既に終わった行事は以下の通りです。(なお,これは行事案内を転載したものなので,当日の内容とは必ずしも一致しないことをご了承ください。また,肩書等は全て当時のものです。)
2010年度
2009年度
2008年度
2007年度
2006年度
2005年度
2004年度
2003年度
日 時: 2011 年3月13日(土) 9:50 〜17:00
会 場: 大阪ガーデンパレス
<T 記念研究集会> 9:50 〜 12:30
次 第:
9:50 開会挨拶(志保田務 図書館学教育部会会長、桃山学院大学名誉教授)
10:00 報告「『50周年記念誌』編集から見た教育部会」(柴田正美 50周年記念誌編集委員長、帝塚山大学教授)
10:30 講演1「情報化時代における図書館司書養成」(高山正也 国立公文書館館長、慶應義塾大学名誉教授)
11:10 ポスターセッション
1.「『図書館に関する科目』科目検討WGの活動」(大谷康晴 日本女子大学)
2.「図書館建築の歴史を考える集いのご案内」(小黒浩司 作新学院大学)
3.「中之島図書館講座」(図書館を学ぶ相互講座・中之島実行委員会)
11:40 講演2「図書館情報学教育部会史―初期」(今まど子 中央大学名誉教授)
<U 懇親交流会> 12:30 〜 17:00
日 時: 2010 年12月18日(土) 12:30 〜17:00
会 場: 関西大学千里山キャンパス 〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-5
第1学舎 5号館4階 E403教室
次 第:
<T 臨時総会> 12:30 〜 13:20
JLAは法律改正に基づき極近の将来の公益法人への移行を計画しています。それに伴い当部会は部会費の徴収その他財政組織の変更等、部会規程改正を必要としています。またJLAで更新・新設予定の団体会員組織の一つとして「図書館研究団体」の機関設定を求め司書課程等が団体会員となりうるよう(評議員選出可能性を築く)働きかけかなどにつき検討しました。更に50周年を期して記念事業をきっかけに部会名を「図書館情報学教育部会」に変更するかどうか協議するため、当部会幹事会は臨時総会を招集しました。
部会長挨拶 12:30−12:35 (議長選出、成立確認、署名人指名)
議事 12:35−13:20
予定議事 JLA新公益法人移行計画と当部会の組織、会計(部会規程)の検討。
その他(部会名について:50周年事業ついて:ほか。)
<U 2010年度第2回研究集会> 13:30−17:00
テーマ: 「図書館に関する科目」実施土壌の形成に向けて:FDと選択科目を中心に
「図書館に関する科目」について省令成立前、当部会は幹事会案を提示し、新科目単位に関し刺激を提供し、本年夏には勉強会(拡大幹事会)で省令科目ごとに授業項目の、全講時に対応した設計を図るなど、2012年からの省令実施のための土壌形成に努めてきた。今年の全国図書館大会では“勉強会”での検討結果を発表し、それ以外に先行大学の新カリキュラム設計報告等を頂戴した(本号参照)。だが幹事会として未検討科目を残していた。そこで図書・図書館史ほかの科目についてご発表戴き、大会アンケートで実施要請された技術系科目関係のFDを試行することとした。
スケジュール(予定):
13:30−13:55 開会挨拶、趣旨・経過説明(志保田務 図書館学教育部会会長、桃山学院大学)
13:55−14:55 発表1「図書館情報技術論の基底」(原田隆史氏 慶應義塾大学)
14:55−15:25 発表2「情報資源組織論について」(杉山誠司氏 日本福祉大学)
15:25−15:55 発表3「図書・図書館史について」(三浦太郎氏 明治大学)
15:55−16:05 休憩
16:05−16:55 総合討議
16:55−17:00 閉会挨拶
2010年9月17日に奈良女子大学(奈良県奈良市北魚屋東町)で開催されました。図書館学教育に関する分科会の詳細はこちらをご覧下さい。
趣旨:
図書館法と図書館法施行規則が改正され、「大学における図書館に関する科目」の実施に向けて、各大学での準備作業が始まっていた。図書館学教育部会では新しい科目構成・内容をいかにして養成現場に効果的に根付かせるか、また今後どのような方向に進むべきか、議論を進めてきた。さらにそれらの議論を踏ま
