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図書館、情報サービス機関および知る自由に関するグラスゴー宣言 |
The Glasgow Declaration on Libraries, Information Services and Intellectual Freedom
2002年8月19日 IFLAグラスゴー大会総会採択
国際図書館連盟(IFLA)は、結成第75年記念グラスゴー大会において、以下のことを宣言する。
IFLAは、情報に自由にアクセスし、かつそれを表現することは人間の基本的権利であることを宣言する。
IFLAとその世界中のメンバーは、国連世界人権宣言に表明されているように、知る自由を支持し、守り、推進する。この知る自由は、人類の知識、意見、創造的思想および知的活動の豊かな所産を包含する。
IFLAは、知る自由への献身が、世界中の図書館と情報専門家の中核的責務であると断言する。それは倫理綱領に表明され、実践を通して示されている。
IFLAは次のことを確認する。
そのためにIFLAは、図書館および情報サービス機関と、そこで働く職員が、知る自由の原則を支持し推進すること、情報を自由に利用できるように準備することを求める。
この宣言は国際図書館連盟・情報へのアクセスと表現の自由の委員会(IFLA/FAIFE)によって起草された。
2002年3月27日オランダ、ハーグにおけるIFLA理事会で承認。
2002年8月19日スコットランド、グラスゴーにおけるIFLA総会で承認。
(日本図書館協会図書館の自由委員会 訳)
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