令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2016/05/09

第797号

====================================================<2016/4/27発信>
             JLAメールマガジン  第797号
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   編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2016 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース 
○熊本地震への対応
 日本図書館協会図書館災害対策委員会は、4月25日に会合を行い、熊本県を中
 心に発生している地震による図書館の被災について次のような活動を行って
 いくこととした。
 ・被災状況の現状把握と情報提供
  市町村図書館の情報は、基本的に県立図書館を通じて行うが、広く公共・
  大学・学校図書館問わず情報提供のお願いをする。他機関や支援団体と連
  携し情報共有する。
 ・今後のための最低限の予防策等の提示
  余震、降雨が続くなか、特に水損被害は緊急の対応を呼びかける。蛍光灯
  やガラスの破損の対応も重要。 
 ・地元新聞、全国紙(地方版)の確保・保存のお願い
 ・被災図書館への支援を行うための募金
 以上は、図書館災害対策委員会ホームページなどに情報を掲載していく予定
 だが、まず、被災地および近隣の図書館へ向けて当面の予防策をとりまとめ
 て掲載した。
  被災図書館の方へ:
 http://www.jla.or.jp/committees//tabid/600/Default.aspx#yobousaku
 なお、日本図書館協会資料保存委員会では被災資料への対応に役立つリンク
 集を作成している。
 被災資料救済・資料防災情報源:
 http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/597/Default.aspx

○4月30日は図書館記念日 5月は図書館振興の月
 図書館記念日は日本図書館協会が図書館法公布の日を記念して制定したもの
 です。制定の経緯は下記ページをご参照ください。
 http://www.jla.or.jp/library/kinenbi/tabid/227/Default.aspx
 なお、「図書館記念日・図書館振興の月」のポスターは、施設会員および都
 道府県立図書館には3月に配布しましたので、ご活用ください。
 http://www.jla.or.jp/publications/goods/tabid/230/Default.aspx#kinenbiposter

○戦前の図書館記念日
 図書館法公布日の4月30日を図書館記念日と決めたのは1971年5月26日の全国
 図書館大会で、制定から45年目を迎えようとしている。戦前は4月2日であっ
 たが、これは85年前の1931(昭和6)年4月2日に帝国図書館長・松本喜一が
 昭和天皇に講話を行ったことを記念し、1932年制定されたものである。最近
 刊行された『昭和天皇実録 第5巻』(東京書籍)では、次のように記され
 ている。
 四月二日木曜日 午後二時、御学問所に出御され、帝国図書館長松本喜一よ
 り「図書館ノ使命」と題する講話をお聴きになる。松本は、日本における図
 書館発達の沿革と現在の情勢、英独米の諸国における図書館の概況、近代図
 書館の意義と使命、図書館の国際化等につき言上する。
 この記述は、松本の「御進講の恩命を拝して」(「図書館雑誌」1931年5月
 号)に酷似している。

○国会で武雄市図書館について質疑
 衆議院総務委員会は4月26日、指定管理の図書館問題について質疑が行われ
 た。田村貴昭議員(日本共産党)が武雄市図書館の指定管理者制度導入前と
 導入後の違いなどの写真を示しながら、「図書館の目的達成のため」になっ
 ていないのではないか、と質した。高市総務相や文部科学省審議官は、裁判
 となっているので具体的に触れることは避けたい、としながらも、指定管理
 者制度の趣旨・目的、総務省通知や「望ましい基準」の内容を述べた。
 総務省は2015年実施した指定管理者制度導入状況調査についてふれ、図書館
 における導入率は、都道府県9.5%、政令市21.5%、市区町村14.7%である
 と報告した。田村議員は、他の施設に比べ低い実態にあることは、図書館に
 はなじまない制度であることを示している、図書館を指定管理者制度から外
 すべきだと述べた。
 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=45811&media_type

○豊田市で、図書館の指定管理者制度問題についての署名運動が始まる
 愛知県豊田市の太田市長は、2月25日、豊田市中央図書館に来年4月から指定
 管理者制度を導入する方針を発表した。発表にいたるまで、図書館ボランテ
 ィア以外にその計画が知らされることはなく、3月議会でも十分な討議は行
 われないなど、拙速な導入に疑問をもった市民が集まり、4月16日「豊田市
 の図書館を考える市民の会」を設立した。指定管理者制度について学ぶ講演
 会を開くとともに、 “計画を凍結し、豊田市にふさわしい図書館のあり方
 について、市民を交えて再検討を行うこと”を求めて、5月20日まで「豊田
 市中央図書館への指定管理者制度導入の再検討を求める署名」活動を行って
 いる。

○「地方創生レファレンス大賞」レファレンス事例募集
 地方創生レファレンス大賞実行委員会(委員長:糸賀雅児慶應義塾大学教授)
 では、地域活性化や地域の課題解決に結びついたレファレンス事例を現在募
 集中。書類審査を通過された応募者には、11月9日(水)の「第18回図書館
 総合展」において、プレゼンテーションを実施していただき、厳正な審査を
 経て、各賞が授与される。応募締切は9月9日(金)(必着)。
 詳細HP:http://www.libraryfair.jp/news/3454
 問合せ・応募先:図書館総合展運営委員会 TEL:03-3357-1462 
  e-mail: LF★j-c-c.co.jp
 