え、個々の科目を取り上げて、そのあり方についての検討を始めた。今回は個々の科目検討の第二弾として、基礎科目の中から「図書館概論」と「図書館制度・経営論」を取り上げ、これら2科目を中心に、養成内容の充実に向けた議論を深めた。
また、同じ会場で部会総会に先立って、午前中に日本図書館情報学会検定試験事業実施検討委員会による研究会『あなたも図書館情報学検定試験をやってみませんか』が開催された。詳細はこちら。
日時:2010年5月8日(土)13:00-17:10
会場:日本図書館協会2階研修室
次第:
13:15-14:00 部会総会
14:10- 2010年度 第1回研究集会
14:15-15:35 「図書館概論」のあり方について
14:15-14:40 発表(1) 平野英俊(日本大学教授)
14:40-15:05 発表(2) 宮部頼子(立教大学教授)
15:00-15:35 ディスカッション
15:45-17:05 「図書館制度・経営論」のあり方について
15:45-16:10 発表(1) 根本彰(東京大学教授)
16:10-16:35 発表(2) 金沢みどり(東洋英和女学院大学教授)
16:35-17:05 ディスカッション
17:05 閉会挨拶
日 時: 2009 年12月19日(土) 13:30 〜17:00
会 場: 龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
次 第:
13:30 〜 13:35 開会挨拶(志保田務(JLA図書館学教育部会長)14:40 〜 15:50 個々の科目内容のあり方(教育内容のあるべき姿)について
1)児童サービス論から見えるもの・・・永井悦重氏 (阪南大学非常勤講師)
2)図書館サービス概論(関連科目)から見えるもの・・・瀬戸口誠氏(JLA図書館学教育部会幹事/梅花女子大学)(各35分)
15:50 〜 16:45 討議
2009年10月30日に東京堂書店(東京都千代田区神田神保町)で開催されました。図書館学教育に関する分科会の詳細はこちらをご覧下さい。
日時:2009年4月25日(土)10:30-17:00
会場:日本図書館協会2階研修室
内容:
研究集会テーマ1「専門職員制度の予備審査の開始」(10:30-11:30)(秋本敏氏)
部会総会(12:30-13:30)
研究集会テーマ2「大学において履修すべき図書館に関する科目」(13:30 -17:00)
「図書館法施行規則の改正について」(栗原祐司氏)
「司書のキャリアデザイン−図書館法改正と専門職員認定制度を貫く道すじ」(糸賀雅児氏)
討議
趣旨:新図書館法により「大学における図書館に関する科目」の施行日が決まっており、「これからの図書館の在り方検討協力者会議」により新科目案の内容等が提示されております。図書館学教育担当者としては、その実際内容へ希望を示すことは大切と考え、JLA図書館学教育部会では、7月の関西、関東における臨時研究集会、9月の兵庫図書館大会においてこの課題に、取り組んできました。そこで、講師に文部科学省「これからの図書館の在り方検討協力者会議」の主査であり「大学における図書館に関する科目検討チーム」の主査でもある薬袋秀樹氏をお招きし、最新の科目案の提示、JLA教育部会に寄せられた意見、省令科目改正の史的評価をまじえて検討をしたいと思います。また、それに対するパブリックコメント参加の一つの機会となります。
日時:平成20年12月13日(土)
場所:大谷大学響流(こうる)館(603-8143 京都市北区小山上総町)
プログラム
13:00 - 受付
13:30 - 13:35 開会挨拶(志保田務(JLA図書館学教育部会長)
13:35 - 14:15 「大学における図書館に関する科目」案の現段階(仮題)(薬袋秀樹氏(文科省「これからの図書館の在り方検討協力者会議」主査/筑波大学))
14:15 - 14:45 「大学における図書館に関する科目」に対する意見ー部会に寄せられたご意見にも触れてー」(竹内比呂也(JLA図書館学教育部会幹事/千葉大学)
