「2015年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)」チラシ(PDF形式)
障害者サービス委員会では、障害者サービスを担当される(関心のある)職員の方を対象に、このサービスの基礎的な技術習得を目指した研修会を開催します。
講義だけではなく、討議や意見交換の時間も設けてあります。また1日は、小グループに分かれて、先進館での実習も計画しています。障害者サービスを軸に、新たな図書館サービスについて、みんなで学習しませんか。皆さんの受講をお待ちしています。
これまでの受講生の声
受付 9時30分〜10時
10:00〜10:10 開講式
あいさつ 佐藤聖一/障害者サービス委員会
オリエンテーション
10:10〜12:00 公共図書館の障害者サービスの理念と実際、障害者権利条約でいう合理的配慮と図書館のサービス
佐藤聖一/埼玉県立久喜図書館
内容:障害者サービスの理念・各サービスの紹介と具体的実施方法。障害者の権利条約や障害者差別解消法でいう合理的配慮と図書館サービス。
12:00〜13:00 昼休み(障害者サービス用資料の展示)
13:00〜14:00 受講生の自己紹介、自館の状況発表
14:00〜14:45 障害者の理解と配慮すること 大川和彦/千葉市立中央図書館
内容:対象となる利用者・接し方のヒント、障害者の読書環境
14:45〜15:00 休憩
15:00〜16:50 「障害者サービス用資料(入手方法、相互貸借、サピエ図書館・国会図書館サーチの活用方法)」
新山順子/川越市立高階図書館
内容:障害者サービス用資料、資料の入手方法、サピエ図書館や国会図書館サーチを活用した相互貸借の方法
16:50〜17:10 本日のまとめ(質疑等)
17:20〜19:00 希望者による交流会(同会場)
グループに分かれて、一日、先進館で実務を体験します。申込書に以下の館から希望館名を記入してください。みなさんの希望を調整して、実習館を決定します。
以下の実習例から実習館の実情に合うものを行います。(実習予定館とその内容)
(実習館が変更になる場合もあります。)
受付 9 時30分〜45分
9:45〜10:30 マルチメディアDAISY を活用した障害者への情報支援
野村美佐子/日本障害者リハビリテーション協会
内容:マルチメディアDAISY の紹介と活用、マルチメディアDAISY 教科書
10:30〜12:00 特別支援学校における取り組み、電子書籍のアクセシビリティー
野口武悟/専修大学
内容:特別支援学校の取り組み、公共図書館との連携、電子書籍のアクセシビリテ ィーの現状
12:00〜13:00 昼休み・デモの見学
デモ予定:障害者サービス用資料、DAISY 再生機・再生ソフト、マルチメディアDAISY 等
13:00〜14:00 聴覚障害者への図書館サービス
渡辺修/聴覚障害者サービスグループ
14:00〜15:30 障害のある子供たち・高齢者などへのサービス
山内薫/墨田区立ひきふね図書館
内容:特別支援学校や高齢者施設における図書館サービスの事例等
15:30〜15:45 休憩
15:45〜16:50 まとめ(質疑・意見交換)
16:50〜17:10 閉講式
修了証の授与、挨拶
初日(6月3日)の講座修了後、同会場で交流会を行います。
交流会では、食事や飲み物をとりながら、参加者や発表者と自由に意見交換・情報交換をすることができます。講座内では聞きにくいことや具体的な相談など、自由にご活用ください。
もちろん、食べて飲んで楽しい時間を過ごしていただければと思います。(お酒はご用意いたしますが、飲まれないように?差し入れも大歓迎!毎年全国各地のお土産をみなさんでいただいています。)
参加費は3000円程度です。当日徴収します。
申込み締切り:5月18日(月) 定員になりしだい締め切りとさせていただきます。
日本図書館協会あてに、次の内容を書いてkuboki@jla.or.jp に送信してください。(メールの件名は「障害者サービス養成講座」としてください。)(スパム防止のため@を全角にしてあります)
「2015年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)申込書 をプリントアウトして、記入のうえ、03−3523−0842に送ってください。
申込先:日本図書館協会「障害者サービス担当職員養成講座係」
〒104-0033東京都中央区新川1-11-14
問合せ先:日本図書館協会
TEL:03-3523-0815
FAX:03-3523-0842
E-mail:kuboki@jla.or.jp (スパム防止のため@を全角にしてあります)
受講申込みされた方には折返し、事前提出課題、参加費の振込みなどについてご連絡差し上げます(申込み後1週間たっても返信がこないような場合はお問い合わせください)。
実習館については調整のうえ、後日連絡します。
定員を超えて受講できない場合もその旨ご連絡いたします。
申込み後、事前に作文を提出していただきます。
テーマ:「自館の障害者サービスの実情と困っていること」
原稿の形式:原稿はテキスト形式の文書をメール、または添付ファイルでお送りください。件名は「担当者養成講座課題」○○○○(お名前)としてください。
本文の最初に題名・所属・氏名をお書きください。※テキストデータにできない方はご相談ください)
課題提出期限:5 月 25 日(月)
提出先:川越市立高階図書館 新山順子
Eメール taka-tosho-h@city.kawagoe.saitama.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります)
点字資料・手話通訳・駅までの送迎等の必要な方は、必ず申込み時にお知らせください。
参考資料として以下の資料をご案内します。できる範囲で目を通してからご参加ください。
「1からわかる図書館の障害者サービス 誰もが使える図書館を目指して」 佐藤聖一 学文社 2015年3月
「JLA図書館実践シリーズ26 障害者サービスと著作権法」日本図書館協会障害者サービス委員会・著作権委員会共編 2014年9月