中堅職員ステップアップ研修(2)よくある質問と受講生の声

<よくある質問>

受講資格等よくある質問をまとめました。

【Q1】講師経験とは、どのような研修の講師を指すのでしょうか?

📌図書館業務に関連した研修での講師を指します。なお、自分の所属する図書館の職場内研修の講師は入りません。

【Q2】対象条件の「顕著な図書館活動」とはどのような活動でしょうか?

📌おおむね以下の活動です。いずれもその活動を確認できる資料のコピーを添付してください。
(1)日本図書館協会(これに準じる全国的団体も含む)理事以上の役員、各種委員会等委員
(2)都道府県(これに準じる都道府県レベルの団体、あるいは地域規模の団体を含む)図書館協会理事以上の役員、各種委員会等委員
(3)その他図書館の普及もしくは図書館職員の専門性の認知向上のための社会活動に該当するもの。
ただし、司書としての専門性に立脚しない活動や、一個人としてのボランティアへの参加は対象外となります。

【Q3】勤務年数は20年以上たっていますが、司書資格を取得してから7年目です。申し込むことはできますか?

📌司書・司書補の資格を取得してからの勤務経験が7年以上であることを条件としています。翌年以降の研修への参加をお待ちしています。

【Q4】「司書・司書補資格取得後、図書館勤務経験7年以上」とありますが、どの時点で7年以上になっていないといけないのでしょうか?

📌受講開始月の1日時点で考えます。2025年度の場合は7月に研修が開始されますので、7月1日現在で7年以上になっていることが条件となります。

【Q5】遅刻をしても研修に出席したことになるのでしょうか?

📌研修開始後10分以上たっている場合は、受講はできますが、欠席扱いとなります。ご注意ください。

【Q6】中堅職員ステップアップ研修(1)は修了課題の提出と全科目受講で修了証が交付されるようですが、この研修にも修了課題はあるのでしょうか?

📌科目によって、課題が出されることがあります。この場合は課題を提出していただきます。未提出の場合は欠席の扱いとなります。

受講生の声(2024年度)

📍事前課題は調査・分析を求められる内容で、講義もグループワークが多く積極的な発言が求められます。しかし、それにより自分の業務や自館の業務を見つめ直す機会になり、知識を深めることができる研修です。コロナ以後はオンライン開催となり、全国から参加しやすくなっています。

📍是非とも、積極的に受講して頂きたいです。研修を受講することにより、同じ志を持つ仲間が存在することに心強さを感じ、自分自身の刺激になり、成長につながると思います。
研修で学んだ知識や経験を業務に活かすことに、ますます、仕事のやりがいを感じることが出来ると思います。

📍最新の情報に触れることで日頃の業務を見直し、自館の課題に気が付くこともできました。
グループワークの時間も多く、全国各地の図書館の方とお話しする貴重な機会となりました。

📍北海道から沖縄まで、日本全国様々な地域や立場の図書館司書の方々と交流ができ、日頃の悩みや業務の情報を共有したりと、普段の業務では絶対に得ることができない、知識以外にも貴重な経験を得ることができました。
忘れかけていた知識を再確認できたり、通常業務ではあまり触れていない分野を考えたりと、図書館を別の視点からとらえなおすことができました。
改めて、自分自身が図書館司書として、勤務先で今何ができるか、自分自身のおかれた立場も再認識するきっかけともなり、これからも司書としてより励んでいきたいと思える研修でした。

📍図書館も短期的には変わらないように見えて、少しずつ変わっています。自分できちんと確認しているものもあれば、確認できていないもの、また、社会全体が少しづつ変わっているものなど、少しずつのずれが年を経るごとに大きなずれへとつながっていきます。
この研修は私たちに近い立場の方々が研修を計画しています。粒の大小はあれど、重要な点を押さえた研修内容となっています。自分が流れに置いていかれていないか確認するためにも、図書館で働いて年月が経ったなとふと感じた時、受講されることをお薦めします。