「開こう! 障害者サービス研修会」のご案内
各地の障害者サービスに関する研修会をサポートします
障害者サービス委員会では、みなさんが各地で企画される障害者サービスに関する研修会にできる限りの支援を行います。
例えば、研修会の内容・企画立案に関する相談、講師の紹介、講師の派遣等を行います。
以下に利用方法や、応じられる研修会のテーマ等についてお知らせしますので、ぜひ積極的にご活用ください。
1 内容
(1)各地の図書館・図書館協会・研究会・有志グループ等が計画する、障害者サービスに関する研修会をサポートします。
(2)支援内容
(A) 研修会の内容や企画立案についての相談
(B) 研修会講師の紹介
(C) 研修会への講師派遣(委員会委員)
2 講師派遣・紹介の条件
(1)職員参加者が概ね10人程度見込まれること。
(2)会場費・講師交通費の負担ができること。
(3)短期間の連続講習会でないこと(その内の1日のみは可)
(4)1回2名以内であること。
3 講師の紹介や派遣に応じられる研修会のテーマ
(具体例は下記を参照してください)
(1)障害者サービスの総論
(2)いろいろな図書館の事例発表
(3)障害者サービスの対象、利用者理解
(4)サービス各論
(5)障害者サービス用資料とその製作
(6)図書館協力者(資料製作者と対面朗読者)に関すること
(7)障害者サービスと著作権
(8)図書館見学希望への対応
4 申し込み方法
(1)申し込み・問合わせは、なるべく電子メールまたはファクシミリでお願いします。
(2)メールの場合は、担当者名、所属、連絡先電話番号、研修会主催者、会場、対象、(開催日)、(研修会テーマ)、(研修会の内容)をご記入の上
(カッコ内は書ける範囲でけっこうです)、下記アドレスに送信してください。題名は「開こう、障害者サービス研修会申し込み」としてください。
(3)ファクシミリの場合は、申し込み書(ワードファイル)を印刷し、必要事項をご記入の上、下記までお願いします。
(4)申し込み確認後、担当者から直接連絡を差し上げます。
(5)特に実施期間や申し込み期限等はありません。
(6)申し込み・問合わせ先 日本図書館協会 障害者サービス委員会事務局
Eメール info@jla.or.jp
※ (スパム防止のため、@は全角で記載しております)
電話 03−3523−0811
FAX 03−3523−0841
〒104-0033 東京都中央区新川1−11−14
(1)総論
- 障害者サービスの理念と基本的なサービス
- 始めよう障害者サービス
- 障害者の権利条約と図書館の障害者サービス
- 著作権法の改正で図書館の障害者サービスはどう変わるか
- (状況をお聞きした上で)障害者サービス向上のために必要なこと
- 市町村立図書館の障害者サービス
- 都道府県立図書館の障害者サービス
- 公共図書館でDAISYに取り組むために
- 障害者サービスのPR
- 障害者・高齢者に配慮した施設・設備
- 点字の読み書き(職員向け)
- 障害を持つ図書館利用者のためのIT機器
- 障害者に配慮したホームページの作成
(2)事例発表
(3)利用者理解
- 図書館利用に障害のある人とは
- 障害者理解と接し方
- 障害者の読書・学習環境の現状
- 弱視者の生活と大活字本
- 聴覚障害・学習障害等を理解するために
(4)サービス各論
- 視覚障害者へのサービス
- 聴覚障害者へのサービス
- 対面朗読
- 郵送貸出
- 宅配
- 施設入所者へのサービス
- 入院患者サービス
- 高齢者サービス
- 多文化サービス
(5)障害者サービス用資料とその製作
- 障害者サービス用資料とその活用・製作方法
- DAISY・録音資料
- 点字資料
- 拡大文字資料(拡大写本・大活字本)
- 布の絵本・手で読む絵本
- マルチメディアDAISY
(6)図書館協力者(資料製作者と対面朗読者)に関すること
- 図書館協力者のあり方と図書館との関係
- 朗読・音訳者の養成・育成方法
- 点訳者の養成・育成方法
- DAISY編集者の養成・育成方法
- よい録音資料を製作するために
(7)障害者サービスと著作権法
- 障害者サービスと著作権法(概論)
- 改正著作権法の解説
- 改正著作権法で障害者サービスはどう変わるか
(8)図書館見学希望への対応
Copyright(C)2010 日本図書館協会障害者サービス委員会
最終更新日:2010年9月21日