アリゾナ州図書館協会との交換研修プログラム


アリゾナ州の州都はフェニックス市。周囲は砂漠だがモダンなビルがダウンタウンには立ち並び、レストランやショッピングセンターなどがある。      アリゾナ州の人口は約300万人、面積は日本よりやや小さい。ほとんどがフェニックスやツーソンなど南半分の平地に集中している。夏は非常に暑いが、冬はリゾートに訪れる人も多い。市内のセキュリティはよい。英語の地域アクセントはほとんどない。ただしOPACは英語とスペイン語の二本立て。

 

アリゾナ州図書館協会の大会は11月に行われる。左の写真は展示会場。コンピュータ機器のほか、絵本などの出版社がたくさん本を持ち込んで、図書館員が購入していた。著者のサイン会があり、列も出来ていた。総会では日本図書館協会との交流も紹介された。      フェニックス市には、州立図書館、フェニックス市中央図書館などがある。市民からのレファレンスも多く街の情報センターとして機能している。

 

国際交流ラウンドテーブルのメンバー。 真ん中ブルーの洋服がホーナー基金担当のコーヘンさん。後列右のヘッケネン氏は現委員長。1997年に来日、千葉県立図書館、市川市立図書館などを見学した。

州立大学図書館には日本人ライブラリアンもいる。左はカツコ・ホテリングさん、右は鎌田さん。大学では図書館学修士の他に学位を取得するライブラリアンも多い。

 

アリゾナ州立大学図書館 フェニックス周辺に3つのキャンパスがあり、学生数は4万人。中央図書館、法律図書館、科学工学図書館、建築学図書館、音楽図書館などがある。平日は深夜12時まで、日曜日も開館している。

 

グランド・キャニオンはアリゾナ州の代名詞。何万年もかけてコロラド川に刻まれた大地。

 

ホーナー交流基金は、戦後まもなくGHQの市民教育部長として来日したジャック・ホーナー氏の遺産によるもの。アリゾナ州側の資金はこの基金によっている。 下はホーナー氏等が編集した戦後の中学英語教科書「Jack&Betty」。

 

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文責:日図協 国際交流委員会 (HP作成:1999.12.31)