================================================<2025/6/11発信>
JLAメールマガジン 第1233号
編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
Copyright,2025 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます
JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
JLAメールマガジンのバックナンバー
https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
▼目次▼
■JLAからのお知らせ
・能登半島地震被災地における第3回図書館現地調査報告(図書館災害対策委員会)
・図書館政策セミナー「公立図書館の任務と目標」の録画配信開始
・公共図書館部会通信№22の発行について
・『図書館雑誌』表紙絵の寄贈
■図書館界ニュース
・経済産業省「書店活性化プラン」を公表
・日本医学図書館協会「ヘルスサイエンス情報専門員」の申請受付
・展覧会「戦後80年 壺井栄『二十四の瞳』~図書館情報学の世界から~」
■新聞記事から
■集会等のお知らせ
・信州発・これからの図書館フォーラム(令和7年度第1回)「地域の読書環境をもっと豊かにー読者×書店×図書館×∞」
・アカデミックリソースガイド「LRG51刊行記念トーク連続イベント」
■求人情報
■事務局からのお願い
・会員情報の変更は「会員ポータルサイト」もご利用ください
■JLAからのお知らせ
〇能登半島地震被災地における第3回図書館現地調査報告(図書館災害対策委員会)
図書館災害対策委員会では、4月22日(火)能登半島地震で被災した図書館の3回目の現地調査を行った。詳細は、日本図書館協会HPの図書館災害対策委員会を参照いただきたい。
・輪島市立図書館:2024年6月、8月に引き続き3回目の訪問。
市内の商業施設ワイプラザの空き店舗に2024年12月21日、開架図書約4万5千冊の仮設図書館としてオープンした。朝市も同じ敷地内の建物で再開、詳しくは地元紙で確認できる。仮設図書館の周辺には、仮設住宅があり、見守りやコミュニティの再生に役立っているという。
・穴水町立図書館:2024年8月に引き続き2回目の訪問。
2024年7月10日に部分開館、その後2025年3月25日、震災前の状態に復旧して開館。
職員の確保が課題であったが、司書有資格者の採用が叶い図書館活動の充実が期待でき
る。
2館とも日本図書館協会の「被災した図書館等への助成」については滞りなく実施され、輪島市と穴水町の館長から、これまでの支援について皆様に感謝を伝えて頂きたい旨の言葉を託された。
震災から1年4カ月が経過し、被災状況の調査だけではなく、復旧復興の仕事、利用者・住民との関係、まちづくりのことなどを聞くことができた。傾聴することの大切さを感じる訪問であった。
今回の調査委員は、加藤孔敬、津村秀夫、西村彩枝子の委員会委員と石川県立図書館職員の計4名。
○図書館政策セミナー「公立図書館の任務と目標」の録画配信開始
3月15日に日本図書館協会研修室で開催した図書館政策セミナー「公立図書館の任務と目標-その成立過程と歩み、活用のされ方、今後の維持・改訂のあり方」講師:塩見昇(日本図書館協会顧問、元理事長)の録画配信を開始しました。当日配付資料と併せて、ぜひご覧ください。日本図書館協会ホームページの図書館政策企画委員会のページに掲載しています。
図書館政策企画委員会:https://www.jla.or.jp/committees/seisaku/tabid/279/Default.aspx
日本図書館協会>図書館政策企画委員会>開催行事>図書館政策セミナー「公立図書館の任務と目標-その成立過程と歩み、活用のされ方、今後の維持・改訂のあり方」
〇公共図書館部会通信№22の発行について
№22では次の記事を掲載しています。
1 2025年度 公共図書館部会総会について 2 日本図書館協会代議員の任期及び選出の留意点について 3 2025年度全国公共図書館研究集会について 4 BooksPROの説明会開催について
https://www.jla.or.jp/divisions/koukyo/tabid/272/Default.aspx
〇『図書館雑誌』表紙絵の寄贈
日本図書館協会では、『図書館雑誌』2003年1月号から2007年12月号までの表紙絵の作者である三浦孝輔氏から、掲載された原画のうちの31枚の寄贈を受けた(2004年1月~12月、2005年1月~12月(欠3月・7月~10月)、2007年1月~12月)。
季節に対応した絵で2007年1月は「お正月」、2月「節分とバレンタインデー」、3月「ひな祭り」、4月「入園、入学おめでとう」、5月「こどもの日」、6月「父の日」など。作者は、秋田県出身で川崎市在住の画家で5年にわたって表紙絵を描いた。近隣の図書館の図書で絵のアイディアを練りながら制作した原画の一部である。今後、日本図書館協会で活用方法を検討する予定である。
