日本図書館協会
専門職員認定制度のページ

 2002年より検討を行ってきた高度な専門性を評価するための名称の付与制度は、”日本図書館協会認定司書”制度として、2010年3月の評議員会にて事業実施が承認されました。また、同制度の事業実施にあたっては、新たに事業委員会が組織され、活動を行うことになっています。これにともない、専門職員認定制度特別検討チームは活動を終了いたしました。
以下のページは、特別検討チームの過去のページです。暫定的に残しているだけで、こちらは今後更新を行いません。ご注意ください



ごあいさつ
認定制度Q&Aです
第95回全国図書館大会第7分科会を開催いたしました。
過去の資料をまとめました
これまでの経緯



ごあいさつ

 専門職員認定制度の実施については、その実施のための委員会を設立することを2009年度の総会で求めてまいりました。理事会、評議員会と承認されましたが、総会において保留票が多数により、事業実施決定には至りませんでした。
 常務理事会では、事業実施そのものではなく、委員会設立(この委員会で細部を決定するという予定でした)という趣旨が見えにくい提案であったこと、保留された会員の中で制度の細部を明らかにしてほしいという意見が寄せられたこと等の総括を行いました。その上で、この制度が協会の活動にとっても極めて重要であることを鑑み、改めて認定制度について事業を行うことを前提として検討を再開することを決めております。
 専門職員認定制度特別検討チームとしては、協会会員の皆様へこの制度の趣旨をご理解いただけるようさらなる周知の徹底を図るとともに、この制度がさらに充実したものとなるように検討を重ねているところであります。  今後もご支援のほどよろしくお願いいたします。


認定制度Q&Aです


 認定制度に関するQ&Aをこちらに掲載しました。今後充実させていくつもりです。まずは、第95回全国図書館大会にて公開された分を掲載いたします。


第95回全国図書館大会第7分科会を開催いたしました

 専門職員認定制度特別検討チームでは、先の全国図書館大会において、認定制度についての分科会(第7分科会)を開催いたしました(プログラムはこちらをご覧ください。)。半日という限られた時間で、認定制度の意義に始まり、認定の対象となる自己研鑽の対象といった細かい論点までを全てをとりあげることは難しいところもありましたが、参加された会員の皆さまは大変熱心であり、関心の高さが伺えました。
 当日寄せられた、ご要望、ご質問等を参考にして、さらなる検討を重ねていきたいと存じます。
 なお、この関係資料は
こちらにあります


過去の資料をまとめました


これまでの図書館経営委員会(現在は活動停止しており、コンテンツも削除されました)の中にあった認定制度関係の資料をこちらに移動しました。これらの資料は過去の記録をそのまま残すために当時のまま掲載しておりますので、現在の内容とは異なる部分があります。ご注意ください


検討のこれまでの経緯


これまでの経緯は以下の通りです。
出来事
1996 「社会教育主事、学芸員及び司書の養成、研修等の改善方策(報告)」(文部省生涯学習審議会社会教育分科審議会(当時))にて、司書の高度な専門性を評価する名称の付与制度の創設が指摘される
1998〜1999 日本図書館協会「専門性の確立と強化を目指す研修事業検討ワーキンググループ(第1次)」にて検討
1999〜2000 日本図書館協会「専門性の確立と強化を目指す研修事業検討ワーキンググループ(第2次)」にて検討
2001〜2002 日本図書館協会研修委員会にて検討
2002〜2003 日本図書館協会図書館経営委員会「専門職員認定制度特別検討チーム(第1次)」にて検討
2003〜2004 日本図書館協会図書館経営委員会「専門職員認定制度特別検討チーム(第2次)」にて検討
2004〜2005 日本図書館協会図書館経営委員会「専門職員認定制度特別検討チーム(第3次)」にて検討
2008〜 日本図書館協会「専門職員認定制度特別検討チーム(第4次)」にて検討