=======================================================<2019/8/28発信>
　 JLAメールマガジン 第959号
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　編集発行：公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
　■図書館界ニュース
　■集会等のお知らせ
■求人情報
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◆図書館界ニュース
○第1回「認知症バリアフリーWG」開催
　8月26日、日本認知症官民協議会の第1回認知症バリアフリーWGが開催された。
　日本認知症官民協議会は、行政のみならず民間の団体・企業、自治体、学会
　が連携し、社会全体で取組みを推進することを目指して約100団体が参画し、
　2019年4月に設立された。認知症バリアフリーWGとイノベーションアライア
　ンスWGが設置され検討を行う。日本図書館協会も協議会の参加メンバーであ
　る。
　第1回会合では、認知症当事者団体や医療介護福祉関係団体から、これまで
　の取組みや意見が述べられ、金融・住宅・交通など生活に関わる各業界団体
　から、それぞれ課題について自由な発言がされ、学会からは専門的立場で予
　防やWGが取り扱うべき視点が示された。日本図書館協会からは田村俊作理事
　が出席し、図書館は誰でも受け入れる施設であることや認知症コーナー、認
　知症カフェ、講演会など図書館の取組みを紹介した。また、情報提供や啓発
　についてもWGの検討範囲であることが確認され、図書館が認知症に関する情
　報発信・情報提供する施設として認識されつつあり、その役割を果たすこと
　が期待されていることをうかがわせた。
　今後、認知症バリアフリーWGは、各団体・企業の報告や発表を行い、とり
　まとめの議論の後、報告書にとりまとめ、来年3月開催予定の日本認知症官民
　協議会総会で報告する予定となっている。
　なお、9月21日は世界アルツハイマーデー、9月は世界アルツハイマー月間で
　あり、認知症に関する普及・啓発イベントが集中的に開催される。公益社団
　法人認知症の人と家族の会では、「読む・知る・認知症キャンペーン」と題
　して本を通じた認知症啓発の取組みを行っており、図書館等にコーナー設置
　の協力をよびかけている。次のURLから「推薦図書のご案内」がダウンロー
　ドできる。
　http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2019/01/booklet2019.pdf

〇国立国会図書館デジタルコレクション利用者アンケート実施中
　国立国会図書館では、サービス改善の参考とするため、国立国会図書館デジ
　タルコレクション利用者アンケートを、次のとおり実施している。以下のア
　ンケートページから回答が可能。
　【実施期間】
　2019年6月24日（月）～2019年9月27日（金）
　【アンケートページ】
・国立国会図書館デジタルコレクション利用者アンケート
　https://enquete.ndl.go.jp/252993?lang=ja
　問合せ先：国立国会図書館 関西館 電子図書館課 電子化資料提供係
　（E-mail: dl★ndl.go.jp）
　
○平成30年度文部科学白書刊行
　『平成30年度 文部科学白書』が刊行された。特集は「2040年に向けた高等
　教育のグランドデザイン」と「激甚化する災害への対応強化」。
　図書館に関する記述を見てみると、「第2部　文教・科学技術施策の動向と
　展開」の第1章で、本年5月にとりまとめられた教育再生実行会議（第2次安
　倍内閣の私的諮問機関）の第十一次提言「技術の進展に応じた教育の革新、
　新時代に対応した高等学校改革について」が取り上げられており、その中に
　「高齢者や障害者、外国人等の図書館利用が容易となるよう、先端技術を活
　用した点字・視聴覚資料等の活用事例について調査」が盛り込まれている。
　学校図書館について見ると、第2部第3章で「学校図書館資料の整備・充実」
　「学校図書館の活用を推進するための人的配置の推進」など学校における読
　書活動の推進について取り上げている。
　大学図書館については、第7章で大学図書館等の教育研究環境を支えるイン
　フラ整備としてその役割が増大していると記述されている。また、第12章で
　国立大学等で施設の老朽化が深刻な課題となっていることからリノベーショ
　ンの事例が取り上げられている。
　http://mailmaga.mext.go.jp/c/afi7abtWef4coRbF

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◆集会等のお知らせ
○[専図協]見学会（関東地区）「花王株式会社 図書室 ミュージアム」
　日時：2019年9月26日（木）14:30～16:30
　見学場所：花王株式会社 図書室 ミュージアム
　　(https://www.kao.com/jp/corporate/about/tour/museum-tour/kao-museum/）
　　31-8501 東京都墨田区文花2-1-3　花王株式会社 すみだ事業場内
　参加費：専図協会員 無料、非会員 1,000円
　定員：20名（先着順）
　詳細・参加申込：https://jsla.or.jp/20190926-kengakukai/

○図書館基礎講座2019 in 関西
　主催：日本図書館協会図書館基礎講座関西地区実行委員会
　日時：2019年9月30日（月）、10月21日（月）10:00-16:30
　会場：西宮市民会館（兵庫県西宮市六湛寺町10-11）
　内容：（9/30）講座1 図書館の自由（田中敦司・認定司書)、講座2 出版流
　　通と資料・情報選択(小形亮)、特別講座１ 図書館DIY入門（喜多由美子)、
　　（10/21）講座3 図書館の基礎（巽照子)、講座4 図書館サービスの動向
　　（相宗大督・認定司書）、特別講座2 学校図書館の役割：実践してきたこ
　　とから（鈴木啓子）
　資料費：１科目500円（特別講座は無料）
　定員：9/30:各講座40名、 10/21:各講座50名（先着順受付）
　申込方法：1名前、2、所属、3電話番号（当日連絡可能なもの）4受講希望
　　科目を明記の上、メールで下記まで
　申込先：E-mail：kikaku★jla.or.jp
　問合先：日本図書館協会・秦　TEL.03-3523-0816

○令和元年度レファレンス・サービス研修
　主催：国立国会図書館
　日程・会場：以下の2テーマについて別々に実施します。
　　・「レファレンス・サービス研修－科学技術情報を中心に－」
　　2019年（令和元年）12月5日（木）～6日（金）　関西館第1研修室
　　・「レファレンス・サービス研修－人文情報を中心に－」
　　2020年（令和2年）1月16日（木）～17日（金）　東京本館新館3階大会議室
　対象：レファレンス業務に従事する公共図書館職員、大学図書館職員、
　　専門図書館等の職員。同業務経験3年以上の方を想定しています。
　　（3年未満の方でもお申込みいただけます）
　定員：各会場32名。※応募多数の場合は抽選で参加者を決定します。
　内容：レファレンス・サービスの理論とともに、特定分野のレファレンスツー
　　ルや調べ方について知識を深める。
　申込締切：令和元年9月27日（金）
　詳細HP：　https://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/190827_01.html
　問い合わせ先：国立国会図書館関西館図書館協力課研修交流係
　　TEL：0774-98-1444　E-mail：training★ndl.go.jp
　
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◆求人情報
○東京外国語大学 学術情報課（附属図書館）非常勤職員募集：1名
　応募締切日：2019年8月29日（木）

○千葉大学附属図書館　事務補佐員（図書系）募集：1名
　応募締切日：2019年9月6日（金）

○国立歴史民俗博物館　図書係　非常勤職員募集：1名
　応募締切日：2019年9月12日（木）

　求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
　http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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