【情報提供】音声DAISY図書を製作されている皆様へ
デジタル録音機ＤＲ−１の生産終了と今後のデジタル録音について

音声DAISY図書を製作されている図書館関係者への情報提供です。
シナノケンシ株式会社から、図書館等で広く音声DAISY図書の製作に用いられているデジタル録音機DR-1の生産を終了するとの発表が2017年8月4日にありました。
また、デジタル録音機ＤＲ−１メーカー在庫終了の発表が2017年9月6日にありました。
販売店に在庫がある間は購入可能ですが、現在DR-1を使用している図書館及び音訳者は今後デジタル録音方法の変更が必要となります。

1. 生産終了機種
デジタル録音機DR-1


2. 後継機種
後継機発売の予定はありません。


3. 代替手段
ア　パソコンを使用したダイレクト録音
パソコンへのダイレクト録音が可能です。オーディオインターフェイスを使用してマイクとパソコンを接続します。
オーディオインターフェイスは相性がありますので、必ずお使いのOSで動作確認済のものをご使用ください。また、ダイレクト録音をするためには、録音ソフト（デイジー編集ソフト）が必要です。
ダイレクト録音には、次のソフトウェアが利用できます。

(ｱ)無料のソフトウェア
・MyStudio PC（日本障害者リハビリテーション協会）
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/software/mystudiopc.html
・プレクストーク付属ソフト「PRS (バンドル版)」（シナノケンシ株式会社）
http://www.plextalk.com/jp/products/prs/

(ｲ)有料のソフトウェア
・プレクストークレコーディングソフトウェア・プロ（PRS Pro）（シナノケンシ株式会社）
http://www.plextalk.com/jp/products/prspro/
・レクディアプラス（RecdiaPlus）（株式会社サン・データセンター）
https://www.recdia.y-net.co.jp/modules/pico3/index.php?content_id=10

イ　類似の機器を使用する
やや高価ですが類似のデジタル録音機が販売されています
DX-5Uメモリー・レコーダー（オタリ株式会社）
http://www.otari.co.jp/product/recorder/dx5u/index.html


4. デジタル録音機ＤＲ−１の修理・メンテナンス対応について
当面の間、継続されるとのことです。

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