「図書館学の五法則」をめぐる188の視点
『図書館の歩む道』読書会から
JLA図書館実践シリーズ 20
著者・編者:竹内悊編
発行:日本図書館協会
発行年:2012.04
判型:B6判
頁数:160p
ISBN:978-4-8204-1201-4 本体価格:1,700円
内容:『図書館の歩む道-ランガナタン博士の五法則に学ぶ』(2010年刊)を読む会が、同書解説者と13人の現役図書館員により、同年7月から始まりました。本書は読書会での検討の過程で、参加者が多角的な視点で「五法則」を見つめなおし、それに先生が答える形式で、「五法則」の広さと奥深さを学んでいく過程の記録です。「Ⅰ部 『図書館学の五法則』をめぐって」』は「五法則」をめぐる188の質問・意見に先生が答え、「Ⅱ部 『図書館の歩む道』読書会レポート」は参加者の感想となっています。図書館員が多忙な実務の中で、「五法則」について思索をめぐらし、あらためて自分たちの仕事を見つめなおしていく体験が描かれています。
【目次】
はじめに
Ⅰ部 「図書館学の五法則」をめぐって
1章 読書会の計画
2章 ランガナタンの世界とすべての始まり
3章 第一法則《本は利用するためのものである》:『歩む道』第1章
4章 第二法則《いずれの人にもすべて,その人の本を》:『歩む道』第2章
5章 第二法則とその浸透《いずれの人にもすべて,その人の本を》:『歩む道』第3章
6章 第二法則とその意味《いずれの人にもすべて,その人の本を》:『歩む道』第4章
7章 第三法則《いずれの本にもすべて,その読者を》:『歩む道』第5章
8章 第四法則《読者の時間を節約せよ》:『歩む道』第6章
9章 第五法則《図書館は成長する有機体である》:『歩む道』第7章
10章 私が学んだこと
Ⅱ部 『図書館の歩む道』読者会レポート
あとがき
索引