RDA入門
目録規則の新たな展開
JLA図書館実践シリーズ 23
著者・編者:上田修一、蟹瀬智弘著
発行:日本図書館協会
発行年:2014.02
判型:B6判
頁数:205p
ISBN:978-4-8204-1319-6 本体価格:1,800円
内容:本書は、英語圏の図書館が使い始めた新たな目録規則「RDA」(Resource Description and Access)の解説書です。目録がカードからデータベースへと変わり、目録作成の環境も提供方法も大きく変化し、またデジタルデータの内容を記述するために新たな目録規則が求められてきました。RDAはこうした要望にこたえるべく、紆余曲折を経てまとまったものです。本書では、目録規則の変遷を追うとともに、次世代の目録の基盤となるRDAの特徴を説明し、さらに構成と内容をやさしく解説しています。グローバルな情報環境の中で、目録が担う新たな役割を理解し、今後の方向性を見定める上で、必備の書です。
【目次】
第Ⅰ部 FRBRまで:目録規則の変遷と現状
1章 図書館目録とは
2章 目録規則の変遷
3章 目録を構成する概念とその変化
4章 RDAの背景
第Ⅱ部 FRBRとRDA
1章 RDAとは
2章 RDAができるまで
3章 RDAの現状:世界的な標準になるのか
4章 RDAの日本の目録作成に及ぼす影響
第Ⅲ部 RDAの詳細
1章 RDAの主要項目の訳と解説
2章 想定されるレコード構成
付録 RDAの目次
引用文献
事項索引