日本図書館協会学校図書館部会 幹事会会議録(第31期第2回)

 

日時 2007 630日 11:0015:00/ 場所 日本図書館協会

出席幹事:高橋恵美子・中村崇・笠川昭治・松本美智子・甫仮久美子・田沼澄子・長谷川優子・大口和枝

    (委任状による出席)木下通子・谷嶋正彦・鈴木啓子・永井悦重

出席監事:中村登世子

 

1.報告・連絡

 

(1)図書館雑誌編集委員会(長谷川)

 ○大会関係原稿の確認

 ○8月号「武器としての図書館評価」、笠川さんに執筆依頼している。

 ○連載の小コーナー「ウチの図書館お宝紹介」に、近く千葉の盲学校の記事が載る予定。独自資料が多いらしい。

 ○10月号の特集は「図書館の応援団(仮)」を予定。図書館の外部にいて、社会的存在としての図書館を考えている人・団体や、様々な立場で応援している人・団体などを取りあげたい。

   ↓

  候補1)「学校図書館を考える会・近畿」

  候補2)授業などで活用している教員、という視点でどなたか

  ※(参考)幹事会の中で出た主な意見(議論の経過)

   「学校図書館を考える会・近畿などは適切だが、あまりにも有名で既に良く知られている ような気もする、どうか?」

   「有名ではあるが、図書館雑誌の読者は学校図書館関係の人より公共図書館関係の人が多 い。その意味でも適切と思う」

   「授業での活用者、という視点は学校図書館ならではで面白いかもしれない」 など

 (結論)

   全体のテーマは「住民側からの応援」といったものなので、例えば「学校図書館を考える会・近畿」のような「団体」の記事の方が適当ではないか。

 ○今後検討中の特集としては「教育基本法と図書館」など

 ○学校図書館に関する連載企画もできれば実現したい。担当としては、主たる読者は公共図書館職員を想定し、学校図書館への理解を広めるとともに、学校との連携を考えている人などに向けても情報を発信していきたい。

   例えば、公共図書館との連携に成果を得ているところもあるが壁を感じているケースや、態勢を整えたのでより利用してほしいという声、など。

   本当の学校図書館はこう使われている、という姿を示せればと思う。

 ○地方とも連絡をとりたい。図書館雑誌編集委員は、どうしても東京近県のみ。

  例えば、「通信員」のような形は考えられないかと思っている。「通信員」は今後募集していきたい。

  この件の募集広報担当:長谷川

 ○今後、「ウチの図書館お宝紹介!」や「レファレンス三題噺」への原稿推薦をお願いしたいのでそれぞれで検討してもらいたい。

   「レファレンス三題噺」は見開き2ページ約3000字。写真含むも可。

   12月号以降に向けて。

   通常、掲載月の前々月中旬が締切(12月号なら10月中旬)

   まず12月号の「レファレンス三題噺」を、書いてもらえそうな方はいないだろうか?

 (結論)

 候補1)関西で出せないか?(関西の幹事に打診したい。鈴木さんならどなたかご存じなのではないか?)

 候補2)東京で、定時制高校特有の生徒との関わりを含めた話はどうか?(レファレンスとはいえ、その質問の背景まで含めて生徒と関わらざるを得ないことなど、単純なレファレンスでは済まない事例などを)

 関東の記事が続くので、今回はできれば関西の方に執筆をお願いしたい。

  候補2の記事も、いずれ掲載したいので東京の幹事が執筆依頼してみる。

 今後に向けても、各幹事がそれぞれ周囲をあたる。執筆の承諾が得られたら長谷川さんに連  絡

 ※上記各内容については、今後随時、他の幹事や部会員の皆様からもご意見・情報をお寄せ下  さい。

 

2.係分担について

 

 ・部会報編集→8月:大口・中村

        11月:神奈川の幹事で担当

        3月:関西でどなたか担当して頂けないか?(印刷・発送などは東京で担当す           るので)

 ・図書館政策企画委員会委員→中村(崇)

 ・図書館雑誌編集委員→長谷川

 ・会計担当→松本

 ・ホームページ担当→笠川

 ・メーリングリスト担当→田沼

 ・ボランティア・住民運動諸団体との連絡/・民間教育団体(日本学校図書館学会など)との  連絡の担当者を、関西でどなたか担当して頂けないか? 或いは、梅本さんにお願いできな  いか。 →長谷川さんからお願いしてみる

  次回幹事会でも検討する。

 ・図書館年鑑→次回幹事会で決定

 ・東京大会の実務委員会・分科会実行委員→部会長が協会と連絡をとりつつ、必要に応じて出  していく。松本・甫仮を候補としておく。必要あれば関東近県の幹事でカバーする。

