日本図書館協会学校図書館部会 幹事会記録(第32期第7回)
日時:2010年5日5日(水) 午後1時~5時
出席役員:高橋恵美子・中村崇・大口和枝・太田克子・笠川昭治・田沼澄子・長谷川優子・
堀岡秀清・松本美智子
(委任状による出席)梅本恵・木下通子・鈴木啓子・谷嶋正彦・永井悦重・
甫仮久美子・松井正英・山本惠美子
1.報告・連絡
(1)理事会・常務理事会等
・総会関係議題、全国図書館大会関係議題が中心。特に学校図書館に関する案件はなし。
(2)政策企画委員会
・非正規雇用問題について、非正規を対象に含めた研修の実施を検討している。協会は今まで中堅職員ステップアップ研修など正規職員中心の研修であったが、非正規雇用が増加している現状への対応として検討している。非正規化を認めるわけではないが、現状対応としての必要性と、同時に、これまで接点が少なかった非正規雇用の現場の声を受け止める場にもしていきたいという考えも含め、実施の方向で検討中。学校はどうするか。
(3)図書館雑誌編集委員会
・レファレンス三題噺の次の原稿を集めたい。
いつまでにということではない。連載なので他館種含めて調整して掲載することになる。
(4)その他
・「学校図書館で変わる教育・教員養成」(4月28日東京学芸大学)参加報告
・新聞掲載記事等の紹介、各地の現状報告、情報・意見交換
2.来年度(2009年度第39回)の夏季研究集会について
(1)日程・会場
・日程:8/6(金)~8/7(土)
・会場:法政大学(外濠校舎S-406教室/約200人収容)
(2)全体テーマ(今回確認)
「学校図書館員の専門性を探るPART3・読書を考える」
(3)構成・内容
8/6(金)
13:00受付
13:30開会 …司会者:長谷川
13:30-13:40部会長挨拶10分
13:40-13:55松岡事務局長挨拶15分…連絡担当:中村
13:55-14:10部会からの報告『学校図書館をめぐる状況』15分(担当:次回決める)
14:10-14:20講演準備・予備の時間・小休憩 10分
14:20-16:30講演…タイトル『フランスの子ども読書支援~専門家の役割は~』
・講師:辻 由美 氏(翻訳家・作家)
・連絡担当者:太田
「講演」時間配分
14:20-15:50頃 講演(90分)
15:50-16:00頃 休憩(10分)
16:00-16:30頃 質疑応答(30分)
16:30-17:00移動
17:00-19:00交流会(法政大学校内にて)…担当:大口・松本
(19:00~ 必要があれば短時間幹事打ち合わせ。なければ1日目解散)
8/7(土)
09:30-10:00受付
10:00-10:40 実践報告
『公共図書館のYAサービス』
・報告者:吉田倫子氏(横浜都筑図書館),清野愛子氏(荒川区立図書館)
・担当者:甫仮
10:40-11:20 実践報告
『中学校における読書へのアニマシオンの実践~年間を通して』
・報告者:鈴木淑博氏(慶應普通部教諭)
・担当者:太田
11:20-11:30 休憩
11:30-12:10 実践報告
『ともにつくるブックトークの授業』
・報告者:勝山万里子氏(茨城県立佐和高校)
・担当者:高橋
※午前司会(講師紹介等):次回決める
※午前の実践報告は、質疑応答の時間をとらない。報告のみ40分。
12:10:13:20 昼食・休憩
13:20-16:20 シンポジウム『子どもの読書・図書館・学校図書館』(180分・休憩10分含む)
シンポジスト:辻さんを含めて報告者5名
司会者:太田+1名(次回幹事会で決める)
※シンポジウムは、最初は論点を絞ってシンポジストにより進行する。
※会場の状況により、参加者も交えての討論に移行することもあり得る。
※多彩なシンポジストによる豊かな議論を生かすことをねらい、午前の発表の質疑応答の場にはしない方向で企画・進行する。
16:20-16:30 閉会・終了(10分) 司会者は引き続き
(4)参加費・経費
・参加費・交流会参加費は昨年と同じとする
・締切日は7/15
・その他予算見積りを検討した
(5)要項関係
・各企画担当から提出された原稿のとりまとめ・要項作成担当者:高橋
・大会開催趣旨の原稿執筆:高橋
・要項原稿を、講師連絡担当者→要項担当者(高橋)に送付する
→最終締切=5/10 , 字数:講演=240字(講演内容+講師紹介)
報告=150字
・要項は、要項作成担当者が整理編集後、役員会MLで配信し、幹事全員から確認をもらって内容を確定する(5/14頃までに終了予定)。細部は部会長一任とする。
