経験としてのレファレンスサービス 大串夏身の熱い日々の思い出とこれから

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JLA Booklet no.21
著者・編者:大串夏身著
発行:日本図書館協会
発行年:2026.01
判型:A5判 頁数:67p
ISBN:978-4-8204-2504-5 本体価格:1,200円

内容:レファレンスサービス温故知新―レファレンス・ライブラリアンの体験から
インターネットのない時代,それどころかDBもほぼない時期に,司書はレファレンスサービスをどのように会得し,実践して,思索していったのだろうか。その一つの例がここにあります。公共図書館で貸出サービスが隆盛を誇っていた1973年に東京都立図書館に就職してから,特別区協議会調査部での日々,その後の社会での活動を大串夏身が振り返ります。情報環境が変化していく中においても書誌・文献調査が図書館サービスの強みであることを語り,図書館と社会のあり方を展望します。
デジタル情報が爆発的に増加するなか,ライブラリアンの活動する意義とはなにか,すでに始まっているAI時代にも通用する考え方のヒントが見つかるでしょう。

【主な目次】
1.経験としてのレファレンスサービス
2.情報化の進展とレファレンスサービスをとりまく環境の変化
3.その後のレファレンスサービスとの関わり
4.社会の中のレファレンスサービスについて
あとがきにかえて 書誌索引について

(2026年1月21日(水)刊行予定)
※予約で承ります。刊行次第、お送りします。