令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2017/09/15

第861号

====================================================<2017/8/23発信>
  JLAメールマガジン 第861号
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 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAメールマガジンのバックナンバー
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○都道府県立図書館資料費の減額続く
 日本図書館協会の「日本の図書館」調査の集計作業は進んでいるが、都道府
 県立図書館のデータがまとまった。資料費予算額は総額25億9,952万円で前
 年度26億1,299万円を1,347万円下回った。増額は17道県に留まる。総額が1
 億円を超えるのは、東京、岡山、大阪、鳥取の4都府県である。資料費は
 1995年度の45億2,333万円をピークに減額が続いているが(2011年度のみ増
 額)、1987年度の25億2,619万円の水準まで戻ってしまっている。90年代初
 頭では公立図書館の資料費総額の14%を占めていたが、現在では8%台とな
 っている。主要な役割である市町村図書館への「協力貸出」の2016年度実績
 は102万5,616冊と前年度105万8,996冊を下回った。資料費の減額状況はこの
 回復がいっそう困難になることが懸念される。
 なお、政令指定都市の図書館の資料費は、総額29億6,109万円で前年度の29
 億766万円から微増となった。増額は4市であるが、北九州市が初めて2億円
 台となるなど1億円を超える市は17市である。

○総務省、「地方行政サービス改革取組状況」の2016年度状況を公表
 総務省は2015年8月に大臣通知「地方行政サービス改革の推進に関する留意
 事項について」を発出し、民間委託等業務改革の推進を求め、その状況を
 「見える化」するとしているが、2016年4月1日現在の状況を公表した。大臣
 通知では指定管理者制度導入を重要な柱としているが、図書館の館数を単位
 とした導入率についてみると、都道府県11.3%(2015年は9.5%)、指定都市
 22.1%(同21.5%)、市区町村16.2%(同14.7%)と、いずれも増加している
 が、対象の23種施設(都道府県は22種)のなかでは、都道府県、指定都市では
 最低、市区町村は公営住宅9.5%、海水浴場12.2%に次いでいる。特別区の
 5割の図書館が指定管理となっている状況を除外すればかなり低いと思われ
 る。
 日本図書館協会は先に、2015年の調査結果について図書館関係を抽出したデ
 ータをまとめた冊子を作成した。指定管理の導入を図るとした自治体は極め
 て少ないことを明らかにした。このたびの調査においても個々の自治体の今
 後に対する考えを載せている。
 総務相は先に、指定管理図書館を肯定しないことを表明しており、指定管理
 者制度促進を目的としたこのような調査から図書館を外すべきだとの意見も
 寄せられている。
 http://www.soumu.go.jp/iken/112810.html

○名古屋市、図書館構想についての意見募集
 名古屋市は、「時代に即した市民サービスを展開し、更なる市民サービスの
 向上を追求しながら効果的・効率的な図書館運営を図るため“なごやアクテ
 ィブ・ライブラリー構想(案)”」を公表、意見募集を行っている。1区1館
 を基本とした体制を見直し、市域全体を5ブロックに分け、3種類のタイプの
 「地域サービス館」を整備するとしている。その「運営形態」については
 「民間活力の活用を検討」も挙げられている。
 http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000094708.html

○町田市、図書館の再編を検討
 東京都町田市では、財政難と施設の老朽化、将来の人口減少などの社会環境
 の変化に対応するためとして、公共施設の見直し、統廃合化を図る計画策定
 が進められている。公表された「公共施設再編計画(案)」や「町田市5ヶ
 年計画17-21」などの行政改革プランには、いくつかの地域図書館の廃止・
 統合、市民文学館や博物館の存廃の検討、生涯学習センター等への集会施設
 の集約、各施設の民営化などが示されており、その具体化について各施設の
 検討が予定されている。図書館に関してはその再編を2017年度から検討を開
 始し、2020年度には実施する予定が示されている。市民文学館については、
 2017年から2018年にかけて存廃を検討・決定するとしている。
 この計画案に対して「町田の図書館活動をすすめる会」(代表・手嶋孝典氏)
 は、町田市の生涯学習や文化行政に関心を寄せる市民に呼びかけ、「まちだ
 未来の会」(代表・園田碩哉氏)を立ち上げて、市民の知る権利や学習権に
 大きな影響を及ぼすことを危惧し、学習会などの活動を重ねている。
 「町田市5ヶ年計画17-21」は、
 https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/sinokeikau/plan/5kanen17-21/gokanen17-21.html
 町田の図書館活動をすすめる会は、
 https://machida-library.jimdo.com/
 まちだ未来の会ブログは、
 https://blogs.yahoo.co.jp/machida_future_0625
 まちだ未来の会Twitterは、
 https://twitter.com/machida_future
 
○平成29年度図書館地区別研修
 文部科学省の平成29年度図書館地区別研修が下記の場所と日程等で実施され
 る。
 岩手県  いわて県民情報交流センター   平成29年11月15日~11月17日
 埼玉県  埼玉会館 埼玉県立近代美術館  平成29年11月28日~12月1日
 岐阜県  岐阜県図書館          平成29年11月7日~11月10日
 神戸市  神戸市教育会館         平成30年2月6日~2月9日
 山口県  セントコア山口         平成29年12月12日~12月15日
 北九州市 北九州市立生涯学習総合センター 平成29年12月20日~12月22日
 *詳しい日程、受講の申込み等については各開催県教育委員会に問合せのこ
  と。