・《文面要注意事項1》添付の申込書(郵便振替の用紙)が必ず添付されて配布されるとは限らないので、文面を配慮する。
・《文面要注意事項2》派遣依頼文書のページには参加費は記載しないよう文面を配慮する。
・要項添付の申込書(郵便振替の用紙)作成担当者:松本
・要項印刷担当:大口/色は黄色と緑を避ける/当面1000部印刷
(6)その他の担当者
・大会事務局(問い合わせの窓口)担当者:松本
・図書館雑誌への原稿:5/15締切、担当:長谷川
・東京都教育委員会、千代田区教育委員会への後援申請:高橋から協会を通して行う
・JLAのイベントカレンダーとメルマガへの掲載依頼担当:高橋
・関連団体(学図研ニュース・ぱっちわーく、各地の関連団体等)の会報等に掲載できる原稿の作成:堀岡
・学図研ニュース・ぱっちわーくへの掲載依頼の連絡担当:堀岡
・上記以外の関連団体(各地の団体等)の会報等への掲載依頼、会議・研修会等での要項等の配布、関連するメーリングリスト・メルマガ等への投稿、などの広報宣伝活動:幹事全員で
(7)部会報への掲載…特にしない。
・35号(6月初め頃予定)に要項(派遣依頼を兼ねた書式)を同封して送付する。
(8)次回検討事項
・記録テープ起こしの担当
・テープ起こしは、幹事以外に依頼できれば依頼する。各自心当たりに打診してみて次回幹事会で報告する。次回幹事会で検討の上、担当等詳細を決める。
3.総会提案議題の確認
(1)日程・会場
日時:5月22日(土)
午前:学習会 受付10:30~ 学習会11:00~12:30
午後:総会 受付13:30~ 開会14:00~終了16:00(~17:00まで幹事会)
会場:日本図書館協会会館2階研修室
(2)午前:学習会『授業に役立つ学校図書館データベース』
・報告者:東京学芸大学学校図書館運営専門委員会(中山美由紀・村上恭子)
・連絡・運営担当者:高橋
・受付・会場担当:大口・甫仮
・司会進行(11:00~):高橋
・機材の担当:堀岡
・部会報への報告記事原稿作成・記録:高橋
※要注意事項:協会研修室の機材が古いので、パソコンを持ち込んでパワーポイントを使用する場合、ミスマッチを起こす可能性がある。早めに行ってつなげてみないと、プロジェクターに映写できるかどうかわからない状況である。
→・中山さんに「何を使用するか、何が必要か」を確認する&データを送ってもらうよう依頼&松岡さんに確認・松岡さんに9:00から使用の申請:高橋
→・先にデータをもらっておいて、当日9:00頃行ってみて、リハーサルする:堀岡・大口・中村
・JLAのイベントカレンダーとメルマガへの掲載依頼担当:高橋
・関連するメーリングリスト・メルマガに投稿する/各地域で関連団体に広報:各幹事
(3)午後:総会 ※資料は40部用意
(3-1)議題・資料
1)2009年度事業報告案(審議事項)…JLA総会議案書
2)2009年度会計報告案(審議事項)…JLA総会議案書に載る予定
《追加資料》「2009年度第38回夏季研会計報告」準備:松本
3)2010年度事業計画(報告・協議)…確認して必要なら準備する:高橋
《追加資料》「夏季研要項」「職員状況調査」「実践事例集の企画案」「非正規雇用含めた研修の企画状況の報告」…配布できる資料の段階までまとまらなければ、口頭で報告する。
4)2010年度部会予算案(審議事項)…部会本体の予算のみ。資料は必要(JLA議案書には載っていない)
《追加資料》「2010年度部会予算案」準備:松本
※2010年39回夏季研の詳細な予算計画は幹事会で検討するものとする(総会には諮らない事項)
5)その他・意見交換
※参加者のビラ・チラシの配布は自由。机上配布も可。必要があれば資料配付の机など場所も用意する。対応は、受付の係が担当する。
(3-2)係分担
・議長:当日選出する
候補の応募をメーリングリストで呼びかけ:中村
・司会進行(議長選出までと議長解任後の司会進行):長谷川
・記録-図書館雑誌への報告原稿:中村
-部会報への報告原稿:まとめ原稿の形で、関西と相談。
-当日の記録・録音機材準備・録音:報告原稿担当者が各自で
・受付(受付・事前に委任状を提出したものの当日出席された方への委任状の返還・再回収、総会出席者数(議決権人数)の把握と議長・記録担当への報告):太田・松本
・会場担当(会場準備・マイク・採決時の集計・その他会場関係):各幹事
・当日庶務全般(部会員名簿準備・委任状受領/返還・議長補助・採決の集計まとめ・事務用品準備・その他全般):中村
