文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」
障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」のご案内
チラシ(PDF形式)
チラシ(Word形式)
チラシ(テキスト形式)
お知らせ(2020年12月18日掲載)
文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」の第2回講座の参加者を追加募集しております。
第2回追加募集申込み締切り:2021年1月18日(月曜日) 先着順
公益社団法人日本図書館協会では、文部科学省の委託事業として、標記の研修を実施することとなりました。
本講座は、新型コロナウイルス感染症対策により、ウェブ方式と直接参加を併用して行います。ウェブ方式では職場や自宅での受講が可能です。
ウェブ方式においてもグループワーク・事例発表・質疑なども取り入れ充実した内容になっています。
また、全3日間の講座を2回行い、多くの方にご参加いただけるようにしています。
1 主催 文部科学省
(受託)公益社団法人日本図書館協会、(企画・運営)障害者サービス委員会
2 研修会名、テーマ
文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」
障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」
(障害者サービスの理念から、実際のサービス方法、障害者への配慮、機器の操作支
援まで、障害者サービスの初歩から学ぶ講座)
3 目的
いわゆる「読書バリアフリー法」でいう、視覚障害者等への情報提供を推進するためには、公立図書館や学校図書館の障害者サービスの充実が求められています。
しかし、全国的には障害者サービスの未実施館が多く、実施していたとしても満足なサービスになっていない館も多くあります。また、これら実施の有無は地域差が大きく、エリア全体の図書館の底上げが課題です。
障害者サービスの充実のためには図書館職員の資質向上がポイントであることはいうまでもなく、必要十分な研修が必須です。そして、その研修は都道府県単位で行うのが開催しやすく、また参加しやすいのではないでしょうか。
ところが、残念なことに障害者サービスがあまり行われていない地域の中には、都道府県立図書館等の職員に障害者サービスの研修会を開催するノウハウが十分でないという声も聞かれます。
そこで、都道府県立図書館等の職員を対象に、地域の障害者サービスをゼロから進展させるための研修会を体験してもらい、そのノウハウを次年度以降の開催につなげてもらうことを目的に開催することといたしました。
さらに、ウェブ方式で参加しやすくなったことから、障害者サービスを進展させたい市区町村立図書館の皆さんにも、定員の範囲内で、ご参加いただければと思います。
なお、日本図書館協会障害者サービス委員会では、各地で開催する職員研修会への支援(内容の相談や講師の紹介・派遣等)に対応していますので、併せてご利用ください。
4 対象と定員
(1)対象:都道府県立図書館、政令指定都市立図書館の職員
市区町村立図書館の職員(定員を超えた場合は聴講のみまたはお断りする場合があります。)
(2)参加形態別定員:参加形態としてウェブ参加と直接参加があります。基本、全日程参加(各回3日間)ですが、ウェブ方式では部分参加(聴講)もできます。
①ウェブ全日程参加 第1回・第2回、それぞれ90人
②直接参加 各回20人(全日程参加のみ)
③ウェブ部分参加(聴講) 300人
5 研修会の方式、場所
Zoomを用いたウェブ方式と直接参加を併用します。ただし、新型コロナウイルス感染症の感染状況によって直接参加が難しくなった場合は、ウェブ方式のみで開催します。(対象者にメールで連絡します)
(1)ウェブ参加 職場・自宅などでインターネット環境のあるところ
*ウェブ参加申込者には、講座の前にZoomの体験会を行います。体験会にはできるだけご参加ください。
Zoomはパソコン・スマホ・タブレットなどでご参加いただけます。画面表示が大きい方が見やすいので、パソコンかタブレットでの参加をお勧めします。
部分参加(聴講)はウェブ方式のみです。日程内のどの講義も聴講することができます。(グループワークには参加できません)
6 参加費
7 日時
(1)第1回 2020年11月17日(火曜日)、18日(水曜日)、19日(木曜日)
9時〜17時
(2)第2回 2021年2月1日(月曜日)、8日(月曜日)、15日(月曜日)
9時〜17時
*Zoom体験会の日程については、後日参加者にお知らせします。
8 内容、講師
(1)1日目(11月17日、2月1日)
開講式、ガイダンス(全体)、自己紹介(グループワーク)
「障害者サービスの基本理念、対象となる利用者、関連する法規制度」 佐藤聖一
「図書館利用に障害のある人々の理解と配慮」 結城俊也
「事例報告 調布市立中央図書館の障害者サービス」 返田玲子
(2)2日目(11月18日、2月8日)
「障害者サービス用資料の特徴とその入手方法」 椎原綾子
「サピエ図書館・国立国会図書館サーチを活用した資料情報の入手、提供」
椎原綾子
「障害者サービス用機器、デイジー再生機等の使い方、操作支援」
椎原綾子
各グループからの発表 今実施している障害者サービス
(3)3日目(11月19日、2月15日)
<パネルディスカッション>「点字図書館・学校図書館等との連携」
野口武悟・川崎 弘・青木和子
「職員対象の障害者サービス研修会の企画」 佐藤聖一
「まとめ これからの障害者等への情報提供と図書館の役割」 全講師
*講師
荒木正寛(文部科学省総合教育政策局地域学習推進課青少年教育室/図書館・学校図
書館振興室室長補佐)
結城俊也(専門理学療法士、介護支援専門員、都内障害者施設勤務)
川崎弘(視覚障害者総合支援センターちば)
青木和子(狛江市立狛江第三小学校学校司書)
(以下、障害者サービス委員会委員)
佐藤聖一(埼玉県立久喜図書館)
椎原綾子(目黒区立八雲中央図書館)
返田玲子(調布市立中央図書館)
野口武悟(専修大学文学部)
9 申し込み方法
【申込先】公益社団法人 日本図書館協会 総務部 読書バリアフリー研修担当(三浦、磯部)
電話 03-3523-0811
E-mail:syousa@jla.or.jp (スパム防止のため@を全角にしてあります)
(2)申し込み締め切り 10月29日(木曜日) 先着順
第2回追加募集申込み締切り:2021年1月18日(月曜日) 先着順
お問合せ先
公益社団法人 日本図書館協会 総務部 読書バリアフリー研修担当(三浦、磯部)
電話 03-3523-0811
ファクス03-3523-0841
E-mail:syousa@jla.or.jp (スパム防止のため@を全角にしてあります)
Copyright(C)2020 日本図書館協会障害者サービス委員会
作成日:2020年9月27日、最終更新日:2020年12月17日