公共図書館サービス・運動の歴史2

戦後の出発から現代まで

JLA図書館実践シリーズ 5

著者・編者:小川徹, 奥泉和久,小黒浩司著

発行:日本図書館協会

発行年:2006.11

判型:B6 頁数:275p

ISBN:4-8204-0620-5   本体価格:2,000円

内容:長い歴史を顧みると、図書館の目的は利用者へのサービスにあると、多くの人が理解するまでには相当の時間と労力が費やされた。本書は、歴史を通じて図書館サービスのあり方を学ぶ目的で、実際に行われたサービスやサービスを盛んにするための運動の変遷を、2分冊で述べる。図書館の未来が描きにくい今、歴史という鏡に現在を映して分析することが有用であろう。図書館史に親しみを感じてほしいと著者は期待する。

【目次】
Ⅲ部 図書館の発展と住民の力:現代社会における図書館の歴史
 8章 敗戦から図書館の再生へ
 9章 図書館運動の転機
 10章 「市民の図書館」の時代
 11章 東京・多摩地域にみる「文庫」と図書館づくり運動
 12章 近年の図書館におけるさまざまな課題
 13章 歴史からのまなざし:住民と図書館というテーマをめぐって
学習・研究ガイド2
あとがき
年表
事項索引