日本図書館協会学校図書館部会 幹事会記録(第32期第9回)
日時:2010年7日11日(日) 午後1時~5時
出席者:高橋恵美子・中村崇・大口和枝・太田克子・田沼澄子・堀岡秀清・松本美智子
(委任状による出席)梅本恵・笠川昭治・木下通子・鈴木啓子・谷嶋正彦・永井悦重・
松井正英・山本惠美子
1.報告・連絡
(1)理事会・常務理事会・評議員会・JLA総会等
・高橋部会長から常務理事会の報告があった。
・IFLA大会への対応、公益社団法人化の進展状況、など。夏季研でも、公益社団法人化につて説明したいとのこと。
・参議院議員選挙の前に、図書館友の会全国連絡会と共同で、民主党・自由民主党・公明党・日本共産党・社会民主党・国民新党・みんなの党に公開質問状を出した。
7月7日の常務理事会時点で二つの政党を除き回答があった。
・学校図書館の民間委託が進行している兆候がある。東京都内では、台東区、品川区、板橋区、立川市、小金井市で「委託」が、練馬区の6校に「指定管理」が入っていることが分かっている。
(2)政策企画委員会
・非正規雇用の「最低の雇用条件」を検討し、9月の図書館大会までに一定の素案をまとめる方向で検討している。これを優先しているので、非正規雇用の職員を主たる対象とする研修については中断している。
(3)その他
1)全国図書館大会での「部会長あいさつ」については、部会長の都合がつかないこと、分散会が二つあることなどの事情により、「あいさつ」の文書を配布する形としたい。
2)「学校図書館の現状」(学校司書、司書教諭、図書購入費についての経年比較を調査した資料)について作成者の高橋部会長から説明があり、部会資料として確認した。(次回部会報に掲載予定)
2.2010年度第39回夏季研究集会について
1) 東京都教育委員会・千代田区教育委員会の後援は得られた。
2) 予算計画
・予算計画の概要を検討した。
3) 部会報告
・内容…基本的には総会での報告と同じものとする。できれば、委託の問題などを追加する。
・最終確認…メーリングリストで行う
・→報告者:堀岡
4) 派遣依頼が必要な講師には、事務局を通して発送している(高橋)
5) 当日配布する「大会資料」の準備について
・送り先…会場に送付の可否、送付先、送付の日程(到着日の指定など)を問い合わせる。
→担当:高橋(会場側と確認の後、メーリングリストで連絡する)
・各講師の資料の印刷・送付(持ち込み)・連絡
→担当:各講師担当者(各講師担当者は、以下の点を講師に連絡する)
・辻 由美氏…太田 ・吉田倫子氏/清野愛子氏…甫仮
・鈴木淑博氏…太田 ・勝山万里子氏…高橋
各講師からは、各講師担当者に原稿を送ってもらう。
各講師担当者が印刷して会場に送付または持ち込む。印刷などが難しい場合は中村に連絡。
当日持ち込みの場合は、講師が自分で用意するようお願い。
講師が印刷・送付をすべて自分で行うことを希望した場合、担当者は、送付先等必要な情報を連絡する。
部数は各150部(当日参加も考慮し、多めに用意する)
・協会の封筒&協会の入会案内の用意(連絡)→担当:甫仮(松本が甫仮に連絡・確認)
・参加者名簿を付ける。要項に明記。県名・所属・氏名のみ。→担当:松本
6) 集合時間・機材関係の確認
・集合時間
(幹事)8/6 10:00 8/7 9:30
(8/6の講師) →PC等の機材は使用しないなら14:00頃までに
(8/7の各講師)→PC等の機材を使用する講師 9:30頃に(機材確認のため)
PC等の機材は使用しない講師9:50頃までに
・機材関係の確認
→各講師担当者が講師に連絡・確認(近日中に)→高橋→会場へ問い合わせ
※法政大学のパワーポイントのヴァージョンを確認
※パソコンは大学にある。
7)参加者へのアンケート
・実施する
・用紙の用意担当・集計担当→田沼
8) 交流会関係→担当:大口・松本
・ケータリング会社と連絡を取り、見積りを検討する
・赤字が出ないよう計画する。基本的に、夏季研の会計とは別会計とする
・万一赤字が出た場合は、あらためて検討する
・内容は、基本的には各地・各参加者からお話が中心になるようなものとする。詳細は担当者に一任する。
9) 研究資料コーナー→担当:田沼
・JLA資料販売担当がJLAと連絡をとる
・販売の申し込みがあった出版社について、販売を了承。部会は場所を貸すのみ。
・出版社・団体・個人などから販売の申し込みがあった場合、図書館関係のものであれば、会場の施設条件が許す範囲で受け付ける。
部会で検討する時間がない場合、了承の判断は担当者と部会長に一任する。
10)(部会以外からの)資料配布コーナー→担当:田沼