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◆集会等のお知らせ
○図書館総合展2016フォーラム in 和歌山
 主催:図書館総合展運営委員会 共催:和歌山市民図書館
 日時:2016年5月14日(土)13:00~18:00 
 会場:和歌山市民会館
 講師:有吉玉青氏(大阪芸術大学教授)、山路正晴氏(和歌山市民図書館)、
  岡本真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)、中谷智樹氏(和
  歌山市民図書館)、橋本唯子氏(和歌山大学附属図書館 特任准教授)
 対象者:図書館に関心のあるすべての方  参加費:無料
 申込方法:https://www.prkcps.com/tosho2016/wakayama/
 問合先:http://www.libraryfair.jp/news/3453

○公開学習会「どこをおさえる? レファレンスのツボ」
 主催:学校図書館問題研究会兵庫支部
 日時:2016年 5月22日(日)14:00~16:30(受付:13:30~)
 会場:灘中学校灘高等学校図書館
 テーマ:「図書館の長所を活かすレファレンスサービスの考え方」
 講師:高田高史氏(神奈川県立川崎図書館)
 定員:60名(先着順)
 参加費::資料代 200円(学図研会員は無料)
 申込方法:「名前・所属・学図研会員か否か・参加者名簿への記載の可否」
  を記入の上メールで gakutohyogo2015★gmail.com (本件受付専用アドレス) 。
 締切:5月13日(金) ただし定員になり次第締め切ります。
 詳細HP:http://www.geocities.co.jp/NeverLand/7063/
 問合先:灘中学校灘高等学校 Tel. 078-411-7234(代表)

○第38回文化財の虫菌害・保存対策研修会
 主催:公益財団法人 文化財虫菌研究所
 日時:平成28年6月16日(木)、17日(金)
 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟小ホール
 対象:博物館・図書館・資料館等において展示・所蔵品や資料等の保存管理す
  る担当者など。
 受講料:研究所維持会員 25,000円 非維持会員 28,000円
 申込方法:参加申込書を記入し、受講料を添えて現金書留で送付。締切:6月
  8日(水)必着。※定員に達し次第、期限前でも申込を締め切ります。
 詳細HP:http://www.bunchuken.or.jp/events/977.html/
 問合先:公益財団法人 文化財虫菌研究所 研修会申込受付係
  Tel:03-3355-8355 Fax:03-3355-8356

○患者図書館司書養成講座(図書館員のための医学講座)
 日時:2016年6月から計5回(6/19、7/10、8/21、9/11、10/16)1回当たり
  4時間、日曜13:00~17:00
 会場:日本病院患者図書館協会
 内容:1)医学概論(講師は医師)、2)解剖・生理学(看護師)、3)患者図書
  館資料論(健康医療情報リテラシー論)
 受講資格:館種を問わず、すべての図書館員(現職の図書館員を優先)
  ※5回のうち少なくとも3回以上出席できる人
 参加費:1回 3,000円(一括払いも可)
 申込方法:詳細HP「登録フォーム」に所定事項入力(締切:6/15)
 詳細HP:http://www.jhpla.jp
 問合先:日本病院患者図書館協会 電話(03-3578-9988)、
   Email libraryp★mse.biglobe.ne.jp

○日本学校図書館学会静岡県支部 第13回研究会
 主催:日本学校図書館学会静岡県支部
 日時:平成28年6月19日(日)
 会場:藤枝市立駅南図書館 集会室
 内容:「授業で使おう! 学校図書館」質疑及び研究協議 
 講師(発表者):中山美由紀氏(東京学芸大学附属小金井小学校司書)
 参加費:会員は無料、一般は500円
 申込方法:同会会員は、6月13日(月)までに参加・不参加を下記まで連絡。
  同会員以外の方は、所属・氏名を下記までご連絡ください。当日参加可。
 問合先:日本学校図書館学会静岡県支部 事務局・ 海老原一彦(Tel. Fax.
  054-641-3195)

○東日本大震災に関する書類・写真の整理・保存講習会~震災の記録・証言を
 将来に活かすために~
 日時:6月27日(月)13:30~16:50(13:00開場)
 会場:コラッセふくしま 5F小研修室(福島市三河南町1番20号)
 内容:講義 川副 早央里氏(早稲田大学文学学術院文化構想学部現代人間論
  系助手「災害体験の記憶を記録に遺す-いわき明星大学震災アーカイブ室
  における証言記録の収集と保存の取組-」/講義 田中洋史氏(長岡市立中
  央図書館文書資料室室長)「長岡市災害復興文庫の構築と発信-中越大震
  災から東日本大震災へ-」/ワークショップ 田中洋史氏「東日本大震災避
  難所資料の整理と活用」
 定員:50名(先着順)
 詳細:国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく):
  http://kn.ndl.go.jp/information/467
 問合せ先:国立国会図書館電子情報部電子情報流通課 東日本大震災アーカ
  イブ担当 電話:03-3581-2331(代表)
 
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◆求人情報
○東京大学大学院人文社会系研究科・文学部図書室 短時間勤務有期雇用職員
 (事務補佐員)募集:若干名
 応募締切:平成28年5月13日(金)17時まで

○横浜商科大学図書館 図書館司書(パートタイム)募集:1名
 応募期限:平成28年5月20日(金)

○東京大学附属図書館情報サービス課事務補佐員募集:1名
 応募締切:平成28年5月13日(金)17時必着

○東京都看護協会図書室 図書館司書(正職員登用予定)募集:1名
 応募締切:平成28年5月13日(金)必着

○首都大学東京非常勤契約職員(南大沢・司書)公募:2名
 応募締切日:平成28年5月10日(火)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○【締切間近】2016年度中堅職員ステップアップ(2)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』3月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/603/Default.aspx
 問合先:研修事業委員会担当(kenshu★jla.or.jp TEL.03-3523-0818(直通))

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