14:45 - 15:05 「司書・司書教諭課程のe-ラーニングを試みてー明治大学の事例報告ー」(仮題)(阪田蓉子氏(明治大学))
15:05 - 15:15 休憩
15:15 - 15:40 「省令科目の改定の史的評価」(仮題)(渡辺信一氏(元JLA図書館学教育部会長)
15:40 - 16:40 討議(コーディネータ:前川和子(JLA図書館学教育部会幹事/大阪大谷大学)
16:40 - 閉会挨拶
平成20年9月18日から19日に兵庫県神戸市で開催されました。図書館学教育に関する分科会の詳細はこちらをご覧下さい。
<東京>
三田図書館・情報学会月例会/日本図書館協会図書館学教育部会臨時研究集会
テーマ「図書館法改正と省令科目の改訂」
今年6月に改正された図書館法の概要と新たな司書養成に向けた大学履修科目の改訂動向を取り上げます。
日時:7月26日(土)14:00〜16:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎121教室(港区三田2-15-45)(教室が変更になりました。)
http://www.keio.ac.jp/access.htm
主催:三田図書館・情報学会 共催:日本図書館協会図書館学教育部会
<プログラム>
14:00〜 開会挨拶(コーディネータ、三田図書館・情報学会プログラム委員 桑原芳哉氏)
14:05〜 図書館法改正の経緯と概要(仮題)(文部科学省生涯学習政策局企画官 栗原祐司氏)
14:45〜 省令科目改訂の経緯と科目設定の趣旨(仮題)(これからの図書館の在り方検討協力者会議主査 薬袋秀樹氏)
15:25〜 休憩
15:35〜 省令科目JLA教育部会幹事案について(JLA図書館学教育部会幹事 竹内比呂也)
15:45〜 質疑
16:25〜 閉会挨拶(志保田図書館学教育部会長)
<大阪>
テーマ「改正(予定)図書館法施行規則内に新設の<大学における図書館に関する科目>をめぐって」
日時:7月19日(土)14:00〜16:45
会場:大阪府立中之島図書館文芸ホール(大阪市北区中之島1-2-10)
共催:日本図書館協会図書館学教育部会、大阪府立中之島図書館
<プログラム>
13:30〜 受付
14:00〜 開会挨拶(志保田務JLA図書館学教育部会長)
14:05〜 省令科目の改訂について(仮題)(薬袋秀樹氏)
14:45〜 JLA図書館学教育部会案について(志保田部会長)
15:25〜 休憩
15:35〜 討議(問題提起・進行:柴田正美幹事)
16:40〜 閉会挨拶(大阪府立中之島図書館長)
日時: 2008年4月26日(土曜日)
場所:日本図書館協会会館
研究集会テーマ:「図書館法改正案、並びに、JLA専門職認定作業の新展開」
プログラム
11:30 - 受付開始
12:00 - 12:50 総会
12:50 - 13:00 <研究集会>開会にあたって(志保田務(図書館学教育部会長))
13:00 - 14:00 「図書館法改正をめぐって」(文部科学省社会教育課企画官 栗原祐司氏)資料:「図書館法改正案/現行対照」、「新学習指導要領(図書館関係抜粋)」、「中央教育審議会『教育振興基本計画について(答申)』図書館関係抜粋」、「中央教育審議会『新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について:知の循環型社会の構築を目指して(答申)』図書館関係抜粋」、図書館法及び博物館法の改正経緯について
14:00 - 14:10 休憩
14:10 - 14:50 「図書館法改正案に関する日本図書館協会の意見」(日本図書館協会事務局長 松岡要氏)、資料:図書館法改定法案について
14:50 - 15:30 「JLA専門職認定作業の新展開」(専門職員認定制度特別検討チーム<第4次>委員 大谷康晴氏(青山学院女子短期大学))
15:30 - 15:40 休憩
15:40 - 16:30 質疑応答・ディスカッション
16:30 - 16:40 閉会にあたって(志保田務(図書館学教育部会長))
日時: 2007年12月8日(土曜日)
場所:龍谷大学大宮学舎 清和館3階大ホール