◆図書館界ニュース
〇経済産業省「書店活性化プラン」を公表
経済産業省は、文化創造基盤としての「書店」の重要性から、2024年3月に「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げ、2025年1月に「関係者から指摘された書店活性化のための課題」を公表し、パブリックコメントが実施された。この結果を踏まえ、「書店活性化の課題」を公表し、政府が取り組む施策を「書店活性化プラン」として公表した。
※経済産業省「書店活性化プランを公表します」https://www.meti.go.jp/press/2025/06/20250610004/20250610004.html
『書店活性化プラン』https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/PDF/syotenplan.pdf
○日本医学図書館協会「ヘルスサイエンス情報専門員」の申請受付
NPO法人日本医学図書館協会では、「認定資格ヘルスサイエンス情報専門員」第44回申請を下記の期間受け付ける。
【受付期間】2025年7月1日(火)~31日(木)
【詳細HP】 https://jmla1927.org/healthscience.php
【問合先】:NPO 法人日本医学図書館協会中央事務局
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-10 和田ビル3階
TEL03-5577-4509 FAX03-5577-4510
E-Mail:jmlajimu@sirius.ocn.ne.jp
〇展覧会「戦後80年 壺井栄『二十四の瞳』~図書館情報学の世界から~」
【概要】戦後日本において、戦争と平和を見つめる文学作品として、親から孫の3世代にわたり読み継がれてきた壷井栄(1899-1967)の小説『二十四の瞳』(1952)を、図書館情報学の視点で収集された網羅的コレクションによって、多角的に紹介します。本展では、1)直筆原稿(複製)、2)作品の初出掲載雑誌、3)初版本から各種の単行本・全集・児童書、4)研究書・研究論文、5)映画化・テレビ番組化された映像資料、6)映像資料の脚本・シナリオ・スチール写真、7)海外で翻訳出版された図書、8)『二十四の瞳』に関する観光グッズ等の多種多様な資料を一堂に展示します。
【会期】2025年6月28日(土)~8月31日(日)9:00-17:00 会期中無休
【会場】登録有形文化財 旧朝吹山荘「睡鳩荘」2階 軽井沢タリアセン内
※軽井沢高原文庫から徒歩5分の所にあります。
【料金】旧朝吹山荘「睡鳩荘」入館料 大人200円・中学生以下無料(軽井沢タリアセン入園料 大人900円・小中学生400円は別途必要)
【主催】軽井沢タリアセン/軽井沢高原文庫(電話:0267-46-6161)
【後援】軽井沢町教育委員会
【協力】岩波書店、KADOKAWA、講談社、樹村房、新潮社
【企画・資料協力】大庭一郎(筑波大学 図書館情報メディア系)
※関連URL http://kogenbunko.jp/event/?p=1961
https://x.com/kogenbunkokogen/status/1929099667842662553#m
https://ameblo.jp/kogenbunko/entry-12907355824.html
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/2014862
◆新聞記事から
○[小泉]八雲の怪談「怖さ」格付け 耳なし芳一は星四つ 松江市立図書館 作品舞台紹介マップ[「全国KWAIDANマップ」] (山陰中央新報1/25)
○江津名所,名物かるたに [江津]市図書館 開館50年記念し作る [「ごうつ(52)かるた」] (山陰中央新報1/27)
○安定雇用で働きたい 図書館の非正規職員ら集会 公共図書館4割 公立学校図書館9割 「これでいいのか図書館 会計年度任用職員の継続雇用を求める院内集会」 日本図書館協会
○[埼玉]県立図書館 熊谷に集約 県教[育]委[員会] 久喜・浦和分室は閉鎖 窓口と書庫分ける (朝日〈埼玉〉2/22)
○佐倉市複合施設[「夢咲くら館」] 地下部分に汚水 開館2年で休館 [図書館など] (朝日〈千葉〉2/26)
○武雄市図書館,民間と連携し人気観光施設に リニューアル11年,来館者1000万人到達 (佐賀2/27)
○[岐阜]県図書館,AIで蔵書探索 12日導入,全国4館目 (岐阜3/5)
○25年度に実行計画[「玉名市アクションプログラム」]策定 玉名市 中心部活性化へ方針 [図書館など] (日刊建設工業3/5)
〇[青森県]階上[町]・複合施設 概算事業費22億円 役場隣接地,30年春開館目標 [図書館など] (東奥日報3/15)
○移動販売車で本返却 県内初 [長浜]市立6図書館が実証実験 [生活協同組合コープしが] (中日〈滋賀・びわこ〉3/19)
○春江図書館に案内ロボ 坂井市,大阪の企業[「HCI」]と協定 サービス向上へ来月稼働 (福井3/23)
