第111回全国図書館大会 国際図書館連盟(IFLA)会長 レズリー・ウィアー氏(カナダ図書館・公文書館長)によるビデオメッセージ 皆さま、こんにちは。 私は国際図書館連盟(IFLA)会長、レズリー・ウィアーです。 カナダ図書館・公文書館長も務めております。 2025年10月30日~31日、愛媛県で開催される 日本図書館協会第111回全国図書館大会にご参加の皆さまに、ご挨拶申し上げます。   過去100年以上の間に、図書館とその社会的役割は劇的に変化しており、 今日では人工知能の登場によりさらなる変革がもたらされています。 日本図書館協会の開催する本大会を通じて、 世界の図書館専門家が集まり、学び、交流する絶好の機会が提供されるとともに、 いま世界中の図書館が直面している、将来に向けた好機や課題を共有することができます。 日本の図書館における高水準のサービスと地域社会との連携は、世界的に知られています。 IFLAでは、図書館が地域・国家・国際レベルで連携する時こそ、 真の強さを発揮すると確信しています。 今日の地政学的状況下において、図書館が結束し、より強く、 より大胆になるべき時が到来しています。 皆さま、この2日間が、活力に満ち、エネルギーあふれる実り多い会議となりますよう、 お祈り申し上げます。 そして2026年、韓国・釜山で開催されるIFLA年次大会(世界図書館情報会議)で、 多くの皆さまとお会いできる機会を心待ちにしております。 さあ、大胆に行動していきましょう。 ありがとうございました。