(京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1 Tel 075−343−3311(代)
趣旨:教育基本法の改定をうけて、中央教育審議会では生涯学習分科会制度問題小委員会が「司書及び司書補の資格」についても検討してきた。焦点のひとつは「大学における図書館に関する科目」(図書館法第5条1項2号)制定にあてられている。当部会では、議論の進捗状況を踏まえ、今後の展開に寄与できるよう、多様な関係者に発言してもらって議論を深める場として頂きたい。
プログラム(予定)
9:30 - 受付開始
10:00 - 10:05 開会挨拶
10:05 - 10:40 「日本図書館協会の図書館学教育部会活動と図書館関係文部科学行政」(志保田務(図書館学教育部会長、桃山学院大学))
10:40 - 11:20 「司書養成制度をめぐる国の動向―図書館法と省令科目の改正を中心に―」(糸賀雅児氏(慶應義塾大学))
11:20 - 12:00 「知識情報社会における情報専門職養成とそのコア領域−大阪市立大学大学院創造都市研究科都市情報学専攻のカリキュラムの構成から―」(北 克一氏(大阪市立大学))
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 13:30 「司書課程は何を教えられるのか:教員として考えていること」(仮題)(川原亜希世氏(近畿大学))
13:30 - 14:00 「椙山女学園大学・司書課程の現状−短期大学から文化情報学部へ」(深井耀子氏(椙山女学園大学))
14:00 - 14:30 「女子大学における司書課程の役割と学内カリキュラムにおける位置づけ?京都ノートルダム女子大学の取組から?」(仮題)(岩崎れい氏(京都ノートルダム女子大学))
14:30 - 14:45 休憩
14:45 - 16:45 ディスカッション
コーディネータ:山本順一図書館学教育部会幹事(筑波大学)
16:45- 閉会挨拶
日時: 2007年4月28日(土曜日)12:00 - 16:30
場所:日本図書館協会会館
プログラム
12:00-13:00 総会
研究集会<テーマ:図書館情報学教育の「いま」と「これから」>
13:00-13:05 挨拶(志保田務図書館学教育部会長)
13:05-13:45 『日本の図書館情報学教育2005』編集の進捗状況(糸賀雅児氏(慶應義塾大学))その他の配布資料「学芸員資格見直しのイメージ」、「新しい学芸員制度のキャリアパスのイメージ(たたき台)(大学卒学芸員の場合)」(リンク先資料の32,33ページ)、「これからの図書館の在り方検討協力者会議第3回意見発表」
13:45-14:25 司書養成と図書館学教育の歴史的関係:1968年省令科目改正前後の状況を中心に(根本彰氏(東京大学))
14:25-14:45 『これからの図書館』をめぐる現段階 (志保田務(図書館学教育部会長、桃山学院大学))
14:45-15:15 質疑応答
15:15-15:30 休憩
15:30-16:00 近畿地区図書館情報学教員の活動(柳勝文(図書館学教育部会幹事、龍谷大学))
16:00-16:30 九州における図書館情報学教員の交流組織について(佐藤允昭氏(別府大学))
16:30 閉会挨拶
日時: 2007年10月30日(火曜日)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
プログラム
9:00 - 受付開始
9:30 - 9:45 開会挨拶(志保田務図書館学教育部会長(桃山学院大学))
9:45 -11:00 基調講演「主要国の司書養成教育および資格・司書養成制度の現況ー韓国、米国、英国を中心に」(金容媛氏(駿河台大学))
11:00 - 11:15 休憩
11:15 - 12:00 講演「雇用多様化時代における図書館専門職の養成ー主流は学部か大学院か」(糸賀雅児氏(慶應義塾大学))
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 13:20 報告「教育基本法の改正と図書館の振興」(渡部徹氏(文部科学省))
