - 「障害者サービスと著作権法 第2版 アクセシブルなEPUB版(メディア版)」 (2021年6月1日掲載)
- 「障害者サービスと著作権法 第2版 JLA図書館実践シリーズ26」 (2021年4月26日掲載)
日本図書館協会障害者サービス委員会・著作権委員会では、2014年9月に発行された同書をを改定した第2版の紙版を2021年1月に、アクセシブルなEPUB版(メディア版)を2021年5月に発行しました。著作権法改正(2009年)で障害者用資料を利用できる人が大幅に拡大しました。その概要を解説し、図書館で何ができるのか、具体的事例と法的根拠をわかりやすく示します。著作権法改正(2018年)及び2019年公布の「読書バリアフリー法」に対応した改定版。 - 文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」、障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」の講座DVDの活用について(お願い)を掲載しました。 (2021年4月26日更新)
日本図書館協会(障害者サービス委員会)では、読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修を2020年11月と2021年2月の2回(計6日間)開催しました。 講座のDVDの活用方法をについて案内します。 - 新型コロナ時代の障害者サービスのヒント (2020年6月17日更新)
日本図書館協会障害者サービス委員会では当面の図書館の障害者サービスにおいて、利用者や職員の安全を確保しつつ、できる限りの障害者サービスが実施できるよう、「新型コロナ時代の障害者サービスのヒント」を公開しました。 - 図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン(HTML版) (2019年11月1日更新)
- 図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン(WORD版) (2019年11月1日更新)
2019年1月施行の改正著作権法に対応した「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」を公開しました。 - 複合研修会「改正著作権法セミナー」の当日の配布資料を公開いたしました。 (2019年3月5日更新)
- 複合研修会「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」の当日配布資料を公開しました (2019年3月4日更新)
日本図書館協会では、「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版」について、その内容を紹介するセミナーを2019年2月に大阪と東京で開催しました。
当日に配布しました資料をWord,PDF,テキスト,点字データにて公開しました。 - 読みたいのに読めない君へ,届けマルチメディアDAISY (JLA Booklet no.2) (2018年10月 1日更新)
日本図書館協会では、牧野綾編著『読みたいのに読めない君へ,届けマルチメディアDAISY』を刊行しました。保護者,図書館員,DAISY製作者のそれぞれの立場から,ディスレクシアやマルチメディアDAISYについて分かりやすくまとめたブックレットです。 - 【情報提供】音声DAISY図書を製作されている皆様へ:デジタル録音機DR-1の生産終了と今後のデジタル録音について (2017年9月19日更新)
シナノケンシ株式会社から、図書館等で広く音声DAISY図書の製作に用いられているデジタル録音機DR-1の生産終了とメーカー在庫終了の発表がありました。その概要と代替手段について紹介します。 - 図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドラインQ&A (2017年3月3日更新)
日本図書館協会障害者サービス委員会では「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」に関して寄せられた質問をQ&A形式にまとめました。 - JLA障害者差別解消法ガイドラインを活用した図書館サービスのチェックリスト (2016年11月24日更新)
日本図書館協会障害者サービス委員会では「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」を活用して、図書館利用に何らかの障害のある人へのサービス・配慮等を行っているかを確認するためのチェックリストをを作成しました。 - 障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集についてのまとめ (2016年5月17日更新)
日本図書館協会では、障害当事者(その家族や支援者を含む)や図書館関係者から、障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等についてご意見を募集しました。いただいたご意見等をまとめましたのでお知らせいたします。 - 図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン (2016年3月18日更新)
日本図書館協会では、「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」を作成しました。2月に障害者サービス委員会が案を公開し、2月末まで意見募集をし、その修正の後、3月18日の日本図書館協会 理事会で正式に承認されました。 - 「障害者差別解消法施行に向けた図書館のサービスセミナー」の当日配布資料を公開しました (2016年3月16日更新)