・研究資料コーナーに準じて運営する。
11)図書館雑誌への報告記事執筆→担当:高橋
・昨年の例では11月号(9月末締切)に3ページ分。
・うち2ページを報告記事→担当:高橋
・うち1ページを参加の感想→原稿依頼担当:長谷川
12)部会報への報告記事→特に掲載しない(記録集の販売PR記事のみ掲載→担当:中村)
13)シンポジウムの時間について
→担当:司会進行→太田+高橋/フロア司会→大口/講師への連絡→各講師担当
・各講師には参加要請・時程など連絡ずみ。
・冒頭、司会から、進行方法について説明
→最初はシンポジストにより進行すること/時間がとれればフロア発言もありうるが、多彩なシンポジストによる議論を深めるために午前の質疑応答の時間はとらないこと
・最初はシンポジストにより進行する。各5分制限。(30分)
・午前の報告への質問も含め、フロアから発言を求める(30分)
(以前の幹事会では、質疑応答はしない方向であったが、これを見直す)
・質疑応答
↓
休憩
↓
・議論の柱の説明
「読書における学校図書館員の専門性」
「読書に対して学校や教諭がやるべきことは何か」
「映像と読書、学校図書館は」←ここは説明が必要
「探求型学習と読書」
↓
・柱についてシンポジストの発言。四つすべてではなく、どれか一つくらい。5分程度で。
・その後シンポジスト・フロア含め議論する
・シンポジストによる発言か、フロア発言かの切り替えは司会進行で判断。フロア内の指名・マイク範囲の注意などはフロア司会が担当。
・一つの話題である程度話した後は次の話題に移る。
・フロアを交えた討論に移った後は、シンポジストの発言も、発言の希望のある方のみの方がよい。シンポジストだけで進行するよりも、フロアも発言できる方が良い。
14)録音→担当:笠川(予備のテープ録音:中村)
・録音方法については、デジタルデータ化を含めて担当で検討。メーリングリストで報告。
15)講師接待→担当:大口
・到着講師の誘導、発表の際のお茶の用意など
16) 当日の進行予定と役割分担→別紙「当日進行表」による
17) 報告集作成の役割分担→後掲別記1(4ページ)参照
3.部会報の発行予定
○36号 発行予定…2010年秋~冬頃? ※次期役員選出の手続き上11月末頃までには発送
担当…未定
内容…・「学校図書館の現状」の資料
・次期役員選出についてのお知らせ(公募公示)(原稿作成担当者:中村)
・実践報告?
○37号 発行予定…2011年3月下旬or4月初め ※次期役員選出の手続き上この次期に必要
担当…未定
内容…・次期役員選出について(中間報告・投票等の案内)(原稿作成:中村)
・実践報告?
4.高校の職員現状調査について
高橋部会長の提案にもとづき、調査票などを検討。
事務局長とも相談しつつ9月末をめどに取り組む。
以後の判断は部会長に一任。
5.実践事例集について
高橋部会長の提案を検討。全体の構成・執筆者等を検討。
6.その他
7.今年度の今後の幹事会予定
(1)第10回幹事会…2010年9月20日午後1時から(法政大学を予定)
(2)第11回幹事会…関西での開催を検討する(10月~11月頃?)
(別記1)
2010/第39回夏季研 報告集作成の分担 2010.7.11 幹事会32期9回
○テープ起こし・原稿作成
1.部会長挨拶…中村
2.事務局長挨拶…中村
3.部会報告…堀岡
4.辻講演…予定では質疑応答含め 120分+延長?
・テープ起こし担当(単純起こし)→学生2名に依頼
・全体まとめ担当(ダビングして配布/集約して推敲・原稿の形に)→太田
5.吉田・清野報告…40分
・テープ起こし担当(単純起こし)→田沼
・全体まとめ担当(ダビングして配布/集約して推敲・原稿の形に)→田沼
6.鈴木実践報告…40分
・テープ起こし担当(単純起こし)→学生1名に依頼
・全体まとめ担当(ダビングして配布/集約して推敲・原稿の形に)→太田
7.勝山実践報告…40分
・テープ起こし担当(単純起こし)→学生1名に依頼
・全体まとめ担当(ダビングして配布/集約して推敲・原稿の形に)→高橋
8.シンポジウム・部会長まとめ… 190分
・テープ起こし(単純起こし)→笠川・甫仮・鈴木
・全体まとめ担当(ダビングして配布/集約して推敲・原稿の形に)→高橋
※4~8で計430分
○その他編集
9.アンケート…集計入力・原稿の形に整理→田沼
10.参加者名簿→松本
11.表紙→東京
12.その他編集全般→東京
(資料収集・サイズ調整・必要な注釈・目次作成・その他細々とした編集作業・印刷所発注)
13.参加者・国会図書館への送付→東京
協会には、常務理事会で配布・資料室に寄贈→部会長