JLAメールマガジン 第1241号

================================================2025/8/20発信

  JLAメールマガジン 第1241号

編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2025 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます
  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/
  JLAメールマガジンのバックナンバー https://www.jla.or.jp/mail_magazine/


▼目次▼

【特集】図書館員のおすすめ本のすすめ

■JLAからのお知らせ
・図書館基礎講座2025in関西の受講者募集中!

■図書館界ニュース
・日書連「官公庁,自治体,公共・学校図書館の図書調達に関するお願い」を発出
・「手にした本が,ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい(エファジャパン)

■集会等のお知らせ
・生成AI時代の図書館情報学
 -知識組織論とドキュメンテーションスタディーズ-
・LRG52刊行記念トークVol.02「政令市図書館×市民」
・イベント名:Code4LibJAPANカンファレンス2025
・大学図書館研究会第56回全国大会のご案内
・<座談会>SLA(Special Libraries Association)最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから
・JBBY国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座2025「自然を感じる,自然に学ぶ ~絵本ができるまで」

■求人情報

■事務局からのお願い
・会員情報の変更は「会員ポータルサイト」をご利用ください


【特集】図書館員のおすすめ本のすすめ

 日本図書館協会は8月12日から15日まで夏季休業とし,メールマガジンもお休みさせていただきましたが,夏休みの子供たちやお盆休みの家族などで図書館は賑わっていたことと思います。お盆期間中はどこに行っても混雑しているから,と家でゴロゴロしていようと考えていた私ですが,すこぶる日当たりが良く,エアコンの効きが悪い部屋では本を読むのもままならず,思わず図書館に足が向いてしまいました。
 さて,今号は図書館員のおすすめ本から始めます。

「図書館雑誌」に掲載されている「図書館員のおすすめ本」はご存じですか?
 「当たり前,毎号楽しみにしています。」それはありがたい。選書の参考になるだけでなく,読んでおもしろい。図書館員のおすすめ本を読んだだけでその本を読んだ気になる,なんてことはないかもしれませんが,これを読んで紹介されている本を実際に手に取った方は多いはず。
 今回は,この「図書館員のおすすめ本」をおすすめしてみようということで,日トキョのショカちゃんをお呼びしました。

○日トキョのショカちゃん登場
 こんにちは!わたし,日本図書館協会図書紹介事業委員会の臨時キャラクター,日トキョのショカちゃん。今日は「図書館員のおすすめ本」の紹介に来たわよ!知ってるかもしれないけど 『図書館雑誌』で連載されている「公立図書館等における選書等の参考に資する図書の書評」のコーナーよ。簡単に言うと「この本いいから,そちらの図書館でも入れてみたらどう?」ってことね。
 『図書館雑誌』は100年の歴史があって,先生方(誰?)も超一流。そんな雑誌に載っている書評だから,おもしろいに決まってる…わよね?日図協の公式ウェブサイト(※1)でも読めるし『週刊読書人』にも転載されるから,一度読んでみたらどうかしら?
 そんな「図書館員のおすすめ本」,書評を公募してるのよ!え?「仕事では書評は書くけど,雑誌やウェブサイトに載るのは不安だなあ」ですって?だいじょうぶ,バインダータイプのテキストはないけれど,執筆要領と原稿フォーマットは公式ウェブサイト(※2)にあるし委員のみんながやさしくていねいにネチネチと(あ,嘘です嘘です,冗談です)原稿掲載まで伴走してくれるので安心よ!1日20分の練習も必要ないし, JLA図書館実践シリーズ 『司書が書く 図書館員のおすすめ本』(※3)に掲載された書評の10割が「図書館員のおすすめ本」出身なのよ(書籍化とも言うわね)。
 というわけであなたも「図書館員のおすすめ本」,書いてみない?

