令和6年度 障害者サービス担当職員向け講座 体験講座のご案内 公益社団法人日本図書館協会では、国立国会図書館との共催で、国内の図書館員を対象に、図書館における障害者サービスの基礎的な知識および技術の習得を目的とする講座を開催します。令和元年度まで行っていた各機関における実習はありません。 講座は、リアルタイムのオンライン形式で実施し、講義を国立国会図書館が、希望者による各種体験講座を日本図書館協会障害者サービス委員会がそれぞれ担当いたします。 1.日程 講義   令和6年11月12日(火曜日)及び13日(水曜日) 体験講座 令和6年11月14日(木曜日) 2.開催形式 講義・体験講座ともにウェブ会議システム Zoom を用いたオンライン形式 ※講義は国立国会図書館、体験講座は日本図書館協会障害者サービス委員会が担当いたします。 3.対象 国立国会図書館が担当する講義を全日程申込まれた図書館等職員(経験年数、担当は問いません)。 4.定員 50名 先着順(次の優先順位で受付します。定員になり次第、締切ります。) ①二日間の講義の申し込みをされている方 ②体験講座に関して、午前・午後の二つの体験講座に参加可能な方(申込時には必ず第3希望までお知らせください) ③1機関1名 5.参加費 無料 6.主催 国立国会図書館、日本図書館協会(企画・運営:障害者サービス委員会 関西小委員会) 講義の詳細と申込方法については国立国会図書館のホームページをご覧ください。 https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/supportvisual-kouza.html 7.体験講座 (1)日程 11月14日(木曜日) 9時15分から17時 ・午前の部 全体説明 9時15分から 体験講座1 9時30分から11時30分 ・午後の部 体験講座2 12時30分から14時30分 体験講座3 15時から17時 (2)概要 体験講座は各グループに分かれて、5~8名程度で行います。お一人二つの体験講座に参加いただきます。体験講座の内容については以下の体験講座詳細をご確認ください。体験講座ごとに参加条件が異なりますので、ご注意ください。 (3)体験講座詳細 ・体験講座 w01 対面朗読疑似体験 内容:具体的な題材を用い、わかりやすく伝えるためにどのように読んでいくのかを体験します。読む側だけでなく、利用者側も体験します。 参加条件:Zoomのビデオ・音声機能を利用できる方。 ・体験講座 w02 ボイスオーバー体験 内容:iPhoneやiPadなどのiOS端末に標準で搭載されているアクセシビリティ機能の1つ、スクリーンリーダー「ボイスオーバー」を体験し、視覚障害者が画面を見ずに、どのように操作しているかを学びます。 参加条件:iOS18またはiPad OS18(最新バージョン)の入ったiPhoneまたはiPadを準備可能な方。Zoomのビデオ・音声・チャット機能を利用できる方。 ・体験講座 w03 デイジー資料製作体験 内容:デイジーを製作するための仕様書を作成します。デイジーの構造表(セクション分け、レベル付け)、凡例などの作成を体験しながら、一連の流れを学びます。 参加条件:Zoomのビデオ・音声・チャット機能を利用できる方。 ・体験講座 w04 サピエ利用サポート(オンラインサインアップ代行・デイジーオンラインサービス)体験 内容:サピエ図書館の直接利用が困難な利用者に対し、図書館員ができるサポートについて体験します。主に、サピエ図書館への利用登録のサポート(会員管理を用いたオンラインサインアップ代行)、デイジーオンラインサービス(ネット閲覧室への図書データ登録・雑誌の定期配信登録・削除操作など)を学びます。 参加条件:サピエ図書館の加盟施設で、Zoomのビデオ・音声・チャット機能を利用できる方。 ・体験講座 w05 みなサーチで提供する全文テキストデータを視覚障害者が利用する方法(iPhone/iPad編) 内容:国立国会図書館障害者用資料検索(愛称:みなサーチβ版)で新たに提供を開始したデジタル化資料から全文検索用に作成したテキストデータ(全文テキストデータ)約247万点をiPhoneやiPadに標準で搭載されているスクリーンリーダー「ボイスオーバー」で視覚障害者が利用する具体的な方法を体験します。 参加条件:国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」の送信承認館となっている館の方で、インターネットに接続したiPhoneまたはiPadを準備可能な方。