図書分類からながめる本の世界

JLA図書館実践シリーズ 16

著者・編者:近江哲史著

発行:日本図書館協会

発行年:2010.12

判型:B6判 頁数:201p

ISBN:978-4-8204-1012-6   本体価格:1,800円

世の中にはいろいろな知識が存在することを知って,日本十進分類法の0類から9類にわたる本を読みつくそうという「読書会」を主宰する著者が,その仔細をまとめた。図書館利用者の立場で日本十進分類法の各分類を説明しながら,分類された本の紹介や読書についてわかりやすく綴る。資料を分類した結果が読み手にどう受け取られるのか興味深い。

【目次】
はしがき
序章 なるほど日本十進分類法
0章 「総記」(0類)とは「その他大勢」の話か
1章 「哲学・宗教」(1類)だっておもしろい
2章 「歴史・地理」(2類)で物知りになる
3章 「社会科学」(3類)はお堅い本が多いけれど
4章 「自然科学」(4類)に苦手意識はご無用
5章 「技術・工学」(5類)はちょっと難しいか
6章 「産業」(6類)は現代人には有用な話
7章 「芸術・体育」(7類)で意外なことも
8章 もっとも本の少ないのが「言語」(8類)
9章 図書館の本の半分は「文学」(9類)書
10章 参考室や特別コーナーにて
11章 子どもの本
あとがき
付録 日本十進分類法第3次区分表
索引