2008年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)

・主催:日本図書館協会 企画・運営:障害者サービス委員会

・期日:200864日(水)〜6日(金)(3日間)

・会場:日本図書館協会2階研修室 他

・対象:公共図書館職員 定員:20名 参加費:10,000円(資料代含)

・詳細ホームページ:

・申込締切:522日(木)先着順

・申込先:513日(火)までは、日本図書館協会企画調査部「障害者サービス担当職員養成講座係」

TEL.03-3523-0815 FAX.03-3523-0841 E-mailkikaku@jla.or.jp

     514日〜22日までは、埼玉県川越市立西図書館

Fax. 049-2375661  nishitosho-h@city.kawagoe.saitama.jp

・内容問合先:同委員会養成講座担当・新山(川越市立西図書館 TEL.049-237-5660)


[詳細案内]

 

2008年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)」のご案内

 

 障害者サービス委員会では、障害者サービスを担当される(関心のある)職員の方を対象に、このサービスの基礎的な技術習得を目指した研修会を開催します。

講義だけではなく、討議や意見交換の時間も設けてあります。また1日は、小グループに分かれて、先進館での実習も計画しています。障害者サービスを軸に、新たな図書館サービスについて、みんなで学習しませんか。

 昨年受講された人の声を紹介します。みなさんの受講をお待ちしています。

・養成講座に参加して、これまでハードルが高いと思っていた障害者サービスに対する意識が変わりました。そして、すぐにできることが、思ったより多いことに気づきました。同じような悩みをもつ図書館の司書とも知り合うことができました。なによりありがたかったのは、経験豊富な先輩たちから実際のサービスについて教えていただけたことです。(F図書館・Sさん)

・担当になりたてで、ついていけるか不安でしたが、基礎から学ぶことができました。実習でいろいろなことをさせてもらったことが良い経験になりました。疑問に思っていたことを聞くこともできましたし、無理しても、参加して良かったと思います。(K図書館・Tさん)

 

1 講座の概要

・開催日:200864日(水)〜6()

・会場:日本図書館協会2階研修室 他

・対象:公共図書館職員(経験年数、担当は問いません。定員に余裕のある時は類縁機関の職員の参加も可能です。図書館学を学んでいる学生の聴講も認めます。お問い合わせください。)

・定員:20(先着順)

・修了証:全日程受講者に、修了証を授与します。

・参加費:一人10,000(資料代を含みます)

・事前課題:参加者には事前に作文を提出していただきます(詳細は下記参照)。

・交流会:第1日目の64日夜、同会場で希望者による交流会を行います(参加費は当日徴収します)。

2 講座の内容

(1) 64()930分〜17時 講義等

・開講式  あいさつ 松岡要(日本図書館協会事務局長)

趣旨説明とオリエンテーション 佐藤聖一(障害者サービス委員会委員長)

・公共図書館の障害者サービスとは・その実際:佐藤聖一(埼玉県立久喜図書館)

内容:障害者サービスの理念・歴史・各サービスの紹介と具体的実施方法

・自己紹介、自館の状況発表

・利用者を知る、利用者に合った障害者サービス用資料:中山玲子(日野市立中央図書館)

内容:対象となる利用者とは・その接し方、障害者の読書環境・障害者サービス用資料とその利用者

・図書館は障害者権利条約をどう生かすかーユニバーサルデザインと障害者サービスのこれからー:河村宏(DAISYコンソーシアム会長)

 

終了後(19時まで) 希望者による交流会

(2) 65() 実習

グループに分かれて、一日、先進館で実務を体験します。申込書に以下の館から希望館名を記入してください。みなさんの希望を調整して、実習館を決定します。

(実習内容) 以下の実習例から実習館の実情に合うものを行います。

「・・・図書館の障害者サービスの概要」(講話)

「対面朗読の実際」(実習または講話)

「点字・録音資料の貸出返却業務」(実習)

「点字・録音資料の製作」(実習または講話)

「その他の障害者サービス用資料制作」(実習または講話)

「図書館協力者(点訳・音訳者等)の養成・育成方法」(講話)

「宅配サービス」(実習または講話)

「施設へのサービス・高齢者サービス」(実習または講話)

「音声パソコンやDAISY再生機等の操作・活用」(体験・講話)

(実習予定館とその内容)

埼玉県立久喜図書館:視覚障害者サービス全般、資料製作、県立図書館の障害者サービス等

川越市立西図書館:視覚障害者サービス全般、資料製作(DAISY)、障害者関連IT機器等

墨田区立緑図書館:子どものためのおはなし会・特別養護老人ホームでの実習

練馬区立光が丘図書館:手話によるお話会、対面朗読、点字の読み書き 等

日野市立中央図書館:市立図書館の障害者サービス、対面朗読、視覚障害者へのパソコン指導

横浜市中央図書館:視覚障害者サービス全般、資料製作、点字の読み書き、障害者向けIT機器等

(実習館は変更になる場合もあります。)

(3) 66() 講義・討議

・障害者サービス用資料の製作とその利用:新山順子(川越市立西図書館)

 内容:障害者サービス用資料の紹介、入手・製作方法、活用方法

・マルチメディアDAISYとその可能性:野村美佐子(財団法人日本リハビリテーション協会)

・点字・DAISY資料の具体的製作方法と、図書館協力者の養成:川上正信(横浜市中央図書館)