◆集会等のお知らせ
〇信州発・これからの図書館フォーラム(令和7年度第1回)「地域の読書環境をもっと豊かにー読者×書店×図書館×∞」
長野県内図書館の蔵書を横断検索できる「信州ブックサーチ」と近くの書店の在庫を検索する「書店在庫情報プロジェクト」の連携が実現したことを機に、県内の書店、図書館、「書店在庫情報プロジェクト」がフォーラムを開催します。
【日時】2025年6月14日(土)13:00~16:00(受付12:30)
【会場】県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ(要申込)
【内容】・「書店・図書館等による連携協議会報告と書店在庫情報プロジェクト」
・「地元書店からの直接購入が、地域還元につながる~市立岡谷図書館と地元書店の取り組み」
・「書店と図書館の連携について~塩尻の事例から」
・パネルディスカッション
【詳細】https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/now/mezasukoto/torikumi/toshokanforum_250614.html
【申込み】https://forms.gle/5KmMFhKjix78zxjF9 ;
・県立長野図書館3階「信州・学び創造ラボ」(募集定員:40名・要申込・無料)
・ZOOMによるオンライン接続(要申込・無料)
・YouTubeによるリアルタイム配信、アーカイブ配信(申込不要・無料)
〇アカデミックリソースガイド「LRG51刊行記念トーク連続イベント」
・6月21日(日):LRG51刊行記念トークVol.02「博物館からみる文化的コモンズ」(佐久間大輔×佐々木秀彦)
https://www.facebook.com/events/1030252132617535/
・7月13日(日):LRG51刊行記念トークVol.03「美術館からみる文化的コモンズ」
(青木加苗×佐々木秀彦)
https://www.facebook.com/events/2217034532061416/
・7月19日(土):LRG51刊行記念トークVol.04「文化的コモンズの形成と展開」(鬼木和浩×礒井純充×藤野一夫×嶋田学×佐々木秀彦)
https://www.facebook.com/events/1251708663131767
※なお、第1回の模様は録画を配信しています。
LRG51刊行記念トークVol. 01「文化的コモンズ 地域で展開する」を責任編集して(佐々木秀彦)
https://youtu.be/OOkNPUWn40o
※いずれの回も20:00~21:00
【詳細・申込み】各回のリンク先へ
◆求人情報
〇大東文化大学60周年記念図書館(東松山キャンパス)専門嘱託職員募集:1名
応募締切日:2025年6月16日(月)
〇東京藝術大学附属図書館 パートタイマー募集:1名
応募締切日:2025年6月17日(火)17時
〇富士市職員採用試験 司書募集:1名
応募締切日:2025年6月17日(火)
〇令和7年度 東京都公立学校会計年度任用職員(都立学校図書館専門員)募集:1名
応募締切日:2025年6月19日(木)
〇神奈川大学 横浜図書館 閲覧業務(閲覧スタッフ) 契約社員追加募集:1名
応募締切日:2025年6月22日(日)
〇東京科学大学大岡山図書館非常勤職員 募集:2名
応募締切日:2025年6月25日(水)
〇東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館 職員募集要項:1名
応募締切日:2025年6月27日(金)
〇総合地球環境学研究所 図書室事務補佐員(パートタイム職員)募集:1名
応募締切日:2025年6月30日(月)11時
〇京都府教育委員会事務局職員(司書)募集:若干名
応募締切日:2025年7月2日(水)
〇訓子府町図書館 図書館司書(会計年度任用職員)募集:1名
応募締切日:2025年7月22日(火)
〇公益財団法人 日本近代文学館 2026年度職員募集:1名
応募締切日:2025年8月30日(土)
求人情報の詳細は下記でご覧ください。
https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
◆事務局からのお願い
〇会員情報の変更は「会員ポータルサイト」もご利用ください
会員の皆様には「会員ポータルサイト」への情報の確認をお願いしています。異動,転居等,会員登録情報に変更がありましたら必ずご修正をお願いします。
また,メールアドレスの登録,変更にご協力ください。
2025年は代議員選挙が行われる年です。ご住所の変更に伴い「代議員選挙区」も変更になる場合は,必ず併せてご変更をお願いします。
会員登録情報の変更についてご不明な点があれば,会員係にご連絡ください。協会ウェブサイトからの変更申請も可能です。
https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx
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