Zoomのビデオ・音声機能を利用できる方。 ・体験講座 w06 みなサーチで提供する全文テキストデータを視覚障害者が利用する方法(Windowsパソコン編) 内容:国立国会図書館障害者用資料検索(愛称:みなサーチβ版)で新たに提供を開始したデジタル化資料から全文検索用に作成したテキストデータ(全文テキストデータ)約247万点をWindows用スクリーンリーダー「PC-Talker」で視覚障害者が利用する具体的な方法を体験します。 参加条件:国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」の送信承認館となっている館の方で、Windows用のスクリーンリーダー「PC-Talker」の製品版または体験版を事前にインストールし、インターネットに接続したWindows10またはWindows11のパソコンを準備可能な方。Zoomのビデオ・音声機能を利用できる方。 ・体験講座 w07 災害時の対応~避難訓練計画を作成しよう 内容:障害のある利用者がいることを想定して、避難訓練計画を作成してみます。通常の対応では、障害により避難が困難など、各利用者へどのようなアプローチができるのか、火災・水害・地震など災害時の対応(障害利用者誘導、事前準備など)に加え、災害後の利用者の安否確認、必要な情報の提供など、各館で具体的な場面を想定して考えます。 参加条件:Zoomのビデオ・音声・チャット機能を利用できる方。 ・体験講座 w08 言葉のマップ作成 内容:図書館の最寄り駅・バス停までの行き帰りを、地図の代わりに言葉での説明文を作成し、利用しやすい身近な存在としての図書館の形を考える機会とします。 参加条件:Zoomのビデオ・音声・チャット機能を利用できる方。 8.お申込方法 講義については国立国会図書館関西館にお申込みください。体験講座を希望される方は、以下の要領で日本図書館協会にお申込みください。 ※申込み締切後にご連絡をさせていただきます。 (1)ウェブフォーム 「令和6年度 障害者サービス担当職員向け講座 体験講座のご案内」ページからお入りください。 http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2024kansai.html (2)Eメール ウェブフォームからのお申込が困難な方は、日本図書館協会 障害者サービス委員会あてに、メール本文に以下の申込内容を書いて、 syousa@jla.or.jp (スパム防止のため@を全角にしてあります) 日本図書館協会 障害者サービス委員会あてに送信してください。 ※Eメールの申込み難しい場合は、問合わせ先にご相談ください。  <申込内容>  お名前(ふりがな):          (           )  所属先名称  所在地 (都道府県から) 〒  電話番号  ファックス番号  メールアドレス(参加者への連絡用)  部署・担当  障害者サービスの経験  □あり(通算  年)  □なし  参加希望体験講座(体験講座一覧から興味のあるものを三つ選び、書き間違いがないように、該当欄に体験講座番号と講座の名称をお書きください。できるだけ希望に添う形で振り分けますが、添えない場合があることもご了承ください。また体験講座名と内容、参加条件も確認の上、お申し込みください。)  第1希望 番号(   ) 講座名(              )  第2希望 番号(   ) 講座名(              )  第3希望 番号(   ) 講座名(              ) その他、質問や意見等(体験講座参加にあたって何らかの配慮を必要とする方は具体的にお書きください) 9.申込締切:10月11日(金曜日)。先着順で受け付けいたします。申込書を受理しましたら、確認メールを送信します(受講決定通知ではありません)。お申込み後、1週間経っても確認メールが届かない場合は、日本図書館協会にお問合わせください。ご参加に関する通知は、別途お送りいたします。講義全日程参加者が体験講座にご参加いただけます。必ずこの申し込みとは別に、国立国会図書館関西館に講義のお申し込みを行ってください。 体験講座については調整のうえ、後日連絡します。調整の結果、体験講座を受講できない場合もその旨ご連絡いたします。     <体験講座に関するお問合せ先>  日本図書館協会 障害者サービス委員会事務局  電話   03-3523-0811  ファクス 03-3523-0841  E-mail:syousa@jla.or.jp (スパム防止のため@を全角にしてあります)