メディアとしての図書館

20世紀前半期におけるアメリカ公共図書館論の展開

著者・編者:吉田右子著

発行:日本図書館協会

発行年:2004.10

判型:A5

頁数:400p

ISBN:4-8204-0428-8   本体価格:5,000円

内容:メディアの急激な変化により、公共図書館の存在理由が改めて問われるなか、アメリカでは盛んに理念的な基盤が論じられ、すでに20世紀前半に、メディアの変化に対応する理論構築がされていた。明確で丁寧な論調の本書によって、アメリカの図書館論の生成の過程を図書館員やアカデミィの反応とあわせて知ることができ興味深い。日本の図書館理念を考える上で有効であり、今日的課題に取り組むための手掛りがある。