13:20 - 13:40 報告「鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科における司書養成教育」(原田智子氏(鶴見大学))
13:40 - 14:00 報告「よりわかりやすい授業にするために」(二宮嘉須彦氏(郡山女子大学短期大学部))
14:00 - 14:20 報告「司書養成の歴史的課題を確認する」(根本彰氏(東京大学))
14:20 - 14:35 休憩
14:35 - 16:25 パネルディスカッション「『これからの図書館』と司書養成・研修」
パネリスト:糸賀雅児氏、二宮嘉須彦氏、根本彰氏、原田智子氏(50音順)
コーディネータ:山本順一図書館学教育部会幹事(筑波大学)
16:25-16:30 閉会挨拶
テーマ:「図書館サービス・経営の新展開と司書養成・研修」
日時: 2007年2月10日(土曜日)10:30 - 16:45
場所:常葉学園大学サテライトキャンパス(〒420-0043 静岡県静岡市葵区川辺町2-4-13、JR静岡駅北口から国道1号線沿いに西へ徒歩10分)
主催:JLA図書館学教育部会、共催:静岡県図書館情報学教育研究会
<プログラム>
10:00受付開始
10:30 - 11:00 開会挨拶、および「文部科学省協力者会議における司書養成、研修についての新しい動き」(志保田務図書館学教育部会長)
11:00 - 11:45 「LIPERによる司書検定試験の動向」(大谷康晴図書館学教育部会幹事)
11:45 - 12:00 質疑
12:00 - 13:00 休憩
13:00 - 13:30 「静岡市の指定管理者制度導入議論における司書職の位置づけ(平野雅彦氏(静岡市図書館協議会委員長))
13:30 - 14:00 「静岡県立中央図書館におけるビジネス支援への取り組みと図書館員のスキル」(森谷明氏(静岡県立中央図書館調査課))
14:00 - 14:30 「図書館応援団が期待する図書館専門職」(草谷桂子氏(静岡市の図書館を良くする会/静岡県立中央図書館協議会委員))
14:30 - 15:00 「静岡県における学校司書導入の現状と課題:専門職配置の観点から」(石田直美氏(静岡県総合教育センター生涯学習推進センター指導主事))
15:00 - 15:15 休憩
15:15 - 16:30 討議
16:30 - 16:45 閉会挨拶(熊谷紀男氏(常葉学園大学))
図書館学教育部会2006年度総会・第1回研究集会
日時:2006年4月29日(土・祝日)
総会:12:30-13:10(受付は12:00から)/研究集会:13:20-16:30
会場:日本図書館協会研修室(2階)
テーマ:司書課程とカリキュラムの10年−1996年カリキュラムとこれからを考える−
講師:渡辺信一氏(元同志社大学文学部),高山正也氏(慶應義塾大学文学部),小田光宏氏(青山学院大学文学部),講演者によるパネルディスカッションも予定。
日本図書館協会図書館学教育部会2005年度第2回研究集会
本年度、図書館大会第10分科会のテーマは、「司書養成と専門職制度の現状と展望」でした。このテーマを公立図書館員のリカレント教育・研修に特化して、今回の研究集会のテーマとしました。内容は、今般日本図書館協会が行おうとしている上級司書制度の意義、公立図書館員が置かれている現状、公立図書館員からのリカレント教育・研修への要望、そして現実的にリカレント教育・研修を行うための環境整備としてe-learningの可能性を検証していただくこと、などです。この研究集会によって、公立図書館員のリカレント教育の全貌を掴んでいただけることと存じます。
発表内容は以下の通りですが、糸賀氏発表には日図協ホームページ専門職員認定制度特別検討チームの公開している資料が、松井氏発表には国立国会図書館関西館の本年度プロジェクト報告書(PDF)(柴田正美氏委員長)が、大倉氏発表にはメディア教育開発センターの公開している「NIME国際シンポジウム2005ストリーミング配信」などが参考になりますので、あらかじめご参照ください。
日時:2005年12月17日(土)10:50-16:50
会場:大阪市立東淀川勤労者センター
http://www.manabi.city.osaka.jp/Contents/lll/sisetu/inview.asp?CONTENTNO=729参照