内容:図書館協力者のあり方、音訳者・DAISY編集者の養成・研修、点字・録音資料製作の実際

・デモ(昼休み):障害者サービス用資料、DAISY再生機・再生ソフト、マルチメディアDAISY、音声パソコン等

・視覚障害者だけではない障害者サービス 各図書館の事例から

1)枚方市立中央図書館など(聴覚障害者へのサービス):渡辺修(聴覚障害者サービスワーキンググループ)

2)墨田区立図書館(障害のある子供たち・高齢者などへのサービス):山内薫(墨田区立あずま図書館)

3)障害のある子供たちへのサービス(学校図書館の取り組みから):石井みどり(横浜市立盲特別支援学校)

・まとめ(質疑・意見交換)

・閉講式  修了証の授与、挨拶

3 交流会について

 4日初日の講座修了後、同会場で交流会を行います。

 交流会では、食事や飲み物をとりながら、参加者や発表者と自由に意見交換・情報交換をすることができます。講座内では聞きにくいことや具体的な相談など、自由にご活用ください。

もちろん、食べて飲んで楽しい時間を過ごしていただければと思います。(お酒はご用意いたしますが、適度にお願いします。差し入れも大歓迎!)

参加費は3000円程度です。当日徴収します。

4 申し込み方法

申し込み締め切り:522() (日本図書館協会への申し込みは13日までとさせていただきます。14日〜22日までは埼玉県川越市立西図書館へお申し込みください)

なお、定員になりしだい締め切りとさせていただきます。

513日までは、日本図書館協会へ

(1) メールの場合

 次の内容を書いてkikaku@jla.or.jp に送信してください。(メールの件名は「障害者サービス養成講座」としてください。)

・氏名、フリガナ

・所属先、所在地、電話番号、ファックス番号、メールアドレス

・担当部署

・障害者サービス経験の有無・年数

・実習先希望館(第三希望までとその理由)

理由は、「この図書館が通いやすい」「市立(県立)図書館のサービスを知りたい」「この図書館は訪れたことがない」「何々のサービスを学びたい」のように具体的にお書きください。逆にどこでもよい、どこは困ると書いていただいても結構です。

交流会参加の有無

点字資料、手話通訳、駅までの送迎等の必要な場合はその内容

(2) ファックスの場合

  「2008年度障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)申込書をプリントアウトして、記入のうえ、FAX 0335230841に送ってください。

(3) 郵送の場合

日本図書館協会企画調査部「障害者サービス担当職員養成講座係」

104-0033東京都中央区新川1-11-14

514日から22日までは、川越市立西図書館へ(送っていただく内容は同じ)

(1) メールの場合

  nishitosho-h@city.kawagoe.saitama.jp(メールの件名は「障害者サービス養成講座」としてください。)

(2)  ファックスの場合

  FAX 049-2375661

(3) 郵送の場合

  〒350-1108 川越市伊勢原街5−1−1

 川越市立西図書館 障害者サービス養成講座 係

5 問合せ先

    講座の内容についての問合せは、

障害者サービス委員会養成講座担当・新山順子(川越市立西図書館)

 電話:0492375660  にお願いします。

6 受講の連絡

  受講申し込みされた方には折返し、事前提出課題、参加費の振り込み等についてご連絡を差し上げます(数日たっても返信がこないような場合はお問い合わせください)。

 実習館については調整のうえ、後日連絡します。

 定員を超えて受講できない場合もその旨ご連絡いたします。

7 事前提出課題について

 申し込み後、事前に作文を提出していただきます。

・テーマ 「自館の障害者サービスの実情と困っていること」 1200字程度

・原稿の形式 原稿はテキスト形式の文書をメール、または添付ファイルでお送りください。FD・CDを郵送していただいても結構です。最初に題名・所属・氏名をお書きください。データにできない方はご相談ください。

・課題提出期限 527()

・提出先と提出方法

  宛先:川越市立西図書館 新山順子

  Eメール nishitoshoh@city.kawagoe.saitama.jp

  郵送の場合:〒350-1108 川越市伊勢原町5−1−1 川越市立西図書館 新山宛

8 その他

点字資料・手話通訳・駅までの送迎等の必要な方は、必ず申し込み時にお知らせください。

参考資料として、日本図書館協会刊行の図書館員選書12「障害者サービス(補訂版)」(日本図書館協会障害者サービス委員会編)を使用します。事前に目を通してからご参加ください。


 

2008年度障害者サービス担当職員養成講座参加申込書

 

日本図書館協会主催の障害者サービス担当職員養成講座の参加を申し込みます。

                               記入日2008年  月 日

 

ふりがな

 

 

 

所属

所在地        (都道府県から)

電話番号

 

ファックス番号

 

メールアドレス

(参加者への連絡用)

 

部署・担当

 

4日交流会の参加希望 

       □あり           □なし

 

障害者サービスの経験  

         □あり(通算  年)  □なし

実習先希望図書館

(  )内に第3希望まで

(  )埼玉県立久喜

(  )川越市立西

(  )墨田区立緑

(  )練馬区立光が丘

(  )日野市立中央

(  )横浜市中央

第一希望理由

 

 

第二希望理由

 

 

第三希望理由

 

 

点字資料・手話通訳・送迎 (ありの場合、具体的に)

□なし  □あり

                                               

その他

質問や意見等

 

 

 

 

 

事務局使用欄

 

 

申込締切は、5月22日(火)。先着順で受付いたします。申込書を受理しましたら、メールまたはFAXで受け取りのご連絡いたします(受講決定通知ではありません)。申込後、4〜5日経っても確認メール、FAXが届かない場合はお問い合わせください。

ご参加に関する通知は、別途、お送りいたします。