・部会独自資料の印刷体制:各担当。難しいときは東京の幹事にご相談下さい。
※幹事の集合時間10:00(東京は9:00)
4.部会報について
35号 発行予定…2010年6月頃
担当…大阪・兵庫
内容…・総会報告→・関西?
・夏季研要項&申込書を同封
36号 発行予定…未定(2010年秋~冬頃?)
担当…未定
内容…・次期役員選出についてのお知らせ(原稿作成担当者:中村) 他
5.その他
(1)高校の職員現状調査
課題→実施時期、実施方法、集計等実務などの実施体制・担当者・担当者の仕事分担
資料をもとに検討した。依頼文および調査票様式を検討した。
検討結果を基に協会事務局と協議して実施する。
最終的な文案確定は部会長一任とする。
(2)実践事例集
資料をもとに検討した。
(3)非正規雇用問題について
意見交換を行った。他に類似する取り組みもあるので、それらも参考にして検討する。
6.次回幹事会/その他
(1)幹事会の開催予定
2009年5月22日(土)総会終了後~17:00 会場:日本図書館協会
※次回幹事会で確認すべき事項…・部会報は国会図書館にも送ること
・部会報は、部会長に40~50部送ること
・2010年夏季研について
・2011年夏季研について
・今後の幹事会の日程
役員の皆様へ
東京・中村です。
このところ書類送付が滞るなど一部ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
さて、5/5の幹事会の補足情報です。(以下幹事会限定での配信)
◎夏季研要項関係の要確認事項
・辻さん→原稿が届いていない。太田さんが対応。講演タイトルも。
・吉田さん→補仮さん担当。高橋さんと連携して取り組んで下さい。
○講師謝礼について、5/5の幹事会では以下の案でまとまっています。
去年は…講演講師3万+遠距離交通費3万
報告者謝礼1万+遠距離の方のみ交通費各3万
今年……講演講師(二日分)5万+お車代1万
報告者謝礼各1万+遠距離の方のみ交通費1万
○テープ起こしについてだけは、他の仕事に比べて非常に大変なので、収支に問題なければ、謝金(簿謝程度)をお出しして何人かに依頼する方向で進めようという話になりました。ご協力いただける方にお心当たりがありましたら打診してみて下さい。
ただし、全体の予算見積もりを含めて次回幹事会で詳細を決めますので、それまでは謝金の件は確約不可・内々の打診ということでお願いします。
○5/22午前の学習会報告者には、交通費として各5千円をお渡しすることで一致しました。
以上
中村崇
nakamurana@nifty.com
皆様へ
東京・中村です。
3月の32期第6回幹事会記録の修正版と、5/5の第7回幹事会の記録を配信します。
→kanjikai-kiroku-32-06(20100321).doc
→kanjikai-kiroku-32-07(20100505).doc
3月の記録は、先日甫仮さんから配信されたものの一部訂正版です。各自差し替えをお願いいたします。甫仮さんありがとうございました。
5/5の記録は、これで間違いないでしょうか?ご出席の皆様、ご確認下さい。
1週間ほど待って特に異論なければ、これで確定としてホームページなどにも載せたいと思います。
→笠川様、そういうことですのでよろしくお取りはからい下さますようお願いいたします。(異論が来なければ、特に確定した旨のメールは出しません)
さて、以下、5/5の幹事会の補足情報です。
○夏季研開催要項がまもなく完成の予定です。配布できる方は各地域の研修会・団体などで配布して下さい。5/20頃にはできあがる予定ですので、配布用に追加でほしい方は、下記までご連絡下さい。総会の時にもお持ち帰りいただけるようにしたいと思います。
→都立大泉高校図書館 中村崇
電話03-3924-0318(代)
nakamurana@nifty.com
またはこのメーリングリストでご連絡を。
○総会への出席をよろしくお願いいたします。
関東以外の会員の方には、毎回東京で申し訳ないのですが、参加できる方はどうぞご出席下さいますようお願いいたします。
また、当日参加はできないけれど意見を伝えたい、問題提起をしたい、という方は、このメーリングリストで「総会で紹介してほしい」と明記してご発言下さい。可能な限りお気持ちが生かせるよう配慮したいと思います。
○総会の議長をどなたかお引き受け願えませんでしょうか?