全体テーマ:「上級司書制度を支えるリカレント教育」
内容:
「日本図書館協会「上級司書(仮称)認定制度」を検討した立場から」糸賀雅児氏(慶應義塾大学)
「全国規模で実施されている研修企画:関西館プロジェクトがまとめたリカレント教育」松井純子氏
(大阪芸術大学)
「公立図書館員が望むリカレント教育」渡邊勲氏(羽衣国際大学)
「e-learningの可能性:コンテンツ配信(日図協ステップアップ研修の内容)」大倉孝昭氏(大谷女子大学)
日本図書館協会図書館学教育部会平成17年度総会ならびに第1回研究集会
日時:平成17年4月30日(土)10:00-16:30(11:15-12:00 部会総会)
会場:日本図書館協会会館2階研修室
タイトル:図書館の業務モデルと教育モデル(4):利用者教育の観点からの教育モデル の再構築
プログラム:
基調講演:山田茂雄氏(鶴見大学文学部教職課程)「引き出し育て生かす授業」
事例報告1:安形輝氏(亜細亜大学国際関係学部)「図書館特論におけるプレゼンテーション授業の実際」
事例報告2:長澤多代氏(長崎大学大学教育機能開発センター)「学習・教育支援を担当する図書館員の育成プログラム:ウエイン州立大学およびミシガン大学の事例を中心に」
事例報告3:米澤誠氏(東北大学附属図書館工学分館 )「技術ではなく志を育てる職員研修」
平成16年度 日本図書館協会図書館学教育部会 第2回研究集会
図書館の業務モデルと教育モデル(3)
日時:平成17年3月12日(土)10:00-16:30
会場:福岡県立図書館 レクチュアルーム
テーマ:図書館業務モデルの再構築−公共図書館司書に求められている知識と役割−
内容:
(基調報告)「図書館政策の動向と司書の養成・研修のあり方」糸賀雅児(日本図書館協会図書館学教育部会長 慶應義塾大学)
(説明)「司書のレベルアップと日本図書館協会」大谷康晴(日本図書館協会図書館学教育部会幹事 青山学院女子短期大学)
(事例発表−前半の報告と説明をうけた現場の声−)
「福岡県立図書館の研修−レファレンスを中心に−」岩本文子氏(福岡県立図書館)
「わたしの自己啓発と研修」津田恵子氏(北九州市立八幡図書館)
「山口市立図書館の職員研修」松岡孝史氏(山口市立図書館)
(シンポジウム)現場から司書養成教育に望むもの(パネリスト)糸賀雅児,岩本文子,津田恵子,松岡孝史の各氏
日本図書館協会図書館学教育部会 平成16年度第1回研究集会
テーマ:図書館の業務モデルと教育モデル(2)
大学導入教育にみる大学改革への挑戦−司書の可能性と限界−
日時:2004年4月29日(木・祝日)13:00-16:50(この日午前に図書館学教育部会総会を開催)
会場:日本図書館協会2階研修室
内容:
(基調講演)「大学の導入教育における図書館員の役割」山田礼子氏(同志社大学文学部教授)
(事例報告):
市古みどり氏(慶応義塾大学日吉メディアセンター)
野末俊比古氏(青山学院大学文学部助教授)
コメンテータ:大庭一郎氏(筑波大学図書館情報学系講師)、他によるパネルディスカッションを予定
日本図書館協会図書館学教育部会2003年度第2回研究集会
テーマ:図書館の業務モデルと教育モデル(1)
図書館業務モデルの崩壊と再構築
−教育機能に求める司書の専門性−
日時:2004年3月13日(土)10:30-16:30
会場:日本図書館協会2階研修室
内容:
(基調講演)「Teaching Library−大学基礎教育の一翼を担う図書館−」三浦逸雄氏(東京大学大学院教授)
(事例報告):
大野友和氏(明治大学図書館庶務課長),江上敏哲氏(京都大学附属図書館情報管理課電子情報掛)他
日本図書館協会図書館学教育部会2003年度総会・研究集会
テーマ:図書館学教育と図書館現場の将来−「研究/教育/現場」
−「知」のトライアングルを求めて−
日時:2003年4月29日(火・祝日)10:00-17:00
会場:日本図書館協会2階研修室
発題者:
薬袋秀樹氏(筑波大学教授), 常世田良氏(浦安市立中央図書館長),小川俊彦氏(NPO図書館の学校・編集人),竹内紀吉氏(日本図書館協会図書館経営委員長),次期部会長(予定)