日本図書館協会>図書館の自由委員会>連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」
図書館の自由委員会では、「貸出業務へのコンピュータ導入に伴う個人情報の保護に関する基準」を見直し、新たなガイドラインの策定に向けて検討するための連続セミナーを実施することになりました。
このあと連続セミナーでの議論を踏まえ、2013年度全国図書館大会・福岡大会の分科会でさらに論点整理を進めていきたいと思っています。
詳細については、今後JLAメールマガジン、当委員会のサイトで告知します。
また、フェイスブック公開グループ「連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」」などでも案内する予定ですので、フェイスブック利用の方はご参照ください(http://www.facebook.com/groups/137584779758257/)。
New!第1回セミナーのうち山家篤夫氏の当日資料を掲載しました。
New!第2回セミナー(大谷卓史氏)の当日資料へのリンクを掲載しました。
主催:自由セミナー実行委員会(代表:西河内 靖泰(日本図書館協会図書館の自由委員会委員長))
後援:日本図書館協会 問合せ先:日本図書館協会 企画調査部 菊地
申込:問合わせ メール:smnr2013jiyu(アト)gmail.com (アトの部分は@にしてください) 申込受付中です!
会場費&資料費として500円を当日ご負担お願いします。
第1回・第2回では、歴史的経緯と今日の課題、公共図書館の現場で必要な知識や問題、情報倫理学分野でのプライバシーや監視社会に関する話題を提供いただきます。
*案内のチラシ(PDF・165KB)です。印刷してお使いください。
(参考:平成25年度(第99回)全国図書館大会福岡大会第7分科会/図書館の自由 「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」 →概要紹介はこちらをご覧ください)
新たな技術の進展から生まれる「図書館の自由」の多くの課題は、内向きで非生産性的な論議だけで克服できるものではありません。
連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」のプレ企画として、若手研究者の岡部晋典氏から、現場での「図書館の自由」の「理念」と「現実」のせめぎ合いについて問題提起いただき、続いてARGの岡本真氏、西河内靖泰氏、司会の南亮一氏をまじえたトークセッションを開催します。
市民・すべての館種の図書館員、また図書館関係以外のどなたでも、お気軽にご参加ください。
*岡部晋典氏のエッセイ「錆びはじめてきた、図書館の伝家の宝刀を研ぐことは可能か」(リポート笠間53号)は
ウェブで全文が読めます!(外部サイトに移動します)http://kasamashoin.jp/2012/11/53_2.html
*プレ企画を紹介するチラシです。ウェブにアクセスしにくい方へご案内ください。
講師:山家篤夫(日本図書館協会図書館の自由委員会東地区委員長)/西口光夫(豊中市立岡町図書館)
講師:大谷卓史(吉備国際大学准教授)
New!当日資料はこちらの大谷先生の業績ページ http://researchmap.jp/read0139675/ からご覧いただけます。
当日プレゼン資料(会場での質疑についての追加を含む) url は以下のとおりです。
http://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=50071
講師:吉本龍司(株式会社カーリル代表取締役)
図書館システムやサービスについて、危惧される問題点や図書館に求められる対応を、カーリルの活動を含めてお話しいただきます
*17:30より、会場の4階にある大阪産業労働資料館エル・ライブラリーの見学会を開催します。あわせてお申込みください(要・事前申込)。
エル・ライブラリーの紹介(外部サイトに異動します http://shaunkyo.jp/
テーマ:みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由
情報通信技術が急激に発達する今日、「ビッグデータ」を活用するなどの動きは図書館の世界とも無縁ではありません。
貸出や検索の履歴、SDIサービスなどの個人のプライバシー、内心の秘密に関連する多くのデータを取り扱っています。
本分科会では、情報ネットワーク法学の第一人者である岡村久道弁護士に基調講演をいただき、法律の観点からの理解を深めます。
さらに、学校図書館での貸出履歴についての報告と、自由委員会を中心として開催した連続セミナーの概要を報告し、適切なガイドラインの策定に向けて論点整理をおこないます。