※1 「図書館員のおすすめ本」掲載一覧
https://www.jla.or.jp/osusume-list/

※2 「図書館員のおすすめ本」とは
https://www.jla.or.jp/reading_promotion/

※3 『司書が書く 図書館員のおすすめ本』
https://www.jla.or.jp/publications/978-4-8204-2009-5/

○図書館員のおすすめ本(「図書館雑誌」8月号掲載分)
・『「ふつう」の私たちが,誰かの人権を奪うとき 声なき声に耳を傾ける30の物語』
 チェ・ウンスク著,金みんじょん訳 平凡社 2024 2,200円(税別)
・『ヤンキーと地元 解体屋,風俗経営者,ヤミ業者になった沖縄の若者たち』
 打越正行著 筑摩書房(ちくま文庫) 2024 900円(税別)
・『図書館を建てる,図書館で暮らす 本のための家づくり』
 橋本麻里,山本貴光著 新潮社 2024 3,300円(税別)
・『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと』
 中村哲著 NHK出版 2021 1,600円(税別)

※Webでもご覧になれます。「図書館員のおすすめ本」掲載一覧のページからご覧ください。
https://www.jla.or.jp/osusume-list/


■JLAからのお知らせ

〇図書館基礎講座2025in関西の受講者募集中!
どなたでも受講できます。最新情勢の学び直しにいかがですか。
【主催】日本図書館協会図書館基礎講座関西地区実行委員会
【日時】2025年9月8日(月)・10月6日(月)10:00-16:40
【会場】豊中市立岡町図書館
【定員】各日30名(先着順)
【詳細HP】https://www.jla.or.jp/event/2025-07-15/
※『図書館雑誌』2025年7月号「告知板」にも掲載しています。


◆図書館界ニュース

○日書連「官公庁,自治体,公共・学校図書館の図書調達に関するお願い」を発出
 日本書店商業組合連合会(日書連)は8月上旬に,都道府県知事,省庁の大臣,長官,委員長,市区町村(政令市の特別区含む)の首長宛てに,「官公庁,自治体,公共・学校図書館の図書調達に関するお願い」,「再販売価格維持契約書ヒナ型一部改定について」の文書を郵送した。
 「官公庁,自治体,公共・学校図書館の図書調達に関するお願い」では,「国民が知の文化を平等に享受できるのも,出版社と販売会社,販売会社と書店それぞれが「再販売価格維持契約書(以下,再販契約書)」を締結し,定価販売を遵守しているからです。」また,「書店が官公庁,自治体,公共・学校図書館に書籍,雑誌を納入する場合,入札により割引をした上で納品するケースが殆んどです。しかし,書店の平均的な粗利益率は22%と小売業では最低ランクにあり,割引は少ない利益を更に削ることになるため書店経営を圧迫し続けてきました。加えて紙の書籍,雑誌の売上減少等が重なった結果,街の書店では廃業が相次ぎ,本年5月時点の統計で全国の無書店自治体は28.6%に達しています。」とされ,「図書調達の予算化に当たっては定価購入にご高配を賜り」たいとお願いしている。
 再販売価格維持契約書ヒナ型については,出版再販研究委員会(日本書籍出版協会,日本雑誌協会,日本出版取次協会,日本書店商業組合連合会で構成)が,2025年5月1日に「再販売価格維持契約書(取次―小売)」及び「再販売価格維持契約書(出版―小売)」の二つのヒナ型の内容を改定し,それぞれ第六条で,「この契約の規定は,次に掲げる場合には適用しない。」として規定していた,「官公庁等の入札に応じて納入する場合」を削除している。
 この「官公庁等」には図書館における入札も含まれるため,再販売価格維持契約書ヒナ型においては図書館における入札も再販(定価販売)が適用されることとなる。

※再販契約書(日本書籍出版協会のWebサイト)
https://www.jbpa.or.jp/publication/contract.html

○「手にした本が,ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい
 特定非営利活動法人エファジャパンは,能登半島地震で被災した珠洲市や輪島市の仮設住宅やコミュニティスペースへ「本」を届けるブックカフェを運行し,本を通じて,孤立しがちな暮らしの中に静かな希望と再生の時間を届ける,本で寄り添うプロジェクトへのクラウドファンディングを実施しています。支援は,本の購入やブックカフェの運行に充てられます。※2025年8月31日(日)まで

