情報知識学会シニア情報知識学研究部会「2026年度第1回卓話会(通算第26回)」

【話題提供者】原正一郎(京大東南地域研・名誉教授)
【日程】2026年6月24日(水)15:00-16:30
【会場】紀伊國屋書店 新宿本店3Fアカデミックラウンジ  新宿区新宿3-17-7
【参加】無料。非会員の方の参加も歓迎いたします。会場参加は20名定員先着順。ハイブリッド開催です。参加申込み時に現地参加あるいはオンライン参加を選択ください。
【話題】「人文学データを数字で扱うこと」
 人文学の分野に電子計算機が導入されたのは、1949年にロベルト・ブサ神父が開始したトマス・アクィナスの著作語彙索引作成プロジェクトが起点とされています。日本ではやや遅れますが、1966年に国立国語研究所による電子計算機を用いた語彙調査が開始されました。現在の「デジタルヒューマニティーズ(DH)」の黎明期であり、「計量人文科学」とも呼ばれていました。人文学データを電子計算機で処理する利点は、①大量のデータを、②高速に、③(「解釈」という伝統的な手法に対して数値を用いて)客観的に評価・分析できること、④データの再利用が容易になること、でしょう。そのためには、史資料に記載されている事柄を数字に変換しなければなりません。黎明期の「計量人文科学」から今日の「デジタルヒューマニティーズ」までの道のりは史資料を数字に変換する歴史でもあり、LLMに代表される現在の人工知能の発展はその上に成り立っていると言っても過言ではないと考えています。私自身の国文学研究資料館以降の「計量人文科学」あるいは「デジタルヒューマニティーズ」の研究を回想し、人文学データを数字で扱うことの意味を改めて考えてみたいと思います。
【参加申込】以下のサイトの参加申込みフォームからお申し込みください。     
  https://www.jsik.jp/?senior
【問合せ先】jsik.onlineseminar2021★gmail.com(★を半角@に置き換えてください)