○2017年度中堅職員ステップアップ研修(1)聴講生の募集について
 10月から実施する中堅職員ステップアップ研修(1)の聴講生を募集します。
 対象:どなたでも聴講できます
 定員:各科目10名程度(先着順)
 聴講料:【一般】1科目3,000円【正会員】1科目2,000円
 締切:2017年9月1日(金)(必着)定員になり次第締切
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/622/Default.aspx

○『図書館雑誌』8月号 p514-515「数字でみる日本の図書館 その76 都道府
 県図書館の統計」の訂正について
 『図書館雑誌』8月号掲載表の以下の「合計・平均」に誤りがありました。
 お詫びして訂正いたします。
 「蔵書冊数」 誤:48,316,577 正:48,316,641
 「受入図書計」 誤:1,028,538 正:1,028,602
 「受入図書うち購入」 誤:713,147 正:713,211
 「来館者数」 誤:17,245,639 正:17,216,059
 http://www.jla.or.jp/committees/chosajigyo/tabid/263/Default.aspx

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◆集会等のお知らせ
○図書館員のためのブラッシュアップ講座 XVI―すべての人に開かれた図書館
 サービスを目指して
 主催:明治大学リバティアカデミー
 日時:2017年9月28日 ~ 2018年3月8日 19:00~20:30(原則)
 会場:明治大学アカデミーコモン11階(駿河台キャンパス)
 内容:「ウエブ/IoT社会のなかの図書館」岡本真、「知と情報へのアクセス
  を阻むもの(予定) 」みわよしこ、「ヒューマン ライブラリー(予定)」横
  田雅弘、「死刑という刑罰を考える」海渡双葉、「刑罰制度を考える(予
  定)」森達也、「北タイ農村部で図書館を運営するということ」堀内佳美、
  「難民として異国で生きる(予定)」岸磨貴子、「障害者の権利と図書館サ
  ービス(予定)」河村宏、「コンテンツは民主化をめざすー表現のためのメ
  ディア技術」宮下芳明、「高齢者の健康医療情報」宮本孝一、「こっそり
  ごっそりまちをかえよう」三浦丈典、「利用状況から図書館デザインの
  ヒントを掴むー建築とは変えていけるもの。」柳瀬寛夫、「【フィールド
  ワーク】防災図書館(予定)」阪田蓉子
 受講料:19,500円
 受講資格:原則として司書有資格者および司書資格受講中の方
 申込締切:9月20日(水) ガイダンス:9月7日(木)19:00~20:00
 詳細HP:https://academy.meiji.jp/course/detail/3930/
 
○日本図書館協会会員のつどい 2017 IN 埼玉
 主催:日本図書館協会長野県・埼玉県選出代議員
 日時:2017年10月1日13:00~16:45
 会場:武蔵浦和コミュニティセンター8階 第一集会室
 内容:「選書が苦手な認定司書の選書・配架術」湯川康宏氏(埼玉県立飯能
  高校)、「広がるつながる学校司書のコミュニケーション術」木下通子氏
  (埼玉県立春日部女子高校)
 参加費:200円
 懇親会会費:5,000円程度
 申込締切:講演会のみ 9月29日(金)、講演会+懇親会 9月22日(金)
 申込方法:お名前,連絡先をお知らせください
 申込・問合先:田沼澄子 FAX:0493-73-2168 E-mail:tanumasu★yahoo.co.jp
 
○図書館基礎講座2017 in関西
 主催:日本図書館協会図書館基礎講座関西地区実行委員会
 共催:和歌山大学クロスカル教育機構学術情報センター図書館
 日時:10月30日(月),11月7日(火)10:00-16:30
 会場:和歌山大学クロスカル教育機構学術情報センター図書館3階 マルチル
  ーム1(10月30日),和歌山県立図書館2階講義・研修室(11月7日)
 内容:1(10/30午前)著作権法と図書館(南亮一),2(10/30午後1)図書
  館サービスの動向(日置将之),特別講座1(10/30午後2)和歌山大学図書
  館の取り組み+施設見学(渡部幹雄・予定),3(11/7午前)図書館の基礎
 (相宗大督),4(11/7午後1)図書館の自由(奥野吉宏),特別講座2(11/7
  午後2)高齢者と絵本(喜多由美子)
 資料費:1科目200円(特別講座は無料)
 定員:先着順受付(10月30日:50名/11月7日:80名)
 申込方法:1名前,2電話番号,3所属,4受講希望科目を明記の上,Eメール
 で次まで 申込先:E-mail:jlakiso★gmail.com
 問合先:日本図書館協会・秦(TEL.03-3523-0816 FAX.03-3523-0841)

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◆求人情報
○千葉大学附属図書館本館 非常勤職員(事務補佐員)募集:1名
 応募締切日:平成29年8月28日(月)

○了徳寺大学附属図書館 パート職員:1名
 応募締切日:平成29年9月1日(金)

○東京外国語大学附属図書館 特定専門職員:1名
 応募締切日:平成29年9月25日(月)

○神戸大学附属図書館 事務補佐員(フルタイム職員)募集:1名
 応募締切日:平成29年9月4日(月)

○神戸大学附属図書館 事務補佐員(パートタイム職員)募集:1名
 応募締切日:平成29年9月4日(月)

○甲南大学 大学図書館業務(逐刊・受入れ担当)フルタイムスタッフ:1名
 応募締切日:平成29年9月30日(土)

○早稲田大学中央図書館ILL担当スタッフ募集:1名
 応募締切日:平成29年9月8日(金)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』8月号の発送は15日(火)に発送しました。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
(今回は『図書館雑誌』8月号とともにお届けする施設会員配付資料はありません。)

 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。
 http://www.jla.or.jp/membership/tabid/159/Default.aspx
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

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