もし「引き受けてもよい」という方がいらっしゃいましたら、中村までお知らせいただければありがたいです。
(総会の議長は当日選出が原則ですので、当日立候補ももちろん可能です)
→都立大泉高校図書館 中村崇
電話03-3924-0318(代)
nakamurana@nifty.com
またはこのメーリングリストでご連絡を。
以上
中村崇
nakamurana@nifty.com
(参考) 2009.7.5 幹事会32期2回別紙資料
○「実践事例集」について(要検討事項のメモ)
1.目的
・実質的に学校図書館運営の中心である学校司書の配置が、小中では「非正規」が大半であり、高校でも「非正規化」が生じつつあるという危機的状況に抗するために、教員である司書教諭とは別に、「専任・専門・正規」の学校図書館専門職員の配置が現実に必要であることを示し、その必要性を訴えるときに活用できるような資料集を作成する。
2.編集方針
以下の点に留意する
(案)・業務の質・量の両面から、学校司書は、本来は「非正規」ではなく「正規」に相当する職であることを示すような事例が望ましい
(案)・授業との連携や読書教育などでは、事実上、学校図書館の管理運営とサービス提供の主体は学校司書であり、教員(司書教諭含む)がこれを活用する関係にあることを示すような事例が望ましい
・
・
3.主に想定する読者(活用対象)
・部会員、JLA理事等
・教育委員会、文科省、各校の管理職
・図書館?
・図書館関係諸団体(SLA、研究団体、市民団体)
・議員、行政委員(例:行革審議会委員)
・報道関係
・教員、学校関係者、研究者
・関心ある市民一般
・
※一般にも理解できるよう制作する
※外部一般に販売もする。
4.制作スケジュール・発行時期
・次回幹事会…
・
・
5.体裁
A.表紙のみ多色刷り、中身印刷と製本は学校で
B.すべて外注
1000~1050部程度で、
(例1)A4・46ページ・表紙=厚口色上質紙…10万円(さいたま市A印刷所)
(例2)A4・19ページ・表紙=厚口色上質紙…7万6千円(東松山市B印刷所)
(例3)A4・66ページ・表紙=厚口色上質紙、2色刷…13万円(さいたま市C印刷所)
6.内容(検討事項)
A.校種別の観点からの検討
・小学校
・中学校
・高校(普通科・専門高校・単位制・定時制など)
・特別支援、他
B.学校図書館の機能・役割の観点からの検討
(例)
・図書館の基盤づくり
・授業等との連携
・生徒の活動・文化活動
・居場所としての図書館
・
・
・
・
C.その他
・職員状況
・学図法/その問題点
・用語解説
D.第二弾、第三弾を考慮して内容を分けてつくるか、この1冊で網羅するようつくるか。
7.執筆者
1)部会員へ一般公募
2)「図書館雑誌」「学校図書館」、その他各種記録集などから探して依頼
3)過去の報告の採録または再編集
4)
5)
6)
※謝礼は?
8.資金は?
9.担当者