※CAMPFIRE Webサイト
https://camp-fire.jp/projects/715081/view
※特定非営利活動法人エファジャパン
https://www.efa-japan.org/


◆集会等のお知らせ

○生成AI時代の図書館情報学
 -知識組織論とドキュメンテーションスタディーズ-
主催:知のレファレンス研究会(JSPS科研 25K15817)
日時:2025年10月25日(土) 午後1時-4時
場所:オンライン(Zoom) *但し,登壇者は対面で議論を行います。
参加料:無料
司会:橋詰秋子
講演:根本彰 「ビアウア・ヤアランと知識組織論,ドメイン分析」
   塩崎亮・大沼太兵衛 「ニルス・ロンとドキュメンテーションスタディーズ」
コメンテータ
   古賀崇(専門情報論分野)
   矢田竣太郎 (生成AI分野)
シンポジウム趣旨
  図書館情報学は,蓄積した情報から利用者の質問に適合したドキュメントを提供する研究領域である。これに対して,生成AIがあらゆる問いに対して,過去に蓄積したテキストから上手に回答を引き出してくれるとされる。とすると,図書館情報学として,生成AIを前提とした状況に対応するための論理が用意できるのかどうかは,重要な課題である。
 最近,図書館情報学がドキュメントやそれに含まれる知識に対してどのような理論的,実践的アプローチをしてきたのかを示す2著が翻訳された。その2著とは次のものである。
  ビアウア・ヤアラン著,根本彰訳『知識組織論とはなにか?図書館情報学の展開』勁草書房, 2025年8月刊行
 ニルス・ヴィンフェルト・ロン著,塩崎亮,大沼太兵衛訳『記録される知の理論のために?ドキュメンテーションスタディーズ入門』丸善出版,2025年10月刊行予定
 シンポジウムでは,2著を手がかりに,専門情報分野や生成AI分野に詳しい専門家をお呼びして公開の場で議論し,参加者全員で理解を深めたい。

※知識組織論研究会 2025年度公開シンポジウムのお知らせ
https://sites.google.com/view/korgj/symposia

○LRG52刊行記念トークVol.02「政令市図書館×市民」(大井亜紀×澤谷晃子×辰口裕美×松尾和美×TBD)
 LRG52:政令市図書館政策サミットへの招待[責任編集:大井亜紀,澤谷晃子,辰口裕美,松尾和美](https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/new/)の刊行を記念して,連続記念トークをオンライン開催しています。

開催日時:2025年9月1日(月)20~21時
開催場所:オンライン
参加定員:先着100名
参加資格:どなたでも
https://www.facebook.com/events/747131721427795

※過去の開催記録・アーカイブ:
・LRG52刊行記念トークVol.01「政令市図書館特集はこうして生まれた」(大井亜紀×澤谷晃子×辰口裕美×松尾和美)
https://youtu.be/_jlhAqEnALI

○Code4LibJAPANカンファレンス2025
開催日:2025年9月6日(土)・7日(日)
イベント概要:図書館員や技術者,その他の関係者が集い,ITやWeb等のアイデアやツールを紹介しあい,先進的な試みを共有し,関係者が出会い,つながるイベントです。
開催形態:オンライン
参加費:無料
参加者募集ページ:https://www.code4lib.jp/2025/08/call-for-participation/

○大学図書館研究会第56回全国大会のご案内
大学図書館研究会では,第56回全国大会を,来る9月13日(土)~9月14日(日)に,奈良県で現地開催いたします。
開催要項と大会日程は,以下のとおりです。
会員・非会員を問わず,参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしております。

【開催要項】
開催日:2025年9月13日(土)~9月14日(日)
会場:奈良女子大学 総合研究棟(文学系S棟)
参加費:全日参加:6,000円/ 1日参加:3,000円
    ※学生(社会人学生除く):無料
    ・交流会費:5,000円
参加申込:大会ウェブサイトの「参加申込」からリンクするPeatixよりお願いします。【締切:9月3日(水)17:00】
     https://www.daitoken.com/conf2025/application.html
大会ウェブサイト:https://www.daitoken.com/conf2025/
主催:大学図書館研究会
問合先(全国大会実行委員会):taikai★daitoken.com(★を@(半角)に置き換えてください)