 ・現代の図書館編集委員会との連絡係→保留

 ・IFLA/世界学校図書館協議会等→保留

 

3.図書館大会第4分科会について

 

○午前の講演については、部会長が講師と連絡をとる。内容については、参加申込書にある内容 を意識しつつも、作家の思いや経験なども語ってもらえると良い。

○午後の構成について

 以下の構成で準備を進める

  13:0014:00 山口真也氏研究発表

  14:0015:00 研究討議

  15:0015:15 休憩

  15:1516:00 著作権委員会研究発表

  16:0016:30 研究討議

○自由委員会部分は松井さんに連絡・進行役を依頼したい。

 松井さんには部会長から連絡する。

 講師の山口さんからのメールをもとに以下の通り内容を確認。

 (予定している内容)

 「学校図書館と読書の自由:貸出記録の教育的利用問題を中心に」というテーマで、プライバシー保護、それに基づく読書の自由の実現という観点から見た場合の貸出記録を読書指導、生活指導で利用することの是非について、調査結果を報告し、全国的な議論、調査の必要性について問題提起するような内容とする予定。

○著作権委員会部分は、7/2に著作権委員会が行われるので、そこで学図部会から上記内容を連絡する。著作権委員会側で講師などが決まることになっている。

 著作権委員会との連絡担当は大口さん。

○「大会要綱」の原稿依頼

 連絡担当:自由委員会松井、著作権委員会大口

○図書館雑誌用の原稿は、7/20締切。高橋部会長が担当。

○係分担

 午前  司会進行:長谷川       記録・報告原稿:田沼

     受付:中村(崇)・松本    会場担当(兼マイク):大口

 午後  司会進行:松井        記録・報告原稿:(未定)

     受付:中村(登)・甫仮    会場担当(兼マイク):笠川

 

4.広報について/学図部会会員の連絡・幹事会への会員参加について

 

(1)部会ホームページについて

 笠川担当幹事から概要の提案があり、以下のように決定した。

 日本図書館協会ホームページ内に設置することとなった。

 

  1.基本的な考え方

  (1) まずは部会員向けに、部会の活動内容や幹事会の様子、図書館大会に向けた準備の様子   などをきちんと伝えるものを中心に構成・運営する。

  (2) 学校図書館に関する重要な動きなどについては精選して扱い、必要に応じて部会として   の見解を表明する場とする。

  2.主な構成

   ○部会の紹介

   ○主な活動

   ○部会役員一覧

   ○部会長挨拶

   ○行事案内

   ○部会規程等

   ○部会報(今後予定)

   ○幹事会開催のお知らせ、総会・幹事会議案書・議事録

   ○メーリングリスト参加の案内

   ○学校図書館をめぐる動き(必要に応じて部会としての対応、意見表明)

   ○学校図書館リンク集

   ○学校図書館部会についてのお問い合わせ

 

(2)部会報について

○今年度は3回発行を予定

 (1)8月下旬か9月初め頃…図書館大会の案内・お誘いを中心に

 (2)11月頃…図書館大会報告を中心に

 (3)3月初め頃…内容未定

○次号の編集担当は大口・中村

○次号の構成

 ・巻頭に「学図部会に期待すること」などのテーマで、理事長か事務局長に寄稿依頼する。

 ・大会の案内・PR

 ・総会の報告

 ・部会報への原稿募集の告知

  内容は、実践報告記事、「学図部会に期待すること」、その他自由

 ・図書館雑誌編集委員会や幹事会からのお知らせなど

○9月号締切は8月17日(金)。大口または中村まで。

 

(3)メーリングリストの運営について

○参加できる人は、以下の条件を満たす人とする。

(1)部会員であること

(2)氏名(本名)・所属又は連絡先・メールアドレスを幹事会に明らかにして申し込むこと

(3)発信メールは本名で行うこと

○おおむね以上の内容で次号部会報に掲載する。さらに検討が必要なことがあれば次回幹事会で 検討する。

 

5.来年度夏季研究集会・来年度図書館大会兵庫大会分科会について

 

 次回幹事会で検討する。

 内容・候補地など各自検討して持ち寄る。

 

6.その他

 

(1)2007.6.10.の朝日新聞の記事について

 学校司書の仕事を「図書の整理や貸出」と表記するなど一部問題がある。

高橋部会長が、部会長であることを記して、私信の形で手紙を送る。

 内容については、メーリングリストで検討してから送る。

 

7.次回幹事会

 

 8/26(日)11:0014:00 日本図書館協会5階第1会議室

                                        以上