告知板

国立国会図書館主催 第16回保存フォーラムのご案内災害と情報ネットワーク

−日本における資料被災情報ネットワーク形成に向けて−


 地震や水害による図書館資料の被災が各地で発生していますが,被災情報は単発的,部分的なものにとどまり,広く共有できていない状況です。災害から図書館資料や文化遺産を守るためには,被災情報の流通とその蓄積が不可欠であり,防災計画もその蓄積に基づいて作成されなければ有効なものとはなりえません。

 今回の保存フォーラムでは,阪神淡路大震災以来,公文書館・文書館界において資料被災情報の集積と提供を行ってきている全国歴史資料保存利用機関連絡協議会の活動内容について,同協議会の資料保存委員会委員長である小松芳郎氏からお話しをお聞きし,図書館資料の被災情報ネットワークの形成に向けての手がかりにしたいと考えます。また,被災情報の流通と蓄積の現状に関する話し合いも行います。

日時 : 2月27日(金)14:00-16:00

会場 : 国立国会図書館(東京本館)大会議室

講師 : 小松芳郎(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会資料保存委員会委員長・松本市文書館長)

定員 : 50名

申込方法 : 葉書,FAX,E-mailのいずれかの方法で,(1) 氏名,(2) 所属機関名,(3) 所在地,(4) 電話番号を明記の上,2004年2月16日(月)までに下記宛にお申し込みください。

問合・申込先 : 国立国会図書館収集部資料保存課(〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1 FAX.03-3592-0783 E-mail : hozonka@ndl.go.jp TEL.03-3506-3356)

 

 

 

図書館雑誌 2004年2月号

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