※大会日程,各プログラムの詳細は,大会ウェブサイトの「大会日程」からご確認ください。
 https://www.daitoken.com/conf2025/schedule.html

○<座談会>SLA(Special Libraries Association)最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから
日時: 2025年9月17日(水)14:00~16:00
会場: 東京農業大学 国際センター(世田谷キャンパス)2階会議室+オンライン聴講
主催: 一般社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)
共催: 特定非営利活動法人 日本農学図書館協議会(JAALD)
定員: 会場参加: 先着50名
参加費:
・オンサイト(会場)参加: 参加費 2,000円(茶菓付き)
・オンライン視聴(ライブ配信・聴講のみ): 参加無料・事前登録制(質疑応答には参加できません。)
申込締切: 2025年9月10日(水)まで
登壇者(敬称略):
・豊田 恭子(東京農業大学 教授)
・佐藤 京子(Special Libraries Association(SLA)アジアン・チャプター・アドバイザー)
・長塚 隆(鶴見大学 名誉教授/特定非営利活動法人 日本農学図書館協議会 会長/情報知識学会 副会長)
・清田 陽司(麗澤大学 教授/一般社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)会長)
https://semi20250917.peatix.com/

○JBBY国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座2025「自然を感じる,自然に学ぶ ~絵本ができるまで」講師:あべ弘士
 日時|2025年9月7日(日)13:30-15:30
 会場|日比谷図書文化館大ホール(東京都千代田区)
 参加費|1,650円
*2026年国際アンデルセン賞画家賞にノミネートされた,あべ弘士さんをお迎えします!
*詳細・お申込はこちら↓
https://jbbyonline057.peatix.com/
*子どもゆめ基金助成活動


◆求人情報

○成蹊学園 有期契約職員(大学図書館)募集(2025年10月1日~):1名
 応募締切日:2025年8月29日(金)

○【図書館司書】明治大学中央図書館 夜間フルタイムスタッフ:1名
 応募締切日:2025年8月29日(金)

○府中市立図書館 図書館業務専門員(月額制会計年度任用職員)募集:1名
 応募締切日:2025年8月31日(日)

○高知市職員採用資格試験(任期付短時間勤務職員(司書)):2名
 応募締切日:2025年9月4日(木)

○高知市職員採用資格試験(司書):2名
 応募締切日:2025年9月4日(木)

○令和7年度泉南市任期付職員(司書)募集:1名
 応募締切日:2025年9月11日(木)

○東京科学大学大岡山図書館 期間雇用職員 募集:1名
 応募締切日:2025年9月16日(火)

○令和7年度飛騨市職員採用試験:1名
 応募締切日:2025年9月18日(木)

○東京慈恵会医科大学学術情報センター 司書(正職員)募集:2名
 応募締切日:2025年9月25日(木)

○福井県池田町 まちづくり拠点図書館設立スタッフ(会計年度任用職員)募集:1名
 応募締切日:2025年9月30日(木)

○福井県池田町 まちづくり拠点図書館設立プロジェクトマネージャー(会計年度任用職員)募集:1名
 応募締切日:2025年9月30日(木)

求人情報の詳細は下記でご覧ください。
 https://www.jla.or.jp/job_information/


◆事務局からのお願い

○会員情報の変更は「会員ポータルサイト」をご利用ください
 会員の皆様には「会員ポータルサイト」への情報の確認をお願いしています。異動,転居等,会員登録情報に変更がありましたら必ずご修正をお願いします。
 また,メールアドレスの登録,変更にご協力ください。
 2025年は代議員選挙が行われる年です。ご住所の変更に伴い「代議員選挙区」も変更になる場合は,必ず併せてご変更をお願いします。
 会員登録情報の変更についてご不明な点があれば,会員係にご連絡ください。協会ウェブサイトからの変更申請も可能です。
 https://www.jla.or.jp/registration_information_update_form/
※会員係 somu★jla.or.jp(★を@(半角)に置き換えてください)


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