日本図書館協会では、「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」を作成しました。権利条約や差別解消法の考え方を学ぶと共に、ガイドラインの解説を行うセミナーを東京と大阪で開催しました。
当日に配布しました資料をWord,PDF,テキスト,点字データにて公開しました。 - 「図書館利用における障害者差別の解消に関する宣言」 (2015年12月18日更新)
日本図書館協会は、「障害者の権利条約」及び「障害者差別解消法」において規定された『合理的配慮』の精神が全国民の共通理解になるための社会的基盤の醸成のために、図書館及び図書館員自らが積極的取り組みを行う決意を「宣言」しました。 - 障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見 (2014年12月26日更新)
日本図書館協会では、内閣府障害者施策担当が実施した「障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見募集」に、「障害者の情報のアクセシビリティーの確保について」12月25日に意見提出しました。 - 「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」 (2013年12月6日更新)
「製作基準」の紹介と2012年1月24日の「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準発表報告会 ~ よりよい録音図書を製作するために」のご案内 - 図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の障害者サービス関連項目について(見解) (2013年4月17日更新)
「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」における、障害者サービス関連項目で、「対面朗読」が「図書館資料等の代読サービス」に書き換えられていることについて、見解をまとめました。 - 研修会支援企画「開こう! 障害者サービス研修会」のご案内 (2010年9月21日更新)
障害者サービス委員会では障害者サービスに関する研修会の内容や企画立案に関する相談、講師の紹介、講師の派遣等を行います。 - 「マルチメディアDAISY(デイジー)」や「やさしく読める本」を知っていますか (2006年8月3日更新)
日本障害者リハビリテーション協会では、「赤いハイヒール」というやさしく読める本をそのマルチメディアDAISY版とともに販売しています。
令和7年度 委員会主催事業の予定
日時 | 事業名 | 場所 | 備考 |
---|---|---|---|
2025年5月18日(日) | 2025年度音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー | オンライン(大阪) | 募集は終了しました |
【直接参加】2025年6月5日(木),6日(金) 【動画配信】 2025年 7月1日(火)~9月30日(火) | 障害者サービス担当職員養成講座(入門) | 日本図書館協会(東京)及び後日配信 | 募集中 |
2025年10月31日(金) | 第111回全国図書館大会愛媛大会 障害者サービス分科会 | 愛媛県内(愛媛) | 募集開始前 |
その他の情報
- 地方公共団体において「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する計画」を策定するための指針 (2023年5月2日)
- 図書館利用に障害のある人々へのサービス(障害者サービス)評価シート 公共図書館編 (2023年5月2日)
- 誰にでもわかりやすいLL版利用案内「図書館利用案内『ようこそ 図書館へ』」 (2023年4月6日)
- 図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン(HTML版) (2019年11月1日)
- 図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン(WORD版) (2019年11月1日)
- 著作権法第37条第3項ただし書該当資料確認リスト(HTML版) (2024年6月5日)
- 著作権法第37条第3項ただし書該当資料確認リスト(WORD版) (2024年6月5日)
- 図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン (2016年3月18日)
- 「図書館利用における障害者差別の解消に関する宣言」 (2015年12月18日)
- 障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見 (2014年12月25日)
- 図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の障害者サービス関連項目について(見解) (2013年4月17日)
- 「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」 (2011年12月6日)
- 公共図書館にDAISY資料を備え、さまざまな情報障害者への情報提供を保障する事業の実施のための予算化について(要望) (2010年8月9日)
- 国立国会図書館「電子図書館」のデジタルコンテンツにおける読書障害者のアクセシビリティの確保と「点字図書・録音図書全国総合目録」の機能の拡充について(要望) (2009年6月10日)
- 公共図書館の障害者サービスにおける資料変換に係わる図書館協力者導入のためのガイドライン
- 図書館と点訳者・音訳者・対面朗読者、ボランティア等との関係
Copyright(C)2005-2025 日本図書館協会障害者サービス委員会
最終更新日:2025年3月5日